著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

パリ講和会議によって戦間期がドイツの復讐の期間となった

公開日: 更新日:
パリ講和会議(ベルサイユ会議に出席したドイツ代表団) (C)World History Archive/ニューズコム/共同通信イメージズ

 ドイツが結局、敗戦を受け入れたのは西部戦線でも連合軍に押されていったこともあるが、兵士の間に勝ち目の薄れた戦争にすっかり嫌気がさしたり、後方のドイツ社会で戦争反対による革命の機運が盛り上がってきたこともあった。しかも1918年も月日が経過するにつれ、同盟国の離脱も進み、ドイツの… 

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