三輪記子 それ、当たり前のことですか?
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兵庫県知事選 問われる「違法性」と「適法性」
2024年、このコラムを書くようになって公職選挙法について触れることが多い気がする。7月は「事前運動」について触れ、それだけで起訴され有罪になる事案は見当たらないと指摘した。選挙人買収(公選法221…
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カウントダウンに入った「選択的夫婦別姓」実現とトラップ
衆議院の構成が変わり、いわゆる「少数与党」状態になったわけですが、いま私が一番注目しているのは法務委員会の動きです。委員長は立憲民主党の西村智奈美さんだし、理事のひとりである井出庸生さんは、自民党に…
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誰が本当の選良なのか…再審法改正は政治主導で進めてほしい
このコラムが掲載されるのは衆院選後。結果を見る前に書いていることをお断りしつつ──。 選挙が終わっただけでは課題は解決しないので、あらためて今後の日本の課題について考え続けたいと思う。選択的…
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「間違いを認めない人」「前言撤回する人」が併存…どうしてこうなった?
人間誰でもミスをするものである。ミスをした人には寛容でありたいですよね。自分もミスをするので。それではミスをした場合にはどうするか? 何が間違っていたのか原因をつきとめ、謝罪し、再発防止策を講じる……
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統一教会と「信教の自由」をめぐる問題は次期政権でも要注視
岸田政権の「レガシー」のうち、忘れられているか、あるいは記憶が薄れがちになっているのは統一教会(現・世界平和統一家庭連合)をめぐる問題ではないだろうか。 安倍元首相の銃撃事件に端を発して注目…
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私は「戦前」を生きたくない…求む、世界平和に貢献するリーダー
先々週は79回目の「終戦記念日」だったが、その前日に「広島出身」が触れ込みの東京育ちの総理が来月の自民党総裁選への不出馬を表明した。 「広島出身」とわざわざかっこ付きにしたのはもちろん皮肉であ…
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裏金に香典買収…議会をクリーンにして「政治とカネ」の議論を
公職の候補者等は、当該選挙区内にある者に対し、いかなる名義をもつてするを問わず、寄付をしてはならないと公職選挙法199条の2第1項で定められている。政治家等による選挙区民への寄付の禁止である。特定の…
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旧優生保護法の違憲判決は、過ちを続ける私たちへの警句でもあるのです
今月3日、旧優生保護法に基づく強制不妊治療をめぐり、原告らが国家賠償請求を求めていた事件について最高裁大法廷が全員一致で違憲判決を下し、原告らの請求を認めた。 旧優生保護法は敗戦後の1948…
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都知事選でも騒動に…知っておきたい「事前運動」と「政治活動」の違い
選挙運動については、期間制限がある。巷で事前運動の禁止といわれているものである。公職選挙法129条は「選挙運動は、各選挙につき、(中略)公職の候補者の届出のあつた日から当該選挙の期日の前日まででなけ…
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怒るべきに怒らないと社会のモラルはどんどん低下します!
「政治資金規正法の一部を改正する法律案に対する修正案」が衆議院で可決され、参議院の特別委員会で審議が続いている。この法案は「ザル法」などと言われていますが、どれくらいのザル法なのか、みなさん確認されま…
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選挙報道の自由が特例であり続ける理由
選挙が近い。前回もそれに絡むコラムを書いたが、今回は「選挙報道」(の自由)について考えてみたい。 公職選挙法は第13章に「選挙運動」が規定されていて、第13章は同法の129条から178条の3…
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東京15区の選挙妨害と札幌のヤジ排除は異なる事案 ヤジは原則として自由、規制拡大は不要です
公職選挙法225条は選挙の自由妨害罪を定めており、同条違反の疑いで強制捜査が始まったという報道がある。まず一番言いたいことは北海道で警察官らによる市民の排除が問題になった事案と本件では適用される法条…
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公職選挙法と経歴詐称…政治家が負う「責任」とは?
東京都の小池百合子知事の周辺が騒がしい。4年前に出版された「女帝」で指摘された学歴詐称問題が再燃している。ここで、公職選挙法上の経歴詐称についてきちんとおさえたい。 公選法は235条で「虚偽…
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同性婚が認められないことが「当たり前」だった時代が動こうとしている
令和6(2024)年4月。女性初の弁護士の一人であり、戦後裁判官になる三淵嘉子さんをモデルにしたNHK連続テレビ小説「虎に翼」が始まりました。昭和13(1938)年に彼女が司法試験に合格した当時は女…