週刊誌からみた「ニッポンの後退」
-
韓国という国がなぜか羨ましい…大統領の暴挙にすぐ立ち上がった市民の意識
私が北朝鮮に行ったのは1985年の5月だった。 金日成が君臨し、レーガン・中曽根・全斗煥といわれていた時代であった。一人で1カ月間という条件。後で知ったのだが、民間人としては作家の小田実以来…
-
旧ジャニーズ激怒し紅白出場を“固辞”…Nスペ「ジャニー喜多川特集」放送後に起こっていること
私は年末のNHK紅白歌合戦を見ないことに決めた。 旧ジャニーズのメンバーが出ないからではない。出演交渉の過程でNHKが今もなおジャニーズの“支配下”にあることが明らかになったからである。 …
-
瀬戸大也は“ビョーキ”衰えず…不倫夫をかばい続けた馬淵優佳もとうとう離婚を決意
「俺はアスリート。SEXは放尿と一緒」「こいつにも遺伝子を植え付けるか。外で子どもができても認知して責任とる」 かつて水泳界のスーパースターだった瀬戸大也(30)は、常々こううそぶいていたとい…
-
「社会の分断」から「内戦」の時代へ トランプと斎藤元彦知事の支持者はエリート層が大っ嫌い
アメリカ大統領選で、有権者が最も重視したのは「経済」ではなく「民主主義」だった。 「リベラル勢力には、司法への圧力や議会への暴力で選挙の結果を覆そうと試み、ヘイトを扇動するトランプ氏の言動こそ…
-
百田尚樹「30歳以上で子宮摘出」発言謝罪と松本人志の声明文に見える「危険な共通項」
「女性は大学禁止。25歳以上は結婚禁止。女性は30歳以上になったら、子宮を摘出させる」 「SFやで~」と言い訳しながら、女性の出産を促すためにはこれくらいのことをしないと……。自身のユーチューブ…
-
大谷翔平はなぜワールドシリーズで活躍できなかったのか…ハワイで現地英語TV中継を見ながら考えた
先月20日から月初めまでハワイに行ってきた。 安い宿を借りて自炊。朝は海辺をひたすら歩き、午後は浜辺のビーチチェアに寝そべって、プレスリーの「ブルー・ハワイ」を聴きながら、何とも心地よい風に…
-
元少年隊・錦織一清もジャニー喜多川を批判…それなのにNHK会長“欲望”優先の浅はかさ
「僕たちは犯罪者に育てられた子どもたちなんだよね。自分が川で溺れているときに助けてくれた人が、実は殺人犯だったらどうするかって話で」 これは週刊文春(10月24日号)の阿川佐和子の対談に登場し…
-
年収5000万円もありながら“2つの病”に勝てなかったジャンポケ斉藤慎二の転落
アンジャッシュ渡部建の「多目的トイレ不倫」を超える“色情狂”は出てこないと思っていたが、ジャンポケの斉藤慎二(41)が軽々と超えてみせた。 テレビ番組撮影中、ロケバスの中で共演していた初対面…
-
4年前の石破茂インタビューを再読すると…同じ人間の言葉とは到底思えない
総裁選に出た9人の中で一番選んではいけなかったのは石破茂だった。“変節漢”とは石破のような人間のことをいうのだ。 小泉進次郎は週刊文春(10月10日号)で阿川佐和子に、総裁選で敗れた悔しさを…
-
中国深圳・男児刺殺事件 日中関係の悪化を食い止めた父親の手紙を慟哭して読んだ
9月18日の朝、中国南部・広東省深圳市で10歳の男児が刺殺される事件が起きた。 日本人の父と中国人の母を持つ日本国籍の男児。現地当局の発表によると、犯人は鍾(44)。刺した後、その場に呆然と…
-
紀州のドンファン事件「完全犯罪」と須藤早貴被告の命運…「ロス疑惑」の二の舞はないのか
「これは完全犯罪だ」 紀州ドン・ファン殺人事件の初公判の冒頭陳述で、検察側はそう主張した。 つまり、自白も物的証拠もないが、状況証拠から鑑みて、須藤早貴被告(28)が犯人に違いないと考…
-
吉永小百合の夫が亡くなった…結婚前後のサユリストの“熱狂と羨望と絶望”を振り返る
吉永小百合の夫・岡田太郎が亡くなった。享年94。 昨年暮れに胆のうがんと診断されたが、その後転移。9月3日、小百合はメディアに発表した自筆の文書の中で、「寄り添って看取ることが出来ました」「…
-
四面楚歌なのに辞任拒否…斎藤元彦兵庫県知事「逃げない理屈」を考えてみた
斎藤元彦兵庫県知事(46)はなぜ辞めないのだろうか。 総裁選を凌駕する注目を集め、メディア、兵庫県民、日本中から「知事失格」という批判を受け、斎藤の疑惑を追及する百条委員会ができ、自民党、遅…
-
そんなに女性天皇がいやなのか…最近の雅子皇后いじめの裏にあるもの
雅子皇后に“異変”が起きていると週刊誌が騒いでいる。 週刊新潮(9月5日号)によれば、今夏、那須の御用邸へ静養へ行く際、天皇皇后は珍しくお召し列車ではなく全ての行程を車で行かれたというのであ…
-
コメ不足の“犯人”は明らかだ 米国頼みの食糧政策に危機感ゼロのメディアと日本国民
「令和の米騒動」だと騒いでいる。 メディアは、猛暑で米が不作だった、南海トラフ地震が来るかもしれないと備蓄を始めた、米を目当てに来る外国人観光客が増えたからだと理由を並べるが、どれも的を射てな…
-
男も惚れたアラン・ドロンの魅力…引き裂かれた“日本人妻”に最期まで会いたがっていた
世の男たちをして、その美貌に嫉妬させた“世紀の二枚目”アラン・ドロンが亡くなった。享年88。 私が映画「太陽がいっぱい」(日本公開は1960年)を初めて見たのは20代初め。悲しいまでに美しい…
-
週刊誌2誌で評価は真っ二つ…悠仁さまがそれでも「東大に合格」できる仕組み
秋篠宮家の長男・悠仁さん(17)の「東大合格」がほぼ決まった。週刊新潮(8月15・22日号)は巻頭でそう打った。同日発売の週刊文春は「悠仁さまは筑附高では“異例の成績”」だと、東大への推薦入学に疑問…
-
無名の自民党参院議員だった広瀬めぐみを“主役”に押し上げた性欲と金銭欲
このところ週刊文春の後塵を拝してきた週刊誌の“老舗”週刊新潮が報じた、広瀬めぐみ自民党参院議員(58)の連続スキャンダルが、東京地検特捜部を動かす事態になった。同慶の至りである。 永田町でも…
-
悪夢なら覚めてくれ…綾瀬はるかファンを襲った“衝撃”
私は吉永小百合の次に綾瀬はるかが好きだ。 「おっぱいバレー」で、映画の中の中学生部員たちと同じように、いつ綾瀬のオッパイが見られるのか、ドキドキしながら見たときから好きになった。 “オ…
-
米大統領選「ハリスの楽勝はないのか」を考えてみた…バイデンが巧妙なアシスト
「もしトラ」が「確トラ」に──。日本の多くのメディアはバイデンが大統領選から撤退した日の朝、そう報じた。 トランプが銃撃された直後、星条旗を背景に血を流しながら拳を突き上げたトランプの姿を捉え…