週刊誌からみた「ニッポンの後退」
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誰にでも忍び寄る認知症の恐怖…橋幸夫は団塊世代の青春そのものだった
われわれ団塊の世代が3人集まると「認知症」の話である。末期のすい臓がんを奇跡的に克服した友人も「認知症だけにはなりたくない」と呟く。 時代を先取りした有吉佐和子が認知症老人の壮絶な生態を赤裸…
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高山正之コラム打ち切り…その前に週刊新潮がやるべきだったこと
70年近い歴史を持つ週刊新潮がついに休刊? ──そんな思いが脳裏をよぎった。 新潮は23年間続けてきた高山正之の連載コラム「変見自在」を8月28日号で打ち切った。7月31日号で高山は、朝鮮半…
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大谷翔平「頂点」の終わりを告げる異変の数々…今度は代理人がハワイ別荘地案件で訴訟沙汰
大谷翔平が「散り時」を考え始めた。 Number(1125号)の特別インタビューで、大谷はこう語っている。 「どうやって自分が最後、散っていくのかを考えなきゃいけないと思っています。(…
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文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?
中居正広が元フジ女性アナに行った「性暴力」の全貌が分かったと週刊文春(8月14.21日号)が報じている。 彼女は2023年6月2日の“事件”当夜、中居の住む目黒区のマンションに向かった。中居…
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戦後80年。無関心な若者たち…「戦争を語り継ぐ」ことを困難にしているのは誰か
私は日本が戦争に敗れた年の秋に生まれた。激動の「戦後80年」は私の人生とそのまま重なる。 戦争は知らないが、戦争が残した“傷痕”は知っている。疎開先の新潟から東京に戻った時、駅のホームから見…
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参政党は言行一致の政党だった!「多夫多妻」の提唱通り、党内は不倫やら略奪婚が花盛り
「日本人ファースト」で議席を大幅に伸ばした参政党だが、次の衆院選のキャッチフレーズは「“不倫は文化”に賛成党」となるのではないか。 週刊文春は満を持していたのだろう。7月31日号で「不倫&略奪…
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謎を深めただけの「ラストインタビュー」 藤島ジュリー景子の話題の本を読んで「それはあり得ない」と思った部分
「知らなかったでは決してすまされない話だと思っておりますが、知りませんでした」 2年前の2023年5月14日、藤島ジュリー景子(旧ジャニーズ事務所代表取締役)は「ジャニー喜多川の性加害事件」に…
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君はそれでも参政党に投票するのか…若者たちの“熱狂”が引き寄せる「徴兵制」「治安維持法」
今回の参議院選で若者たちから“熱狂的”な支持を得ているといわれる参政党。代表は神谷宗幣(そうへい)、47歳。キャッチフレーズは「日本人ファースト」。トランプの「アメリカファースト」のモノマネだが、あ…
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摘発されたSNS変態教師グループのあまりにまっとうな外ヅラ
「昨年夏から今年1月にかけて、駅のホームや路上で繰り返し“陰茎”を露出していた」「15歳の少女が背負っていたリュックサックに精液を付着させた」「給食時間、瓶にためていた自身の精液をスープに混ぜて児童に…
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文春が報じた埼玉の「頭蓋骨殺人」の衝撃…屍体との性交や解体願望は子どもの頃に芽生える?
出会い系アプリで知り合ったばかりの人間と意気投合してラブホへ入ったとする。その人間が「真正ネクロフィリア(死体性愛者)」だったら……。 そうした嗜好を持つのは男とは限らない。2年前、札幌市の…
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映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV
映画「国宝」は、歌舞伎ファンではない私でも時を忘れて楽しめた、“100年に1本の芸道映画”である。 芥川賞作家の吉田修一が3年間、自ら黒衣をまとい、楽屋に入って書き上げた。監督は映画「フラガ…
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「愛子天皇」が国民の総意になってきた 保守系の読売新聞も異議なし
将来の天皇の座を約束されている秋篠宮家の悠仁さん(18)は、ピッカピカの筑波大1年生。多くの週刊誌でキャンパスライフを満喫している様子が報じられている。 週刊現代(5月26日号)によれば、5…
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「巨人軍監督 大谷翔平」…長嶋茂雄の悲願と、そして語られざる家庭問題
長嶋茂雄は亡くなる寸前まで“不屈の精神”を発揮した。葬儀の挨拶で、次女の三奈がこう語った。 「6月3日、朝6時過ぎに、病室におりまして、脈拍と血圧の数値が0になったんですが、よく見ると、波形が…
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長嶋茂雄と接点を持てた幸せ ふぐ刺しの“長嶋食い”を披露しながら語った家族のこと
私は父子2代の由緒正しい巨人ファンだった。 父は読売新聞の野球部(同好会のようなものではなかったか)で、時々、多摩川の巨人軍の練習場に小さかった私を連れて行った。そこで「背番号16」の川上哲…
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秋篠宮家の初孫、慶事なのに…眞子さんの出産をテレビ・新聞は当初スルー、宮内庁発表が遅れたミステリー
「小室眞子さんが出産した」という待ちに待った朗報が五月晴れの日本中を駆け巡った。 元々の発信元は女性セブン(6月5.12日号=5月22日発売)である。セブンによれば、小室夫妻は3月に、ニューヨ…
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「嵐」解散ツアーは売り上げ500億円? オイオイ、どんだけ儲けるつもりだよ
2020年に活動休止してから4年以上もの間、そのうち活動再開するとにおわせ続け、高額なファンクラブ会費を収奪していた「嵐」という“おっさん”グループは、「やるやる詐欺」集団といわれても仕方なかったの…
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天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか
天皇家のプライベートマネーが盗まれていた! 宮内庁は5月1日、天皇一家の生活費にあたる「内廷費」を窃盗していた20代の侍従職を懲戒免職にしたと発表した。盗まれた360万円はすでに弁済されてい…
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警察はやる気があるのか? 今度は川崎でストーカー被害の20歳女性が殺される
またも警察はストーカー被害の20歳の女性を“見殺し”にしてしまった。 警視庁のHPには「ストーカー行為の被害に不安を覚えたら迷わず警察に相談して下さい。あなたにとって最善の解決方法をみつけま…
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永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない
女優・永野芽郁(25)と酔っぱらいの“おっさん俳優”田中圭(40)との不倫愛は、読後、この手の記事としては珍しくほのぼのとした余韻が残った。 永野はNHK朝ドラ「半分、青い。」でブレーク。日…
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今度は「ニュース7」の畠山衣美が…NHKの男女はなぜ「不倫がお好き」なのか
TBS系で4月から始まった“自虐”ドラマ「キャスター」で、主演の阿部寛が今の腑抜けた報道番組をこう斬って捨てた。 「現代の日本の報道はコンプライアンスや時代の空気に合わせ安心安全な情報ばかり。…