巻頭特集
-
これでは岸田政権と同じ轍…刹那の緩和継続ではなくアベノミクスに断罪を
石破ショックとやらにうろたえ、政府の立場で日銀に注文をつける禁じ手はルールを重んじる首相がやることなのか。総選挙までの株価維持なのか、その後も麻薬を打ち続けるのか。金融所得課税、法人増税も鳴りを潜め…
-
「信頼・共感」、これじゃ無理…石破首相の“二枚舌”は衆院解散だけじゃない
国民が新首相に期待した誠実さや公平、ルールを守る姿勢はいきなりグラグラ。解散を巡る嘘だけでなく、裏金議員の非公認や説明責任もウヤムヤ、もうひっこめた地位協定の見直しやアジア版NATOの大風呂敷、保険…
-
発足前からこれだけケチが付くのも珍しい 石破さんには悪いがこの内閣は長く持たない予感【後編】
ドタバタ人事のツケをすぐに払わされることになりそうだ。 石破新内閣では総裁選で石破支援に回った人物や、後ろ盾の菅元首相に近い議員ばかり。論功行賞人事でロクに“身体検査”できていないため、不祥…
-
発足前からこれだけケチが付くのも珍しい 石破さんには悪いがこの内閣は長く持たない予感【前編】
第214回臨時国会が1日に召集され、自民党の石破総裁が衆参両院本会議で第102代首相に指名された。 与党側は会期を9日間とすることを提案したものの、野党側は受け入れず、会期が決まらないまま召…
-
バタバタ人事で幕引き解散 石破茂新首相への期待は急速に萎む
言っていることは立派だが口だけなのか、石破さん。解散をめぐる豹変で広がる国民の疑心暗鬼。首班指名の前に組閣を終えて、一刻を争うような解散シフトに「やっぱり自民党か」という国民の嘆息。評価できるのは高…
-
ボロが出るから早期解散…仰天人事の石破新内閣 波乱の幕開けと舞台裏【後編】
岩屋毅外相、中谷元防衛相、そして党4役に小野寺五典政調会長。いずれも防衛相経験者で、国防族のインナーだ。安全保障政策通を自任する石破の初人事は、こだわり分野に似たようなスペックの同志で固めた。ちなみ…
-
ボロが出るから早期解散…仰天人事の石破新内閣 波乱の幕開けと舞台裏【前編】
石破新内閣が発足するが、驚いたのは組閣人事。目玉ナシ、目新しさなし。党内人脈の細さが露呈したが、こんな小粒人事で大風呂敷を広げ、早期解散に突き進む新首相に有権者からは早くも疑念。 ◇ ◇…
-
自民党はどこまで行っても自民党 石破新総裁、ウンザリの全舞台裏と今後【後編】
永田町では、かねて「小石河」と呼ばれる有力総裁候補3人の名前が取りざたされてきた。今回、その一角の石破が当選したが「小河」の2人は散々な結果だった。 1人は進次郎だ。当初は「最有力」と目され…
-
自民党はどこまで行っても自民党 石破新総裁、ウンザリの全舞台裏と今後【前編】
刷新感だなんだと大騒ぎしたものの、結局、消去法の「安定感」が決め手となった。 27日投開票だった自民党総裁選は、石破茂元幹事長(67)が逆転勝利。決選投票で高市早苗経済安保相(63)を破り、…
-
グロテスクな刷新芝居 この総裁選でわかったことは「自民党は解体しかなし」
裏金、統一教会ケジメの総裁選だったはずが、案の定の変容ぶり。「政治とカネ」を語らず、突飛で生煮えの政策論争のバカバカしさ。その票読みは派閥のボスが出てくる国民愚弄。 ◇ ◇ ◇ …
-
この期に及んで今だけ、自分だけ…自民党総裁選「直前の下馬評」
それにしても自民党議員、党員というのは、本当に不思議な組織だ。裏金の集団ネコババが露呈し、党存亡の機なのに、裏金推薦人を集めた安倍信奉者が急伸する倒錯。 決選投票を見据えた動きも、保身と打算…
-
まだ決まらないのは訳がある 自民党総裁選セレモニーは壮大な失敗
当初は電波ジャックで党の「刷新」を宣伝し、早期解散で野党を蹴散らす目論見が、すべて裏目の総選挙。裏金、統一教会疑惑に蓋で、不気味な岩盤保守層へのすり寄りに全国民が唖然としている。 何よりも、…
-
野田佳彦新代表に立憲支持者の複雑…政権交代か大政翼賛会か、二つにひとつ
格好の政権交代のチャンスに昔の戦犯が選ばれたが、モヤモヤする有権者にどう説明し、納得させるのか。維新、国民との共闘条件、安保法・原発容認と「政権交代」の大義の天秤。 まさか歴史の転換にならな…
-
だから、バカバカしくて見ちゃいられない 自民党総裁選の公約はどれも実現できない空手形
TVは相変わらず、自民党の電波ジャックに協力しているが、呆れるのは無責任な言いっ放し。アジア版NATO、所得倍増、1年で夫婦別姓、原潜配備、増税ゼロなど絵空事のオンパレード。そのくせ、誰もができる裏…
-
いつからこんな国になったのか…政治家は厚顔無恥、破廉恥の見本市
斎藤知事は連日、袋叩きだが、この知事を担いだ維新も暇さえあれば逮捕者を出す破廉恥集団。そして、犯罪者の多さで負けちゃいないのが自民党。安倍以来のモラル低下のなかで、知事が辞めないのは「俺だけじゃない…
-
裏金にも統一教会にも蓋をする…国民は自民党総裁選のバカバカしさに呆れている
朝日のスクープ写真に「無視」を決め込んだ岸田首相、総裁選候補者たちと他のメディア。露骨な疑惑封じだが、この後には形だけみそぎ選挙を控えているのだから、再調査などやるわけがない。そんな連中が「信頼回復…
-
統一教会総汚染 改めて自民党は下野しかない
朝日がスクープした安倍元首相と教団トップの密約写真。 看過できないのは、自民党が反社会的なカルトに汚染された世紀の嘘つき・国民愚弄集団で、その思想的背景や家族観も教団と一致することだ。 …
-
それでもまだ本命? 満天下にさらされた首切り進次郎の空っぽぶり
今度の総裁選は驚き、呆れることばかり。中でも進次郎候補の解雇規制緩和、早期解散のポエムぶりが際立っているが、問題は他にマトモな候補もいないこと。世論調査で進次郎急落は必然だが、ますます混沌の今後の展…
-
自民党はマトモじゃない 裏金議員の推薦人に国民の驚愕
普通の神経、普通の企業ではあり得ないことを平然とやるのが自民党。その象徴が推薦人名簿に裏金議員が堂々と入っていることだ。公然と載せた高市だけでなく、小泉の懐刀は巨額裏金の二階派議員。国家ぐるみの不正…
-
世紀の三文芝居の幕が開いた 裏金幕引きと刷新感劇場に国民は辟易
唐突で奇抜な思い付きをよくもまあ、これだけ並べたものだ。国民騙し、国民愚弄、言いっ放しの無責任。裏を返せば、9人乱立の目くらまし選挙こそが、自民党政治の限界と終焉の象徴なのではないか。それを国民は肌…