二極化・格差社会の真相
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ライドシェア先行諸国の悲劇をご存じか? 米ウーバーでは年間998件もの性的暴行被害
「ライドシェア」の導入について、15~79歳の60.8%が反対している。デジタル市場調査コンサルティング会社のMM総研(本社・東京)が先月末に公表した調査結果だ。 自然かつ妥当な数字に少し安心…
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大阪・関西万博の凄まじい不人気ぶり…「空飛ぶクルマ」が飛ばないことだけがせめてもの救い
いったいいつまで、こうまでくだらなく、汚らしさも極まったイカサマ祭りに付き合わされなければならないのか。2025年開催予定の大阪・関西万博のことである。 凄まじい不人気ぶりだ。共同通信が今月…
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性同一性障害をめぐる最高裁判断とマスコミ、野党の対応は必ず大きな禍根を残すだろう
戸籍の性別変更を希望する人に生殖能力をなくす手術を課してきた性同一性障害特例法をめぐり、当該規定を「違憲・無効」とする決定を最高裁大法廷が出した。「意思に反して身体への侵襲を受けない自由」を含む幸福…
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埼玉県の「虐待条例」撤回にはややこしい側面がある
埼玉県の自民党県議団が、議会に提出していた虐待禁止条例改正案を撤回した。県民に小学3年以下の子どもの放置を禁じ、発見した際の通報義務を課す内容だったが、登下校や留守番にまで網をかけられるとあっては猛…
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戦争の足音が近づいている 誰のために何のために政府は戦争準備を進めるのか
政府は10道県の14空港と19の港湾で、東アジアの緊張に備えた防衛力強化を目的とする公共インフラの拡充を進めることになった(日本経済新聞9月29日付朝刊など)。近く各地方自治体との協議を開始する。 …
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スポンサーの意向を窺ってから叩くジャニーズ性加害問題の“人権意識”
「(ジャニーズ事務所の)所属タレントの起用は、チャイルド・アビューズ(子どもへの虐待)を認めることになる」と、サントリーホールディングスの新浪剛史社長は語った。さる12日、経済同友会代表幹事としての定…
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今や絶対的な権力性「多様性」というマジックワードの本質は何か
東京都の小池百合子知事は、今年も関東大震災で虐殺された朝鮮人犠牲者の追悼式典に追悼文を送付しなかった。就任翌年の2017年以来、これで7年連続になる。 同じ1日に墨田区の横網町公園で営まれた…
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インボイス制度強行で“フリーランス保護”なる美辞麗句を乱発する政府の欺瞞
「インボイス制度」のスタートまで、あと1カ月と数日に迫った。詳しくは過去の拙稿(「デス・ゲームとしてのインボイス制度」=「週刊朝日」3月3日号など)を参照してほしいのだが、要は税率の変更がない消費増税…
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松井一実・広島市長の「平和宣言」を聞き流した岸田首相のただひたすらの平伏
世界の指導者は、核抑止論が破綻している現実を直視し、具体的な取り組みを早急に始める必要がある。為政者らに核抑止論からの脱却を促す市民社会の役割もまた、より重要になった——。 松井一実・広島市…
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米国のクラスター弾の提供、使用に沈黙する岸田政権は酷すぎる
戦争にルールもクソもないと思う。殺らなければ殺られる。武道やスポーツではないのだから、“フェアプレー”なんてあり得ない。だからこそ、絶対に始めてはならないのだ。 ではあるけれど。 こ…
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諸外国ではすでに規制も 歩道を走る電動キックボードで誰が得するのか?
もはや安心して歩ける道などなくなってしまったらしい。今月1日に施行された改正道路交通法で、電動キックボードまでが歩道を、しかも無免許で通行できるようにされてしまったからである。 あらゆる機種…
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できもしないことを押し付ける無能政府の無責任
人は何か仕事を思いついた時、それを自分の実力で成し遂げられるのかどうかを考え、可能と判断してから着手する。できっこないことには、初めから手を染めない。 深刻きわまる“マイナンバー”トラブルの…
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止まらぬ強引な利活用の推進 日本は世の中がマイナンバーを強制する異様な国
公衆電話から友人の携帯に電話をかける。出てくれない。当然だ。相手には「非通知」と表示されているはずだから。 悪意のある人間からの、詐欺か悪徳セールスの電話だと思われているに違いない。私は携帯…
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岸田ファミリーのバカ親父とバカ息子による階級固定化がもたらすもの
また自民党話法を聞かされた。「国民の皆さんの不信を買うようなことであるならば、これは誠に遺憾なことであると……」と、のたもうたのは岸田文雄首相である。 何が、「ようなことであるならば」だ。こ…
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南海トラフ巨大地震の恐怖 地震大国で温暖化を逆手に取り原発推進の愚
石川県の能登地方でマグニチュード(M)6.5の地震があったのは、こどもの日の午後だった。珠洲市で震度6強を観測。今なお余震が続き、この間には65歳の男性が死亡したほか、700棟以上の住宅が被害を受け…
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まっとうで優しい社会の実現を目指さない岸田政権「少子化対策」の欺瞞
「どうせなら」という考え方が嫌いだ。やらなければならない仕事がある時に、その手間暇カネを己の利益にも流用しちまおうという、卑しい発想が包含されがちだから。 汚職や天下りが典型か。特に政官界の人…
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【追悼】鈴木邦男さんとの忘れられない思い出 出馬を決めた時「侠気だねえ」とほほ笑んでくれた
1月11日に79歳で亡くなった鈴木邦男さんを「偲び語る会」が、さる2日、東京都内で催された。故人について私は、映画監督の森達也氏と語り合うコーナーをいただいていたのだが、急用で参加できなくなった。話…
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最近のジェンダー平等論に思う…男と女は平等だが、同じものではない
最近のジェンダー平等論について少し書く。特にリベラル系メディアの言説だ。日頃はやたら両論併記でお茶を濁したがるくせに、このテーマに限っては「男らしさ・女らしさ」という発想のすべてを否定し、異論は問答…
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LGBTの人権については、より慎重で自由な議論が必要だと考える理由
埼玉県富士見市議会の加賀ななえ議員(31)が、身体は男性だが性自認は女性のトランス女性について、「どれだけ当事者の苦しみを知ったとしても、だからといって女性の恐怖を軽視してよいわけではない」と、動画…
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マイナンバーカードの実質義務化 お上に従順でなければ子育て支援も剥奪なのか
岡山県備前市の吉村武司市長が、学校給食費や学用品、保育料を一律無償とする子育て支援の対象を、全員が“マイナンバー”カードを取得した世帯に限定すると、正式に表明した。14日の記者会見で、「デジタル社会…