著者のコラム一覧
孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

中国・北京市で感じた「緑水青山就是金山銀山」

公開日: 更新日:
日本は重要なものを切り捨てている(C)共同通信社

 私は1985~98年にかけて3回、2010年代に2回、中国・北京市を訪問している。

 最初に訪れた時の印象は、緑の少なさだった。飛行場から市街への道は木々が少なく、殺風景だった。2010年代に訪れた時はスモッグが蔓延し、太陽がぼんやりと見える状況で、とても街を歩く気にはな… 

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