大相撲
-
大関琴桜が相撲人気底上げのキーマンに…「横綱超え」の数字に協会が夢見る“数十年ぶり”の対決
誰が見ても「取りこぼし」の一番だった。 16日、新三役の小結・安青錦に敗れ、連勝が「2」でストップした大関琴桜(27)。立ち合いから相手を懐に入らせたくなかったのだろう。前に攻めきれずに守りに入ってしまい、なすすべなく押し出...
-
大の里と豊昇龍が初日から2連勝でも…「お礼参り」しない令和の横綱は不安だらけ
とりあえず、結果は出ているが……。 大の里(25)と豊昇龍(26)の両横綱は初日から2連勝。2日目の15日はそれぞれ玉鷲、高安のベテランコンビを撃破した。 昇進後に賜杯を手にしていない両者。先場所11勝の大の里は引い...
-
大の里の横綱初V? 若隆景の大関昇進? 専門家が語る大相撲9月場所の展望
14日に初日を迎える大相撲9月場所。昇進後まだ優勝のない大の里(25)、豊昇龍(26)の両横綱は今度こそ賜杯を掴むのか。若隆景(30)は大関昇進を叶えられるのか。あるいは、先場所優勝した琴勝峰(26)のように、平幕力士が話題をかっさ...
-
9月場所は若隆景、11月場所は安青錦にチャンスあり…相撲協会が待ち望む新大関待望ラッシュ
横綱が活躍して場所を締め、その上で新大関が誕生すれば言うことなしの万々歳――。 14日初日の9月場所で、大関とりがかかっている若隆景(30)。5月場所は小結で12勝、先場所は関脇で10勝。大関昇進の目安とされる「三役で3場所...
-
横綱大の里が抱える“厄介な悪癖”…パワーだけでは勝てない「幕内の壁」が立ちはだかる
悪癖を抱えたままでは賜杯は遠い。 14日初日の9月場所で、昇進後初の優勝が期待されている横綱大の里(25)。新横綱の先場所は11勝4敗。琴勝峰の平幕Vを許した。 新横綱は毎日行う土俵入りの負担に加え、大関時代以上に「...
-
大の里、豊昇龍の両横綱も戦々恐々…「新怪物」加入で躍進止まらぬ伊勢ケ浜部屋の巨大戦力
現役力士より強い「怪物」ともっぱらだ。 5日に行われた大相撲9月場所の新弟子検査は3人が受検。全員体格基準を満たし、後日行われる内臓検査をクリアすれば晴れて合格となる。 3人の中で最も注目を集めたのが、185センチ、...
-
名古屋場所V琴勝峰の父、手計学さんはまるで“亀仙人”そして現役ボディビルダー
大相撲名古屋場所で賜杯を掴んだ佐渡ケ嶽部屋の琴勝峰(25)。実弟の琴栄峰(22)が新入幕を果たした場所で初Vの悲願をかなえた。そんな2人を育てた父は人気漫画「ドラゴンボール」の亀仙人を彷彿させる風貌で、YouTubeチャンネル「亀仙...
-
元幕内照強の“しょっぱい犯罪”に角界も呆れた…トラブル多数現役時代の「ヤンチャ」な素顔
「ここまでとは思わなかった」 角界関係者がこう言って呆れるのは、18日に偽造有印公文書行使の疑いで逮捕された元幕内照強(30)のことだ。警視庁によると昨年7月、障害者や特定業者などに交付される「駐車禁止除外指定車標章」を偽造し...
-
大至伸行さんは力士からプロ歌手に異色の転身も 歌一本で食べていくのはまだ難しく…
期待の新横綱・大の里が優勝を逃し、場所前には白鵬が日本相撲協会を退職するゴタゴタがあったものの、名古屋場所は終盤まで大混戦が続き、大いに盛り上がった。大相撲が話題になると、ワイドショーによく顔を出していたのが、元力士の大至さんだ。今...
-
大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々
巡業でハッスルするのは大歓迎だが……。 もっか東日本を中心に行われている大相撲の夏巡業。16日の旭川巡業は同地出身の故・北の富士の追悼巡業ということもあり、豊昇龍(26)と大の里(25)の両横綱が三番稽古を行う予定。豊昇龍が...
-
元大関・朝乃山の幕内復帰が秒読みへ…コロナ不祥事や大ケガ経て磨かれた精神力で幕下を2場所で通過
3度目の正直となるか。 7月30日の番付編成会議で、十両昇進が決まった元大関の朝乃山(31=写真)。実に3度目の関取昇進である。 最初の十両昇進は入門2年目の2017年。その後は19年5月場所で平幕優勝を果たし、20...
-
大相撲平幕Vが早くも「平成31年間の9人」に並ぶ… 今後も止まらぬ番付崩壊、プロアマの差はないも同然
「事実としてはわかっているけど、まだ『自分が優勝したのか』という不思議な感じ」 28日、琴勝峰(25)が一夜明け会見で率直な心情を吐露した。 前頭15枚目で臨んだ7月場所は13勝2敗で、自身初優勝。千秋楽の27日は3敗...
-
悲願の初V琴勝峰“らしくない”強気相撲はケガの功名…大関・横綱級の大器が「ひたすら前に出て攻めた」理由
師匠、家族、そして今場所新入幕の弟の前で、自身初の賜杯を掴んだ。 2敗の琴勝峰(25)と3敗の安青錦(21)、草野(24)の平幕3人が最後まで優勝争いを繰り広げた7月場所。千秋楽の昨27日は琴勝峰と安青錦が対戦。3人による巴...
-
いとうあさこ似を自認・琴栄峰央起の“美四股”は角界随一、兄・琴勝峰の影響で高卒プロ入り決意した
尊敬する兄貴に追いつけ、追い越せ──。 幕内で活躍する琴勝峰の実弟。幼少期に兄の誘いで相撲を始め、同じ埼玉栄に進学。当然、兄と同じ佐渡ケ嶽部屋に入門した。 「もともと高卒でプロに入るつもりはなかったようです。当時は今以...
-
大の里は4つ目の「金星」配給で新横綱V完全消滅…不名誉極まりない“新記録”のオマケ付き
新横綱大の里(25)がまた負けた。 25日、結びの一番で2敗の平幕・琴勝峰に敗れ、4敗に後退。千秋楽は2敗の2力士が対戦するため、大の里の新横綱Vは完全消滅した。 しかも、不名誉極まりない“新記録”のオマケ付き。この...
-
横綱大の里に舞の海氏「深刻な病、悪い癖」…V戦線に踏みとどまるも方々から辛辣意見殺到
結びで2敗の一山本を迎えた横綱大の里が、取り直しの末に辛うじて3敗を守り、なんとか優勝戦線に踏みとどまった。 しかし、その取り口に批判が噴出。行司軍配が一山本に上がった最初の一番では、立ち合い直後に引いた横綱に対し、NHK解...
-
横綱大の里は3敗キープも…直せぬ「悪癖」が招いた賜杯争い大混戦
新横綱の試練といえば、そうかもしれない。 23日に霧島を破ったものの、すでに3敗を喫している横綱・大の里(25)。もっか2敗が4人、3敗が自身を含め6人と、賜杯争いは大混戦である。 苦戦の主な要因は「詰めの甘さ」。か...
-
本名力士・草野直哉は“白鵬騒動”に翻弄された照ノ富士の元付け人…雑用卒業でいよいよ本領発揮
予想外のアクシデントはあったものの、師匠が横綱であることには変わりがない。 日大4年時に学生横綱に輝き、昨年5月場所に幕下付け出し60枚目でデビュー。とはいえ、本来は伊勢ケ浜部屋に入る予定はなかった。 「旧宮城野部屋の...
-
“40歳の鉄人”玉鷲が横綱・大の里撃破! 最年長金星獲得の衰え知らずに角界騒然
この人に「衰え」の2文字はない。 22日の大相撲名古屋場所10日目、平幕の玉鷲(40)が結びの一番で横綱・大の里(25)を下し、自身8個目の金星を獲得した。 40歳での金星獲得は昭和以降最年長で、当然、今場所も幕内最...
-
2世力士・藤ノ川成剛が受け継ぐ伝統とDNA…大学のスカウトを蹴った裏に父の助言
「藤ノ川」は伊勢ノ海部屋に代々伝わるしこ名で、初代の藤ノ川忠之助から数えて6代目。しかも、父は元平幕大碇(現甲山親方)という2世力士でもある。 「当初は若碇を名乗り、将来的に父の名を継ぐと思われていたが、闘病中だった先代藤ノ川さ...
-
“ケチ付き昇進”横綱豊昇龍がまた休場…名ばかり横綱だった先輩2人との「いや~な」共通点
先行き不安である。 17日から休場した横綱・豊昇龍(26)。初日こそ白星発進となったものの、2日目から3連敗。場所前に痛めていた左足親指の骨折が判明し、無念のリタイアとなった。 豊昇龍は今年1月場所後に昇進したものの...
-
“金星プレゼンター”横綱豊昇龍に必要な叔父の図太さ…朝青龍は巡業休んでサッカーしていた
2021年9月場所以来、4年ぶりに揃った東西の横綱が、早くも1人になった。 昨17日、左足親指を痛めていた横綱豊昇龍(26)が休場届を提出。診断書には「左第1趾MTP関節捻挫、左第1中足骨骨挫傷」とあり、場所前の出稽古で負傷...
-
最高位は前頭5枚目「阿夢露」…ロシア人元力士の日本人女性ナンパ術と性的暴行の悪辣手口
「オレはホンモノの元力士なんだよね」 最高位東前頭5枚目のロシア人元力士は、その場で自分の名前をスマホでネット検索し、表示された写真を女性に見せてナンパ。相手の警戒心を解き、カラオケボックスに連れ込んで犯行に及んでいた。 ...
-
ウクライナ出身の安青錦が史上最速初金星!技巧派の師匠を彷彿させる妙技「渡し込み」炸裂
師匠を彷彿させる妙技が炸裂した。 前頭筆頭の安青錦(21)が15日、横綱・豊昇龍を破って初金星。初土俵から12場所目での金星は、小錦(元大関)と友風の14場所を抜き、史上最速記録となった。 取組後、「(体が)起きなか...
-
新横綱大の里が気になる“師匠の弟”高安の現在地…これまで2勝2敗、パワー自慢同士のやりにくさ
気にならないと言えばウソになる──。 新横綱の大の里(25)が初日から2連勝。14日は初の横綱戦となった安青錦の挑戦を受けるも、「顔じゃない」とばかりに立ち合いから一蹴。抵抗すら許さず、押し出した。 多くの横綱がつま...
-
新横綱大の里“地獄の15日間”が始まった…7月場所過去最多の懸賞2391本に対戦相手も目の色変える
満員札止め、約7800人の大相撲ファンが歓喜の声を上げた。 13日初日の大相撲7月場所。注目の新横綱大の里(25)は結びの前で日体大の先輩、欧勝馬と対戦した。気がせいたのか、立ち合いで一度つっかけたものの、仕切り直して鋭い踏...
-
相撲協会が忘れ去りたい…野球賭博騒動で揺れた名古屋場所「負の歴史」
嫌な記憶とおさらばできるか。 13日に始まる大相撲名古屋場所。昨年まで使用していた愛知県体育館は老朽化が激しく、今年から新設移転。新体育館の「IGアリーナ」は13日開業と、名古屋場所がこけら落としのイベントとなる。 ...
-
7月場所の見どころは大関出世争い…アラサー3関脇より本命は“ウクライナの黒船”
横綱が増えたら大関が減った。当然のこととはいえ、「1人大関」は問題だ。 13日に初日を迎える大相撲7月場所。先場所まで大関だった大の里(25)が横綱に昇進したことで、大関は琴桜のみ。番付は「大関が最低でも2人」が伝統となって...
-
元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた
日本出身横綱が8年ぶりに誕生したり、日本相撲協会を退職した元横綱・白鵬が「世界相撲グランドスラム」構想を発表したりと、話題の多い角界。ジョージア出身で、5年前に引退した臥牙丸さんは、白鵬とも親しかった。今どうしているのか。 ...
-
大の里が名古屋場所で直面する「新横綱」2つの試練…昇進直後Vは1949年から5人だけ
「欠点改善」まで気が回るかどうか……。 13日初日の名古屋場所で、横綱としてデビューする大の里(25)。今場所も賜杯を掴めば3場所連続Vだが、1場所15日制が定着した1949年5月場所以降、新横綱の優勝は大鵬、隆の里、貴乃花、...