100歳まで元気! 先達100人の証言
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友人4人で電話をかけあうのが日課「お互い生きているかの確認ですね」
杉山さんは午前中、友人4人で電話をかけあうことを日課にしている。 地元の医療機関の患者で組織する「松戸健康友の会」の会長を10年ほど務めているが、電話の相手はその役員仲間で、妻に先立たれたり…
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NPO法人理事、舞台鑑賞会プロデューサー業…90歳になっても精力的に活動するバックボーン
ダジャレで笑いを取るのが得意な90歳の上蕨さん。9月21日には91回目の誕生日を迎える。「同じ誕生日の安倍元首相は国葬、俺は可哀想」と開口一番に記者を笑わせてきた。 周囲からは「人間磁石」と…
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技術者→小学校の用務員→東大で植物病を学ぶ 妻には「現役時代より忙しいわね」と言われる日々
5年前、愛車を自家用車から軽トラに換えることにした。市民グループ「酒井根コミュニティファーム」の代表を務める三浦さんにとって、野菜や肥料、資材などを運搬できる軽トラの方が便利だという理由もある。 …
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「英語教室を開いて半世紀以上。いまも現役で60人の生徒に教えています」
鍋島さんの朝は早い。5時半には起き、家の周りを掃除するのが日課だ。そんなパワフルな鍋島さんの活力の源は、英語教室の生徒たちだ。 1970年、鍋島さんは次女が1歳になろうかというときに自宅で英…
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伝説のメグロで仲間とツーリング、「食事の際、12個の薬を出すとみんなに笑われます」
「同世代はやることがなくて、家でゴロゴロしている人ばかり。こんなつまらない生活はない。私はどんどん外に出て、じっとしていることがありません」 なんと、芝宮さんは現役ナナハンライダーなのだ。日常…
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86歳の今も社交ダンスの競技会で活躍中! 「体を鍛え、笑顔でいれば若い人も慕ってくれる」
「仕事以外でやっているのはアスリートとしての日々の鍛錬ですね。社交ダンスの競技会に出場するため、コンディションを整え、体を鍛えています。明治大学の学生の頃は舞踏研究部に所属していて、六大学選手権にも出…
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紙加工職人の矜持「いい意味で諦めるのが肝心」…エコ老人の肩書きでも仕事を謳歌
人は必ず老い、そして必ず死ぬ──。仏教では「生老病死」はすなわち、自分で思うに任せない苦悩をいう。だが、「人は老いるほど豊かになる」と言ったのは孔子だ。「四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十…