草笛光子(2)音無美紀子も驚嘆した「努力家」ぶり、股関節の柔らかさ
90代になっても変わらない草笛光子(92)の姿の理由を17年前に本紙に語ってくれたのは音無美紀子(76)だ。
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《草笛光子さんも池内淳子さんと同じように私が尊敬する女優さんです。
その芝居の幅広さといったら驚異的です。洋物、和物、御殿物、一人芝居や新劇みたいなこともおやりになるし、松竹歌劇団のご出身ですからミュージカルも得意。役柄も多彩ですし、これだけできる俳優さんはあまりいないのではないですか。
草笛さんのすごさは努力家なこと! 本当に努力家なんです。ご自宅に伺った時にチラリと拝見したのですけど、自宅の地下に20畳もあろうかというけいこ場があるのです。大きな鏡があって、ピアノもありましたから、お芝居のけいこだけでなく発声練習もなさるのでしょうね。バランスボールのようなストレッチ用具もありました。その一事で、日々の生活の中で、どれほど自分を磨いているかがわかります。
驚いたのは5年前、「初蕾」という舞台をご一緒した時です。幕が開く1時間前ぐらいに楽屋をのぞくと、いつものようにお化粧は済ませてはいるのですけど、ジャージー姿でストレッチをなさっていて、それがすごい。いえ、本当に私、「すごい!」と叫んじゃいました。当時、草笛さんは70代を迎えた頃ですか。なのに、開脚した足が一直線。その状態で伏せた体が床にペッタリ。「なんて(体が)柔らかいの!」と驚く私に草笛さんはむしろ怪訝そうに「365日やってればこうなるのよ」とケロリとおっしゃったのです。


















