錦野旦さん(2)ボールを必ず左目で見る。それだけで構えがカッコよくなるんです
錦野旦さん(歌手)
前回、初めて自分で買った5番アイアンが壊れてしまった話をしたように、僕のゴルフは5番アイアンから始まっています。ドライバーはその後に練習するようになりました。
自分に体形が似ていて上手な人のスイングを見てマネをして学ぶ「まねぶ」方法でゴルフの基本を身に付けた僕がお手本にしたのは、アル・ガイバーガーというプロのビデオでした(編集部注:1960~70年代にPGAツアーで活躍。66年全米プロゴルフ選手権などツアー通算11勝。77年ダニー・トーマス・メンフィス・クラシックで史上初めて「59」のスコアを叩き出し「ミスター59」と呼ばれた。身長188センチのスレンダー体形で知られる)。そのビデオを何度も何度も見ました。
「サーッ、サーッ」という感じできれいに同じパターンで打つんですよ。朝、それを見てからプレーしたら、ハーフ36が出たことがあります。まぁ、後半は48だったから、やっぱり力んじゃいけないんだな、ってことはわかりましたけど(笑)。
でも、本当に基礎は大事です。「71」が出た時にもいろいろなことがわかりました。北海道で仕事があって、帰りの飛行機が夕方だったんです。それまで時間があるから「ゴルフに行こう」と思い立って。貸しクラブでプレーしたんです。お恥ずかしい話ですが、ゴルフウエアもないからズボンのすそをまくり上げるみたいな格好で(笑)。
自分のクラブでもないし、ゴルフをする準備が整っているわけでもない。そうなると人間、慎重になるんですよ。そうしたら「71」が出た。「あ、ゴルフってクラブじゃないんだな。慎重にやることが大切なんだな」と、よくわかりました。どんなにいいクラブでもダメな時はダメ。ただ、僕は「まねぶ」ことで基礎がきちんとできてたから、いいスコアが出たんだとも思っています。
前回、スイングが
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