渋野日向子がいよいよ「ただの人」に…フルシード喪失危機でも「日本復帰の選択肢なし」
上位に米ツアー組の日本人選手がずらりと並ぶ中、この人だけは蚊帳の外だった。72位に沈む渋野日向子(27)である。
2日目のこの日は5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71。スコアを1つ伸ばして通算3オーバーとしたものの、12アンダーで首位の畑岡奈紗とは15打もの大差をつけられている。
4オーバーの74位と出遅れた初日は、予定されていたホールアウト後の取材対応をキャンセル。一言のコメントも残さなかった。
「取材対応がなかったこともあるんでしょうが、6日のスポーツ紙には渋野の初日の結果を報じる記事はただのひとつもなかった。以前なら、“取材拒否”も活字になったでしょう。メディアの間でも、いよいよ“ただの人”になりつつある現状を表しています」(テレビ局関係者)
ギャラリーの数は相変わらずトップクラス。励ましの歓声が飛ぶが、期待に応えるゴルフができない。ショットを打っては、首を捻りながら素振りを繰り返す。もどかしさだけが伝わってくる。
「渋野は今、崖っぷちです。今大会前のポイントランキングは97位。日米共催の今大会は予選落ちのない4日間大会で完走すればポイントを上積みできるとはいえ、80位以内に与えられる来季のフルシード権は厳しい情勢です。ポイントランキング104位だった昨年は12月の最終予選会に回って、なんとか出場権を獲得しましたが、“3年シードを持つ日本ツアーに戻ってくるのでは”という見方は依然としてあります。今季はここまで21試合に出場して、予選落ちは4戦連続を含む10試合。復活の兆しはまったく見えませんからね」(ツアー記者)
が、現時点で渋野に日本復帰の選択肢はないという。来季の米女子ツアーで見られるのは、もがき苦しむ渋野の苦渋の表情か、それとも復調への糸口をつかんだ笑顔になるか。


















