「ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記」興収10億円超 難病もの作品は新たなフェーズに
「ママがもうこの世界にいなくても」には、最後まで世界中を旅しようと気持ちを奮い立たせて懸命に生きる、森田望智演じるヒロインの友人のガン患者も登場する。
今年のカンヌ国際映画祭で、岡本多緒とヴィルジニー・エフィラの2人が女優賞を受賞した、濱口竜介監督の「急に具合が悪くなる」(26年)には、偶然知り合った介護施設の職員にサポートされながら、最後まで自分らしく生きようとする舞台演出家の女性が登場する。彼女たちの描かれ方を見ると、残された時間をどう"生ききればいいのか"を見つめた、人生と向き合った人間ドラマとして新たなフェーズに入った気がする。
(金澤誠/映画ライター)
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