映画
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映画「ゴジラ-1.0」米アカデミー視覚効果賞受賞の“必然”、ハリウッドがたまげた日本の狙いと技術
第96回アカデミー賞で「ゴジラ-1.0」がアジア映画として初めて視覚効果賞を受賞した。受賞者は監督・脚本も務めた山崎貴をはじめとする「白組 調布スタジオ」の4人(この4人という受賞者数は、アカデミー賞の規定で決まっているそうだ)で、...
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“伝説の映画監督”長谷川和彦がついに新作? SNSで「助監督公募プロジェクト」始動
伝説の映画監督・長谷川和彦(78)がこのほどSNSで「長谷川和彦 助監督公募プロジェクト」を告知して話題だ。「長谷川和彦監督助監督公募プロジェクト『ドキドキわくわくプロダクション』始動!伝説の映画監督長谷川和彦の新作実現のため、助監...
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宮崎駿「君たちはどう生きるか」が長編アニメ賞、山崎貴「ゴジラ-1.0」は視覚効果賞=米アカデミー
第96回アカデミー賞の授賞式が米ロサンゼルスのドルビー・シアターで10日(日本時間11日)に開催され、スタジオジブリの宮崎駿監督の劇場版アニメ「君たちはどう生きるか」が、長編アニメーション映画部門賞を受賞した。 宮崎監督の受...
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巨匠・山田洋次監督は、なぜ現在もコメディーにこだわるのか? 92歳で語った夢は
映画「男はつらいよ」シリーズなどで観客を泣き笑いさせてきた巨匠、山田洋次監督(92)が語った夢が話題だ。福島県葛尾村でのワークショップでこう言ったのである。 「笑って笑って、もうやめてくれと言いたくなるぐらい笑える映画がつくれ...
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映画で理解するパレスチナ問題(中編)報復劇のむなしさを暴いたスピルバーグ監督作「ミュンヘン」
イスラエル戦時内閣のアミハイ・エリヤフ大臣(極右政党「ユダヤの力」所属)が5日、「核爆弾をガザに投下してハマスを皆殺しにするべきか」と問われて「それも選択肢の一つ」だと放言した。ネタニヤフ首相は即座に職務停止処分を決め、本人は「比喩...
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映画で理解するパレスチナ問題(前編)「アラビアのロレンス」は今こそ鑑賞価値がある名作
ハマスによる10月7日の奇襲から約1カ月。現時点で双方の死者は1万2000人を超えた。イスラエル国防軍はガザ地区に対して空爆を加えるとともに地上部隊を投入し南北に分断、ガザ市内での市街戦に突入している。空爆で病院が破壊され幼い命もが...
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映画「バービー」が興収2000億円突破! それでも日本でイマイチ当たらなかったワケ
映画「バービー」が世界で大ヒットしている。興行収入は13.8億ドル(約2025億円)を超え、ワーナー・ブラザース配給作品として「ハリポタ」を抜く史上最高額。今年公開された全映画の中で最大のヒットだ。推計10億体以上販売されたバービー...
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シモーヌ・ヴェイユの生涯描く映画に奮い立つ 世界の地獄化を止める唯一の方法は「声を上げること」
いくたびか新作映画について語ってきたが、思うところあって紹介するのは日本映画に限ってきた。だが今回はその限定を解除したい。この洋画をひとりでも多くの方にお奨めしたい気持ちに抗えないからだ。昨年フランスで国内映画として年間興行成績トッ...
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初動興収21億円超! 宮崎駿監督「君たちはどう生きるか」の“宣伝ゼロ作戦”は現代へのアンチテーゼか
スタジオジブリの最新作「君たちはどう生きるか」が7月14日の封切りから4日間で観客動員135万人、興行収入21.4億円を記録した。 本作は宮崎駿監督(82)の10年ぶりの作品で、あらすじ、声優、予告など前宣伝は一切ナシ。関係...
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名優リーアム・ニーソンが100本目の節目 映画「探偵マーロウ」で味わう憧れのハードボイルド
私立探偵フィリップ・マーロウが帰ってくる。 レイモンド・チャンドラーの名作「ロング・グッドバイ」の続編として、マーロウの活躍を描いた小説「黒い瞳のブロンド」(2014年刊)を原作に、16日公開の映画「探偵マーロウ」。リーアム...
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ディズニー創立100年記念・実写映画「リトル・マーメイド」でアフリカ系女優を起用した重い意味
1991年に日本でも公開されてヒットしたディズニーアニメーションの実写版リメーク映画「リトル・マーメイド」が9日、公開となった。北米などでは公開されるや前週トップの「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」に代わり全米1位を獲得した...
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シャイなたけしが世界に再婚妻披露のワケ…事務所独立、糟糠の妻との離婚で起こった変化
ビートたけしこと、“世界のキタノ”北野武監督(76)の6年ぶりの新作「首」が、第78回カンヌ国際映画祭のカンヌ・プレミア部門に選出、上映された。 カンヌで日本人の間で何より話題になったのは、たけしがレッドカーペットを18歳年...
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「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」興行収入65億円を突破! 人気の秘密は期待を裏切らない“安心感”
全世界での累計興行収入1500億円を突破して話題の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」。日本でもGW期間中2週連続1位で、467万人を動員、興行収入65億円を突破(7日時点)と好調だ。アメリカ製作ながら、マリオの生みの親・宮本...
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コロナ禍から解放されたGWは劇場で映画三昧!批評家・前田有一が大作・佳作・渾身作を厳選
コロナ禍の行動制限が緩和され、今年のGWは久しぶりに出かける計画を立てている人も多いのでは。それを期待してか、映画館も強力なラインアップを揃えている。もちろん、配信業界も同様だ。外でも家でも映画観賞を楽しめる環境が整ってきたというこ...
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“80年組の美魔女”原めぐみ 沖縄国際映画祭のレッドカーペットで感無量
懐かしの80年代アイドル、原めぐみ(62)が、笑顔をふりまいた。このほど開催の第15回沖縄国際映画祭。映画「風が通り抜ける道」に出演し、田中壱征監督や共演の山田邦子らと那覇市・国際通りのレッドカーペットを闊歩。妖艶な衣装で観客や往年...
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映画「GOLDFISH」主演・永瀬正敏が語る“老いの演技”の葛藤「走るのは正直きつい(笑)」
80年代を駆け抜けた伝説のパンクバンド「亜無亜危異(アナーキー)」のギタリスト・藤沼伸一の初監督作品「GOLDFISH」(太秦配給)が3月31日から公開されます。自身のすべてをモチーフにしたという本作は、人生の折り返し地点を迎え、葛...
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映画「シン・仮面ライダー」は“情報小出し”戦略で…ゴジラとウルトラマンにどこまで肉薄する?
1971年放送開始の特撮テレビドラマ「仮面ライダー」を、新たなオリジナル作品として映画化した「シン・仮面ライダー」が17日午後6時から一部を除く劇場で最速公開され、翌18日から全国公開される。同作は「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマ...
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タイタニック以外のもう一度見たい「リバイバル上映8作品」 映画通が厳選!
映画のリバイバル上映が大人気だ。アカデミー賞11部門を獲得した「タイタニック」は2週間限定公開中、全国の劇場で満席が相次ぐ。全国の映画館で1年にわたって名作を上映する「午前十時の映画祭」は4月7日~の第13弾で過去最大の全国67劇場...
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キムタク「レジェンド&バタフライ」興収10億円突破 “殿”が狙うは日本アカデミー主演男優賞か
俳優の木村拓哉(50)が5日、新宿バルト9で行われた「レジェンド&バタフライ」大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した。本作は公開9日目にして興行収入10億円を突破。「ONE PIECE」「SLAM DUNK」「鬼滅の刃」などアニメ映画が上位...
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「レジェンド&バタフライ」の女性カメラマン芦澤明子が見た 映画界と木村拓哉・綾瀬はるか
木村拓哉が主演、綾瀬はるかが共演した東映70周年記念作品「レジェンド&バタフライ」(1月27日公開)。本作を撮影したのが、「トウキョウソナタ」(2008年)など国際的にも評価が高い黒沢清監督の映画を何本も手掛け、最近では第74回ロカ...
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東映ウハウハ「ワンピース」だけで興収187億円超! 歴代新記録達成で気になる社員のボーナスは?
国内映画メジャーの東映が11日、2022年の年間興行収入が325億円、年間動員数が2364万人を超え、歴代1位の最高記録を達成したことを発表した。 それもこれも8月6日から公開された映画「ONE PIECE FILM RED...
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お正月休みに見ておきたい「史上最高の映画100選」 世界が認めた8フィルムはこれだ!
正月休みはどこにもいかずに自宅でゆっくりと……。インドア派におすすめが、英国映画協会が1952年から10年おきに選ぶ「史上最高の映画100選」だ。今月1日発表のリストには、商業的ヒット作ではなく、芸術性やコアな演出法にフォーカスした...
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「インディ・ジョーンズ」第5弾は来年公開 なぜ「80年代映画」続編が“出る出る”なのか
考古学者のインディアナ・ジョーンズが秘宝を求めて世界中を飛び回る冒険アクション映画「インディ・ジョーンズ」の第5作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」が、来年6月30日に日米同時公開されることが話題となっている。 同作は...
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【追悼】崔洋一監督 井筒和幸氏が明かす“戦友”秘話「骨のある映画屋がいなくなったことは悔しい限り」
27日にぼうこうがんのため亡くなった映画監督の崔洋一さん(享年73)。崔さんとは互いに20代の頃から親交があり、切磋琢磨し「戦友」と語る井筒和幸監督(69)が日刊ゲンダイに、とっておきの秘話を明かしてくれた。 ◇ ◇ ...
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ロシア在日大使館は超厳戒! 映画「スパイを愛した女たち リヒャルト・ゾルゲ」特別上映会
ウクライナ侵攻を続けるロシアの在日大使館でこのほど、特別上映会があった。 夜空にライトアップした東京タワーを望む麻布台の大使館前には警察車両が止まり、警官たちが目を光らせていた。門前には、映画会社のスタッフが名簿を手にマスコ...
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「PLAN75」早川千絵監督の才能を激賞 そして「倍賞千恵子を見るための映画」と断言できる
倍賞千恵子が主演し、今年5月の「第75回カンヌ国際映画祭」でカメラドール特別表彰を受けた早川千絵監督の長編デビュー作「PLAN75」がロングランヒットしている。9月には「第95回米国アカデミー賞」国際長編映画賞部門の日本代表(前回は...
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「裸のムラ」五百旗頭監督があぶり出す“家父長制”というこの国の宿痾
岸田首相が長男を首相秘書官に起用した。この国に根付く「家」を痛感させる出来事である。 「官邸内の人事活性化と岸田事務所との連携強化」が目的というが、うのみにする有権者ばかりでないことは首相も重々承知のはず。低支持率にあえぐ現在...
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安倍元首相銃撃事件をモデルにした映画 異例の上映中止に賛否…言論の自由か、言論封殺か
26日、ツイッターで「上映中止」の言葉がトレンド入りした。 鹿児島市の映画館「ガーデンズシネマ」が、29日に上映予定の「REVOLUTION+1」の上映中止を決めたと公表したからだ。同映画は、安倍晋三元首相の銃撃事件を題材に...
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真田広之「ブレット・トレイン」の衰えないアクションに胸アツ!国内連ドラ出演待望論も
ブラッド・ピット(58)主演のハリウッド映画「ブレット・トレイン」。日本で1日公開から、9月10日と11日の全国映画動員ランキングでは3位と好調である。 【写真】この記事の関連写真を見る(15枚) 「15歳未満は見られな...
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ブラピ主演映画「ブレット・トレイン」がヒット ハリウッドが描く“新幹線映画”の原点
伊坂幸太郎(51)の小説「マリアビートル」原作、デヴィッド・リーチ監督(46)のハリウッド映画「ブレット・トレイン」が、公開初日の1日から4日間累計動員28万4000人、興収4億1200万円と好調だ。全国動員ランキングでは5週連続ト...