映画
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「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」興行収入65億円を突破! 人気の秘密は期待を裏切らない“安心感”
全世界での累計興行収入1500億円を突破して話題の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」。日本でもGW期間中2週連続1位で、467万人を動員、興行収入65億円を突破(7日時点)と好調だ。アメリカ製作ながら、マリオの生みの親・宮本...
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コロナ禍から解放されたGWは劇場で映画三昧!批評家・前田有一が大作・佳作・渾身作を厳選
コロナ禍の行動制限が緩和され、今年のGWは久しぶりに出かける計画を立てている人も多いのでは。それを期待してか、映画館も強力なラインアップを揃えている。もちろん、配信業界も同様だ。外でも家でも映画観賞を楽しめる環境が整ってきたというこ...
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“80年組の美魔女”原めぐみ 沖縄国際映画祭のレッドカーペットで感無量
懐かしの80年代アイドル、原めぐみ(62)が、笑顔をふりまいた。このほど開催の第15回沖縄国際映画祭。映画「風が通り抜ける道」に出演し、田中壱征監督や共演の山田邦子らと那覇市・国際通りのレッドカーペットを闊歩。妖艶な衣装で観客や往年...
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映画「GOLDFISH」主演・永瀬正敏が語る“老いの演技”の葛藤「走るのは正直きつい(笑)」
80年代を駆け抜けた伝説のパンクバンド「亜無亜危異(アナーキー)」のギタリスト・藤沼伸一の初監督作品「GOLDFISH」(太秦配給)が3月31日から公開されます。自身のすべてをモチーフにしたという本作は、人生の折り返し地点を迎え、葛...
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映画「シン・仮面ライダー」は“情報小出し”戦略で…ゴジラとウルトラマンにどこまで肉薄する?
1971年放送開始の特撮テレビドラマ「仮面ライダー」を、新たなオリジナル作品として映画化した「シン・仮面ライダー」が17日午後6時から一部を除く劇場で最速公開され、翌18日から全国公開される。同作は「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマ...
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タイタニック以外のもう一度見たい「リバイバル上映8作品」 映画通が厳選!
映画のリバイバル上映が大人気だ。アカデミー賞11部門を獲得した「タイタニック」は2週間限定公開中、全国の劇場で満席が相次ぐ。全国の映画館で1年にわたって名作を上映する「午前十時の映画祭」は4月7日~の第13弾で過去最大の全国67劇場...
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キムタク「レジェンド&バタフライ」興収10億円突破 “殿”が狙うは日本アカデミー主演男優賞か
俳優の木村拓哉(50)が5日、新宿バルト9で行われた「レジェンド&バタフライ」大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した。本作は公開9日目にして興行収入10億円を突破。「ONE PIECE」「SLAM DUNK」「鬼滅の刃」などアニメ映画が上位...
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「レジェンド&バタフライ」の女性カメラマン芦澤明子が見た 映画界と木村拓哉・綾瀬はるか
木村拓哉が主演、綾瀬はるかが共演した東映70周年記念作品「レジェンド&バタフライ」(1月27日公開)。本作を撮影したのが、「トウキョウソナタ」(2008年)など国際的にも評価が高い黒沢清監督の映画を何本も手掛け、最近では第74回ロカ...
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東映ウハウハ「ワンピース」だけで興収187億円超! 歴代新記録達成で気になる社員のボーナスは?
国内映画メジャーの東映が11日、2022年の年間興行収入が325億円、年間動員数が2364万人を超え、歴代1位の最高記録を達成したことを発表した。 それもこれも8月6日から公開された映画「ONE PIECE FILM RED...
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お正月休みに見ておきたい「史上最高の映画100選」 世界が認めた8フィルムはこれだ!
正月休みはどこにもいかずに自宅でゆっくりと……。インドア派におすすめが、英国映画協会が1952年から10年おきに選ぶ「史上最高の映画100選」だ。今月1日発表のリストには、商業的ヒット作ではなく、芸術性やコアな演出法にフォーカスした...
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「インディ・ジョーンズ」第5弾は来年公開 なぜ「80年代映画」続編が“出る出る”なのか
考古学者のインディアナ・ジョーンズが秘宝を求めて世界中を飛び回る冒険アクション映画「インディ・ジョーンズ」の第5作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」が、来年6月30日に日米同時公開されることが話題となっている。 同作は...
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【追悼】崔洋一監督 井筒和幸氏が明かす“戦友”秘話「骨のある映画屋がいなくなったことは悔しい限り」
27日にぼうこうがんのため亡くなった映画監督の崔洋一さん(享年73)。崔さんとは互いに20代の頃から親交があり、切磋琢磨し「戦友」と語る井筒和幸監督(69)が日刊ゲンダイに、とっておきの秘話を明かしてくれた。 ◇ ◇ ...
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ロシア在日大使館は超厳戒! 映画「スパイを愛した女たち リヒャルト・ゾルゲ」特別上映会
ウクライナ侵攻を続けるロシアの在日大使館でこのほど、特別上映会があった。 夜空にライトアップした東京タワーを望む麻布台の大使館前には警察車両が止まり、警官たちが目を光らせていた。門前には、映画会社のスタッフが名簿を手にマスコ...
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「PLAN75」早川千絵監督の才能を激賞 そして「倍賞千恵子を見るための映画」と断言できる
倍賞千恵子が主演し、今年5月の「第75回カンヌ国際映画祭」でカメラドール特別表彰を受けた早川千絵監督の長編デビュー作「PLAN75」がロングランヒットしている。9月には「第95回米国アカデミー賞」国際長編映画賞部門の日本代表(前回は...
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「裸のムラ」五百旗頭監督があぶり出す“家父長制”というこの国の宿痾
岸田首相が長男を首相秘書官に起用した。この国に根付く「家」を痛感させる出来事である。 「官邸内の人事活性化と岸田事務所との連携強化」が目的というが、うのみにする有権者ばかりでないことは首相も重々承知のはず。低支持率にあえぐ現在...
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安倍元首相銃撃事件をモデルにした映画 異例の上映中止に賛否…言論の自由か、言論封殺か
26日、ツイッターで「上映中止」の言葉がトレンド入りした。 鹿児島市の映画館「ガーデンズシネマ」が、29日に上映予定の「REVOLUTION+1」の上映中止を決めたと公表したからだ。同映画は、安倍晋三元首相の銃撃事件を題材に...
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真田広之「ブレット・トレイン」の衰えないアクションに胸アツ!国内連ドラ出演待望論も
ブラッド・ピット(58)主演のハリウッド映画「ブレット・トレイン」。日本で1日公開から、9月10日と11日の全国映画動員ランキングでは3位と好調である。 【写真】この記事の関連写真を見る(15枚) 「15歳未満は見られな...
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ブラピ主演映画「ブレット・トレイン」がヒット ハリウッドが描く“新幹線映画”の原点
伊坂幸太郎(51)の小説「マリアビートル」原作、デヴィッド・リーチ監督(46)のハリウッド映画「ブレット・トレイン」が、公開初日の1日から4日間累計動員28万4000人、興収4億1200万円と好調だ。全国動員ランキングでは5週連続ト...
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「トップガン マーヴェリック」ヒット驀進中! 80年代ヒーロー復活の意外な背景
「トップガン マーヴェリック」が間もなく興行収入120億円突破、今年の実写洋画ナンバーワンを誇っている。第1作「トップガン」との2本立て限定公開も決定した。この第1作が公開されたのと同じ1986年、テレビで放送を開始した日本の「あぶな...
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怒りを抱える現代人…映画「ジョーカー」で考える“正気が狂気に振れる”とき
毎年のようにおかしな事件が起きている。昨年は、26人の命を奪った心療内科放火事件に続き、乗客17人が襲われた京王線刺傷事件。その極みがもうすぐ発生から50日になる安倍元首相銃撃事件だろう。安倍元首相の殺人容疑で送検された山上徹也容疑...
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東映ウハウハ!「ONE PIECE FILM RED」は興収92億円突破、躍進するアニメ3作品の共通点
劇場版第15作「ONE PIECE FILM RED」が公開から16日間で興行収入92億円を突破。全米での公開が始まった「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」が8月22日現在で、累計5050万ドルの大ヒットを記録するなど、躍進が止ま...
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「355」“脳ミソ溶ける”季節には美女スパイ軍団痛快活劇がイチバ~ン!
脳ミソが溶けそうなハンパない酷暑には、首から下のみ反応させてドンパチ映画を見たいもの。 男どもの戦場アクションもいいが、いっそネーチャンたちに思い切り暴れてもらおう、という人に、ガキの頃から美女軍団大活躍映画が大好物の私が自...
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続編10作超えは確実? 大ヒットの映画版「キングダム2」うれしい悲鳴とある懸念
人気コミックを実写映画化した、俳優の山崎賢人(27)主演の「キングダム2 遥かなる大地へ」が累計で動員280万人超、興収40億円を突破して話題だ。 「すでに、劇場では続編の第3作の公開が予告されているが、今作から第4作までまと...
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「ぜんぶ、ボクのせい」松本まりかの姿態もイイが…寄る辺なき少年の試練と諦観を見よ
この夏、ミニシアターで密やかに輝きを放つ日本映画に触れてみたい、と思う人にお薦めするのがこの小品佳作だ。 監督・脚本を手掛けた松本優作は、秋葉原無差別殺傷事件をモチーフにした「Noise ノイズ」(2019年)が評判を呼んだ...
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映画館は中高年の避暑地! 懐かしの作品続々、青春時代にタイムスリップ
エンジンが炎を噴き、爆音をとどろかせて戦闘機が空母から飛び立つと、はるか大空でケニー・ロギンスの「デンジャーゾーン」が響き渡る。映画「トップガン マーヴェリック」の劇場は、スクリーンで青春時代にタイムスリップしたような顔をした中高年...
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是枝裕和監督がカンヌ映画祭で切実な訴え…日本映画界の「危機的状況」を示すデータ
「日本の映画界全体が危機感を持つべき。もう何年か、このままいくと手遅れになると個人的には思っています」――5月28日(日本時間29日)にフランスで行われたカンヌ映画祭の授賞式で、日本を代表する映画監督のひとり、是枝裕和監督(59)がそ...
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背中で語るトム・クルーズ…「トップガン」最新作は世代を超えるか
ネット社会になり、世代間の溝が広がっている現代社会。私も含め、「あの頃はこんなだった」と言いがちでウンチクを披露したがる年配者は、“映画を早送りで見る若者”にはウザがられるに違いないのです。だって調べればある程度のことはネットで分か...
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「流浪の月」22年上半期屈指の出来ばえ!広瀬すず、松坂桃李、横浜流星の“卓抜ポイント”
今年上半期、屈指の出来ばえを持つ作品と思う。「怒り」以来、6年ぶりの本格的な新作となる李相日監督の「流浪(るろう)の月」だ。 撮影は「パラサイト 半地下の家族」のホン・ギョンピョが担当した。この新たなコンビから、いったいどん...
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倍賞千恵子主演「PLAN 75」が描く超高齢社会 この世に“いらない人間”は存在するのか
老いるというのは、人のお荷物になってしまうということなのでしょうか? 少子高齢化が深刻化する日本において、やがて年を重ねた時、「どのように人生を終えるのが良いか?」というのは、難しい問題です。 このようなテーマを扱った作品と...
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【ウクライナのひまわり畑】ソフィア・ローレンの感動名画にもいくつもの闇
新学期が始まって1カ月。このコラムでも何度か書いたが、ここ数年、大学のゼミでは映画を素材にして「物語」の構造と「感動」の関係を探る、という授業をやっている。手順としては、どんな素材を取り上げたいかを受講生にアンケートし、そのラインナ...