北島三郎「90歳の選択」…都内の大豪邸からホテル住まいで前向き生活
それでもコンサートに穴はあけないのがサブちゃん。最高の歌声を届けるために、車椅子でステージに立つことを選択し始めたのは10年ほど前から。80歳当時、自身の芸道55周年パーティー「感謝の宴」では車椅子で会場入りし、孫の腕を借りてステージに立つ姿がスポーツ紙などで報じられた。
一般家庭でも戸建て住まいの階段昇降の不便さや転倒のリスクから、1階だけで生活している高齢者も多く、マンションに転居する人も少なくない。さらにホテル住まいは北島の身の回りの世話をしている妻の負担軽減とケガ防止の意味もあるという。
「御大はとにかく歌が第一優先。歌を届けるために、生涯現役でいるためなら構わない。人によっては見た目がどうのと言う人もいますが、リスクを極力回避して歌に全精力をささげるのが北島三郎らしさです」(芸能関係者)
脳科学リハビリ医で、95歳でも当たり前に歩ける身体を作る「サコ-メソッド」を開発した、酒向正春氏がこう言う。
「高齢者が生活環境を変えることは困難と言われます。そこを家に執着せずに転宅されることに北島さんの英断がある。新たな環境で人と会い、毎日を楽しみ、動くことを億劫にしないことが北島さんの目標とされる“生涯現役”につながります。車椅子でもできるリハビリはたくさんありますし、診察して歩けない原因がなければ、攻めのリハビリで再び歩くことも可能になります」


















