著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

私がロシア人3代記の取材を諦めた理由

公開日: 更新日:
1989年11月、ベルリンの壁が崩壊。壁の天辺に立ち上がり、自由を噛みしめるたくさんの人々(DPA提供・AP=共同)

 ウクライナのゼレンスキー大統領の演説を聞いて、日本国民はどう思っただろうか。言い方が適切か否かは別にして、この演説からはなんとか日本国民の精神的、物質的支援をとの期待が感じられた。44歳のこの大統領は各国の演説で、20世紀前半のあの第2次世界大戦による人類の惨禍と、その中で指導… 

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