ウクライナ侵攻
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ウクライナ軍「史上最大の作戦」カウントダウン…ロシア軍の防衛ラインを突破できるのか
ウクライナ軍が反転攻勢に打って出る。同軍のザルジニー総司令官は27日、通信アプリ「テレグラム」に「われわれのものを取り戻す時が来た」とのメッセージと共に、戦場に向かうウクライナ軍の動画を投稿。軍のトップが大規模な反転攻勢の開始を表明...
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日本精蝋×ピーピー・カストロール ウクライナ問題が絡む石油関連業界を比較
広島サミットにウクライナのゼレンスキー大統領が参加し、ロシアとの戦争についてG7で話し合いが持たれました。 ロシアによる侵攻から1年以上が経過。ウクライナ問題は食料や資源など世界の供給体制を揺るがしています。石油もその一つで...
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サミットで有頂天なのは首相だけ 列島を覆う「新たな戦前」のキナ臭さ
G7広島サミットで注目された岸田首相は有頂天だ。サミット期間中の週末に実施された世論調査では、内閣支持率が10ポイント近くも上昇。自民党内では、「ゼレンスキー効果だ」「この勢いなら圧勝できる」と、早期解散を望む声が高まっている。 ...
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ウクライナ復興の巨額費用財源は「増税」か…日本が払わされるゼレンスキー来日の“対価”
ウクライナのゼレンスキー大統領の“電撃訪問”が奏功したのか、岸田内閣の支持率が急上昇している。毎日新聞の最新の世論調査(20、21日実施)によれば、支持率は前回調査(4月15、16日)より9ポイント増の45%だ。しかし、日本国民はゼ...
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これじゃあロシアに“宣戦布告”同然だ 岸田サミット あらゆる面で「ヒロシマ」を冒涜(下)
「核兵器のない世界」実現という理想をG7で共有した──。サミット議長国として21日、記者会見した岸田は胸を張ったが、二枚舌もいい加減にしてほしい。 G7で共有したのは、核兵器を「絶対悪」としたものではない。核軍縮に「安全が損な...
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ウクライナに関わり30年超の日本人エコノミスト「強さが試されるのはむしろ終戦後」
「プーチンの戦争」が14カ月に及ぶ中、ウクライナの領土奪還作戦の成否に国際社会も神経をとがらせている。ゼレンスキー大統領は2014年にロシアが一方的に併合した南部クリミアを含む全領土の奪還を掲げ、国民の結束と徹底抗戦を呼びかけるが、そ...
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米CIAが勧誘動画でロシア人スパイ募集の狙い…インテリジェンスの専門家も違和感拭えず
一体、本当の目的は何なのか。米中央情報局(CIA)が15日、ロシア人向けに機密情報の提供を呼びかける「勧誘動画」をネット上に公開。関心を集めている。 CIAが作成した動画は2分弱。ロシア語のナレーション入りで、ロシア語の字幕...
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ワグネル創設者がロシア軍の位置情報提供を打診か…ウクライナ側に取引持ち掛け
15日付の米紙ワシントン・ポストは、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が、ウクライナ国防省情報総局に「東部ドネツク州の激戦地バフムトから撤退すれば、ウクライナ軍が反撃できるようロシア軍の居場所を教える」と取引を持ち掛け...
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近現代史の第一人者がG7広島サミットを前に警鐘…「ウクライナ戦争に勝者はいない」
5月19日に始まるG7広島サミットに向けて、岸田政権は高揚している。原爆を落とされた地、広島で「核なき世界」に向けてメッセージを発する。岸田首相はそれを政治的レガシーにするつもりだが、もうひとつ、今度のサミットではG7が対ロ、対中で...
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仲介役を担わない日本 なぜウクライナ和平に動かないのか
日本は9条を含む憲法を持つ。多くの国民は、日本は平和を追求する国と思っている。だが、国際問題が軍事紛争に発展した時、日本は平和的解決を目指す先頭を切っているのであろうか。 2022年11月10日付のニューヨーク・タイムズ紙は...
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露ワグネル創設者「侵攻を終結すべき」と異例の声明 プーチンの主張を真っ向否定の真意
停戦への露払いなのか、それともプーチン批判なのか。 ロシアの民間軍事会社「ワグネル」創設者プリゴジン氏が14日、ウクライナ侵攻について「終結すべきだ」とする声明をSNS上で発表した。プーチン大統領の周辺が「侵攻終結」を訴える...
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定番ゲーム「モノポリー」がロシアで不足…政府系メディアが報じたワケ 識者の見解は?
〈玩具店が「モノポリー」不足に直面〉──。ロシア経済紙RBCやRT(旧ロシア・トゥデイ)などの政府系メディアが8日、こう報じた。ウクライナ侵攻で経済制裁を受けるロシア国内で“異変”が起きている。 ■制裁影響ジワリ モノポ...
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世界のリーダー気取りで陶酔の危うさ 岸田首相に広島サミットをやらせるな
新年度予算があっさりと成立し、後半国会では「防衛増税」が大きなテーマになりそうだ。 防衛費の増額に必要な財源確保法案が6日の本会議で審議入り。これに対し、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の野党3党は「安易な増税に反対」の...
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止まらないオワコン化 復讐の物語の中でしか残らない暴力団
前回はアメリカのマフィアと同様、日本の暴力団もオワコンになりつつあると書いた。 では、暴力団がオワコンになるとして、一般市民が不便や不安に感じることはあるのだろうか。おそらく「ない」と答えるしかない。暴力団が絶滅したとして、...
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ウクライナ惨劇を目の当たりにした後で「必勝しゃもじ」贈呈はないだろ
『今日のウクライナは明日の東アジアかもしれない』(岸田文雄・日本国首相) これは3月26日の『日テレNEWS』にあがった、防衛大学校の卒業式で岸田さんが卒業生に向けた訓示だ。 岸田さんは冒頭の言葉を述べ、 「ロシ...
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ロシアのウクライナ侵攻後の安倍元首相の発言 完全否定で「より強い力」が日本を覆った
何か事件が発生した際、その時には重要性に気づかないが、後々検証すると歴史上、極めて重要な意味を持つものがある。 昨年2月24日、ロシア軍がウクライナに侵攻した。そして、同27日にフジテレビ系の「日曜報道」で、安倍晋三元首相は...
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ウクライナが戦後復興で「日本主導」と名指し…岸田政権が突きつけられる巨額支援
〈復興「日本が主導を」〉──。 ウクライナのゼレンスキー大統領の単独インタビューを報じた読売新聞朝刊(25日付)に、こんな見出しが躍った。戦後復興を見据えるゼレンスキーから、日本は中心的な役割を担う国として名指しされた格好だ。...
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「戦争する国」にまっしぐら 対立を煽り軍拡を急ぐ岸田首相でいいのか
また「G7議長国」をアピールだ。岸田首相は26日、防衛大学校の卒業式の訓示で自身のウクライナ訪問に触れ、「ロシアによる侵略の惨劇を直接、目の当たりにし、これを繰り返さないために侵略を一刻も早く止めなければならないという決意を新たにし...
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プーチンがベラルーシに戦術核配備 戦意を煽った中ロ首脳会談スレ違いと「必勝しゃもじ」
勝機の見えないウクライナ戦争にイラ立つロシアのプーチン大統領が再び核使用をチラつかせ始めた。25日の国営メディアのインタビューで「米国は長年、NATO(北大西洋条約機構)の欧州領土に戦術核兵器を配備してきた。ベラルーシとの間で同様の...
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岸田首相キーウ手土産「必勝しゃもじ」の能天気…広島訪問オバマ氏持参「折り鶴」とは大違い
「必勝しゃもじ」がかつてない逆風にさらされている。岸田首相がウクライナの首都キーウでゼレンスキー大統領に直接会った際、地元・広島の名産品として贈呈したからだ。1年以上もロシアの侵略にさらされる戦時大統領に必勝グッズを贈る見識のなさ。物...
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遠い戦争に前のめり 日本がやるべきはウクライナへの加担なのか
「日本とウクライナの関係はより一層強固なものとなり、G7議長国を務める日本として、ウクライナ侵略への対応を主導する決意を示すことができた」 キーウ電撃訪問から23日早朝戻った岸田首相。午後から参院予算委員会に出席し、外交報告を...
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プーチン大統領勝利に終わるのか? 苦戦ウクライナ軍「死傷12万人」の衝撃
ウクライナ軍は、想像以上の打撃を受けているのか。ロシアの侵略に抗戦をつづけるウクライナ軍の死傷者が、最大12万人に達しているという。米紙ワシントン・ポスト(電子版)が13日、欧米当局者の推計として伝えている。ロシア軍の死傷者は、推定...
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ロシア軍の傭兵部隊「ワグネル」が薬物中毒者も採用へ…“禁じ手”に透ける深刻な人材不足
ロシア軍が反転攻勢を強めている。9日未明から朝にかけ、ウクライナ全土を波状攻撃。ウクライナ軍によると、ミサイル81発、ドローン8機による攻撃だったという。ロシア軍による大規模攻撃は2月中旬以来、約1カ月ぶりだ。激戦地となっているウク...
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ウクライナでロシアが勝利する日 日本は5年後、10年後に今の行動を後悔するだろう
日本国民は正義よりも強い者につくことを優先する。正義が強い者の利益と一致する時、声高に正義を主張する。だが強い者が正義に反する時は沈黙する。 米国が「イラクは核兵器開発を行い、世界を脅かす」と虚偽の主張をしてイラク戦争を始め...
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国民は見透かしている岸田首相の外交力 世論調査「ウクライナ訪問しないほうがよい」45%
まるで期待感が薄い。ウクライナの首都キーウ訪問を模索している岸田首相に「凶報」だ。 JNNの最新の世論調査によると、岸田首相のウクライナ訪問について「訪問しないほうがよい」が45%。「訪問した方がよい」(39%)を上回った。...
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G7広島サミットが中国に潰される? 開催前に習近平が訪ロ、ウクライナとの停戦画策
ロシアによる無謀なウクライナ侵攻開始から1年が経過したが、終戦に向けた出口は見えない。泥沼化の中、孤立を深めるプーチン大統領が頼みにするのが、中国の習近平国家主席だ。プーチンからモスクワ訪問を熱烈要請されている習近平は、3月上旬の全...
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岸田首相「何としても行く」3月中のウクライナ訪問は日程公開の“逆張り”か
ロシアによるウクライナ侵攻開始から1年となった24日、岸田首相が会見を開いて支援の継続などについて語った。「我が国は本年のG7議長国」とリーダーシップを強調していたが、内心は裏腹で、G7首脳の中で自分だけがウクライナを訪れていないこ...
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ウクライナ侵攻から1年…「勝利」を約束しないプーチン大統領の危うい精神状態
「プーチンの戦争」が火蓋を切ってから24日でとうとう1年となった。ウクライナの首都キーウを3日間で攻略し、全土を3週間で掌握する作戦は大失敗。戦闘が泥沼化する中、際立つのが、ロシアのプーチン大統領の精神状態の危うさだ。戦死した兵士の母...
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岸田首相はウクライナ訪問できるのか? バイデン米大統領の電撃キーウ入りで狼狽
バイデン米大統領は20日、ウクライナの首都キーウを電撃訪問しゼレンスキー大統領と会談した。バイデンのウクライナ訪問は、ロシアによる侵攻開始以降初めて。訪問は事前に公表されていなかった。 G7首脳らは次々とウクライナを訪問し、...
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「彼(プーチン)を聖人と呼ぶなんてバカ」司祭がみせたロシア正教との距離
もはや遠い過去となった2010年1月。ロシアのプーチン大統領と親交のあるロシア正教会のカリーニン司祭にわたしはこう尋ねた。 「プーチン氏を聖人と崇める雰囲気が、国内に漂ってきています」 司祭は教会内の静まり返った夜の事...