著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

戦争とファシズムを疑いながら特攻作戦で命を散らした慶大生

公開日: 更新日:
飛行服に身を包み、出撃前の打ち合わせをする特攻隊員ら=1944(昭和19)年12月10日(C)共同通信社

 陸軍特別操縦見習士官は、第1期から第5期までに分かれているのだが、もともとは学徒出陣の学生を対象とした制度であった。戦果が目に見えて減少し、パイロット不足が現実の姿になった。そのため航空機やグライダーの操縦を学生に短期間で教えて戦力に仕立てようというのが軍事指導者の思惑であった… 

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