ニコチンゼロの新しい感覚 「ニコレスベイプ」 新登場

公開日: 更新日:

 最近、愛煙家の間でたばこに代わる新感覚のリフレッシュアイテムが話題となっている。ノンニチコン商品「ニコレスベイプ」がそれだ。この10月からファミリーマートを中心に販売を開始。早くも人気になっているという。そこで「ニコレスベイプ」とはどんなものなのか、人気の秘密はどこにあるのかを取材してみた。

周囲も安心な次世代アイテム

 「ニコレスベイプ」は、フレーバー(香り)のついたリキッド(液体)を、火ではなく電気で加熱して発生した蒸気を吸う、いわゆる使いきりベイプの一種。ニコチンは一切含まれておらず、周囲の人にも配慮しながら満足な吸いごたえを実感できるのが大きな特徴だ。禁煙を考えている人、たばこの代わりとなるものを探している人には特におすすめのアイテムといえるだろう。

 また、「ニコレスベイプ」に使われているリキッドの成分はⅤG(植物性グリセリン)やPG(プロピレングリコール)、香料、 ⅤGはシリアル、アメ、ガムなどに、PGもギョウザやおにぎり、うどん、そばなどの食品添加物として一般的に使用されている成分であり、その安全性については何の問題もなさそうだ。

 フレーバーは「フリーズブラック」「ゴールドレモン」「レッドミックスベリー」「ホワイトグレープ」「グリーンアップル」の5種類で1本1408円 (税込)。どれも1本で約600回(たばこ約3箱分)楽しめるというからコストパフォーマンスがいいことも見逃せない。

吸い心地や煙霧量、フレーバーに注力

 開発に携わったライテック品質管理部(プロダクトマネージャー)の若松さんとマーケティング部(ブランドマネージャー)の栁沼さんは、「開発に際しては、よりおいしく煙を楽しんでいただけるようフルーツ味の再現性やメンソールのバランス調整が最も苦労しました。また、使いきりベイプの弱点である残り残量が分からないという点を改善するため半透明の吸い口素材を探索するのにも時間がかかりましたね。」

「さらに『ニコレスベイプ』は吸い心地や煙霧量、さらにフレーバーに特に力を入れており、リキッド特有の甘さを抑えて甘い香りが苦手な喫煙者でもスッキリと吸っていただけ、満足いく煙霧量が出るようになっています」と話す。

販売サイドも「ニコレスベイプ」に注目

「ニコレスベイプ」は10月からファミリーマートで販売されている。その経緯や今後の展開などを同社日用品・雑誌部の日吉将太さんに聞いてみた。

「ライテックさんが扱っていた旧モデルの『KAMIKAZE VAPE』はノンニコチン商材では圧倒的に認知度が高く、今回、ニコレスブランドでの展開により茶葉スティックや使いきりタイプなど多様な商品ラインナップで展開され、商品力も強く、幅広いユーザーに訴求できるブランドと思います。お客様にもご満足いただけるのではないかと思い、導入を決定しました」

「『KAMIKAZE VAPE』と比較しますと販売数が明らかに上振れており、発売からまだそんなに時間は立っていませんが、すでにお客様から高評価をいただいていると感じております」

 人々の健康意識は今後ますます高まることだろう。そして、たばこ税の増税もこれからおそらく何度となく実施されるに違いない。

 そうした状況を踏まえて日吉さんは、「この先もノンニコチンたばこ市場は引き続き堅調に伸長するのではないかと見ています。ニコレスベイプがお客様に浸透すれば、さらに拡大すると思うので、私どもとしても大いに期待しています」

 販売サイドにとっても「ニコレスベイプ」は注目のアイテムのようだ。

記者も驚いた、その吸い心地のよさ

 では、実際に吸い心地はどうなのか、普段は電子たばこを愛用している記者が実際に試してみることにした。

 吸ってみてまず驚いたのはその豊かな煙霧量。5タイプどれもたっぷり煙(蒸気 )が出て普段愛用している電子たばこ以上の吸い応えがある。しかも、フルーティな味わいもおいしいし、周りの人を悩ませることの多いたばこ臭や焦げたようなニオイがない。これなら煙の行先や臭いに気を遣わなくはならない場面でも安心して使えそうだ。

 一方、一度「ニコレスベイプ」を使って以来、手放せなくなったというのが都内のタクシー運転手のTさん(51歳)だ。

「一昔前なら車内でたばこを吸っていても問題なかったのですが、今はそういうわけにはいきません。電子たばこでも車内に独特なたばこ臭が残ってお客様のクレームになりますから。でも、『ニコレスベイプ』なら臭いの心配は全くありません。さすがにお客様の前では使えませんが、ちょっとした休憩の時などに『ニコレスベイプ』を吸うと気分がリフレッシュしてまた仕事が頑張れます。私にとって『ニコレスベイプ』はまさに救いの神かもしれないですね」

NICOLESS茶葉スティックCMもテレビやYouTubeで話題に

 NICOLESSファミリーで現在公開中のNICOLESS茶葉スティックCMでは商品をメインにインパクトあるつくりでユーザーに伝わりやすい内容になっている。是非ともYouTubeで全編確認してほしい。

 今や時代は嫌煙社会。愛煙家にとっては肩身の狭い世の中になってきた。それでも、NICOLESSファミリー(ベイプや茶葉スティック)なら愛煙家も嫌煙家も満足するはずだ。今後の動向に大いに注目したいところだ。

■提供:ニコレスベイプ(株式会社ライテック)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    夏の京都に異変! 訪日客でオーバーツーリズムのはずが…高級ホテルが低調なワケ

  3. 3

    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

  4. 4

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  5. 5

    ヒロド歩美アナ「報ステ」起用で波紋…テレ朝とABCテレビの間に吹き始めた“すきま風”

もっと見る

  1. 6

    中日立浪監督「ビリ回避なら続投説」は本当か…3年連続“安定の低迷”でも観客動員は絶好調

  2. 7

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  3. 8

    夏休み到来! 我が子をテレビやゲーム、YouTube漬けにしない「割と簡単にできる方法」

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 10

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”