園田競馬 追い切り絶好「サンライズフレイム」が押し切る

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12月25日(木)第25回兵庫ゴールドトロフィー(JpnⅢ)16時発走予定

 お馴染みとなった年末園田の交流重賞だ。
 昨年は開催24回目にして川崎・フォーヴィスムが勝利したが、今年はやはりJRA勢が中心。

 ◎はサンライズフレイムだ。
 重賞勝ちは、初の交流挑戦となった2走前のテレ玉杯だが、これが強かった。差し脚質を一変させる好位2番手からのレース運びで、その仕掛けは3角過ぎ。早め先頭からの体力勝負で3馬身差と後続を寄せ付けなかった。浦和の小回りで新味を見せたから、左右の周りこそ違えど、園田の1400mでもだ。

 前走の武蔵野Sでは、やや最終調整を手控えられつつも久々のマイル戦で④着と好走した。幅の広がりに充実ぶりがうかがえる。14日の日曜日にCウッド6F81秒6、3F39秒5-12秒9を出し、翌週水曜日には坂路4F51秒5、12秒6と攻められている。状態アップが見込めるから、ここは強気の競馬で押し切っていい。

 ○▲印は3歳勢。マテンロウコマンドにハッピーマン。
 春の園田1400mの兵庫チャンピオンシップの①②着馬だが、前者はそこで鮮やかに2馬身と差し切った。1400mダートを4連勝での重賞制覇だったが、その後は門別の6F・北海道スプリント、東京マイルのグリーンチャンネルCで連続②着と距離を替えても好走した。前走の武蔵野Sは⑩着と崩れた形だが、これが直線でドン詰まっただけ。100mからしか追えなかったから参考外だろう。得意距離に戻っての巻き返しがあるとみる。

 後者ハッピーマンは、兵庫チャンピオンシップ後に佐賀・サマーチャンピオン、浦和・テレ玉杯で④⑥と崩れたが、一息入れて立て直した前走のオータムリーフSで差し切り勝ち。出遅れながらも馬群を割って進出しての差し切り勝ち。プラス17キロと増え切れなかった馬体に実が入ったことが大きな勝因であり、全日本優駿2歳S②着の素質馬が復活ののろしを挙げた形だ。園田1400mは兵庫ジュニアグランプリ勝ちがあり、当然、注意が必要。

 注印は地元のエコロクラージュ。
 園田22戦と地の利があり、6歳となりより力もつけてきた。春の高知・黒船賞で中央勢を相手に⑥着と健闘し、夏の佐賀・サマーチャンピオンは0秒2差の③着に食い込んだ。追いどおしながらしぶとく伸びて上位の中央勢に迫ったから、地元に戻る今回は押さえて追きたい一頭だ。

 また、JRA勢のサンライズホークは、韓国遠征を境に気性的な難しさが顔をのぞかせている。無印とする。

第25回兵庫ゴールドトロフィー(JpnⅢ)は12月25日(木)の16時発走予定だ。

◎サンライズフレイム
○マテンロウコマンド
▲ハッピーマン
注エコロクラージュ

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