「血管年齢」を若く保つ方法…日本人の4分の1は血管の病気で死亡

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 寝たきりで要介護になるリスクを下げたければ、血管をできる限り若く保つことは外せない。なぜなら、寝たきりの原因となる病気に血管の劣化が大いに関係しているからだ。国立循環器病研究センター名誉院長の小林順二郎医師(心臓血管外科医)に話を聞いた。

 介護や支援が必要となった原因トップは認知症で16.6%──。これは厚生労働省の「国民生活基礎調査」(2022年)による結果だ。着目したいのは、2位に脳血管疾患(脳卒中)16.1%、6位に心疾患(心臓病)5.1%、8位に糖尿病2.9%がランクインしていること。

 認知症には、脳卒中など脳の血管の障害で脳細胞がダメージを受け認知機能が低下する血管性認知症が含まれている。脳卒中が脳血管の障害であることは言うまでもなく、心臓病は血管と密接に関わる病気であり、糖尿病は慢性的な高血糖で全身の血管を傷つける。要介護・要支援の原因の複数が血管と切っても切れぬ関係であることを見ると、血管をできる限り若く保つ努力をすれば、要介護・要支援のリスクを下げられる可能性が高いのだ。

「死因とも血管は関係しています。日本人の4分の1は血管の病気で死んでおり、これはがんよりも多いのです」(小林医師=以下同)

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