小久保監督の考えで「一番重要なこと」…彼は“口うるさい昭和タイプ”ではありません
元ソフトバンク広報・田尻一郎氏による「鷹の真実」(第2回=2024年)を再公開
日刊ゲンダイではこれまで多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。当事者だからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係──。
今回はソフトバンク小久保監督について綴られた元ソフトバンク広報・田尻一郎氏による「鷹の真実」(第2回=2024年)を再公開。年齢、肩書などは当時のまま。
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2012年に現役を引退した小久保裕紀監督(52)が指導者としてホークスに復帰したのは21年。当初はヘッドコーチに就任しましたが、なにしろ厳しい人なので選手からはやや怖がられていました。
22年から2年間、二軍監督を任されると次第に選手個々と接点が増え、そこで小久保監督自身の考え方がチーム内に浸透。「この人を胴上げしたい!」という選手が多くなりました。
小久保監督の考えで一番重要なのが、「野球選手である前に社会人であれ」ということです。ペットボトルの中身が余ったら、ちゃんと捨てましょう。ペットボトルも所定のゴミ箱に捨てましょう。寮のスリッパはちゃんと下駄箱にしまいましょう……。二軍監督時代は、そうした身の回りの常識を若手に教え込んでいました。


















