野球
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絶好調の大谷翔平 二刀流「開幕から完全復活」に落とし穴
今季、二刀流の完全復活を目指す大谷翔平(26=エンゼルス)の評判が上々だ。 日本時間4日、レンジャーズとのオープン戦では中堅バックスクリーンを越える142メートルの特大本塁打を放ち、米メディアを仰天させた。 打席同様...
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巨人菅野が開幕内定 勝負は秋…日本一が先かガス欠が先か
開幕投手に内定している巨人の菅野智之(31)が順調な仕上がりを見せた。4日のヤクルト戦に先発。大城とバッテリーを組み、47球を投げて3回2安打無失点だった。 ■新たな武器「ゴロ投法」 「今年はカーブを効果的に使いたい」と...
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ヤクルト内川は早くも5番内定 原動力は“史上4人目の称号”
39歳を迎えるベテランが新天地で気を吐いている。3日の巨人とのオープン戦初戦で移籍後の実戦初本塁打を放ったヤクルトの内川聖一(38)。4日の巨人戦は2タコに終わったものの、「キャンプからずっと状態の良さを維持していて、高津監督は早く...
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巨人の対抗馬は阪神ではなく広島 “新戦力”で問題点が解決
キャンプ視察を終えたセ・リーグ某球団のスコアラーに聞いた。 「優勝候補? 大穴と言ったら失礼だけど、要警戒は広島ですね」 戦力的には巨人が圧倒的だ。FAで梶谷、井納を加え、エースの菅野も残留。少なくともセでは投打にずぬ...
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原巨人トレード放出“次の大物”は?田口麗斗電撃移籍の波紋
巨人・田口麗斗投手(25)とヤクルト・広岡大志内野手(23)の電撃トレードが発表され、巨人に他球団から熱視線が注がれている。 なにせ、昨年は澤村、今年は田口といった侍ジャパン経験者の元主力が次々と放出された。澤村の交換要員だ...
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遠征先で無断外泊先から球場入り…それでも石井は好投した
ヤクルトのドラフト1位ルーキー石井一久(現楽天監督兼GM)は、1992年の日本シリーズ第3戦で史上初の「レギュラーシーズン未勝利の高卒新人の先発登板」を果たす。4回途中2失点で敗戦投手となったが、高卒新人投手の先発登板自体、56年の...
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田中将は「2戦目先発」に 開幕投手を避けた楽天の深謀遠慮
現場とフロントでさまざまな思惑があるようだ。 楽天の田中将大(32)のシーズン日本復帰登板が開幕2戦目(3月27日土曜の日本ハム戦=楽天生命パーク)に決定した。石井GM兼監督は開幕投手に昨季11勝を挙げ、最多勝を獲得した涌井...
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有原航平にメジャーの洗礼 成否は“剛速球の制球”がカギ
レンジャーズにポスティングで移籍した有原航平(28)が日本時間3日、ホワイトソックスとのオープン戦に初登板。2イニング相当を5安打3失点、1四球だった。一回1死一、二塁のピンチで若手内野手ボーンに3ランを許すなど、メジャーの洗礼を浴...
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先行き不透明な米経済が大リーグに与えるダメージの深刻さ
米国の消費者心理を示す指標であるミシガン大学消費者信頼感指数は、2021年2月の確報値が昨年8月以来最低を記録した。今回の結果は消費者の景況感の悪化を示す。 一方で株価は上昇。米国の代表的な株価指数であるS&P500は昨年3...
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古田敦也が内角打ちの名人になった貪欲な「聞き取り力」
「ギャンブルはしない」という野村克也監督のサインを無視した三塁走者・古田敦也のギャンブルスタートが功を奏し、貴重な追加点を奪ったヤクルトは、1993年の日本シリーズで15年ぶりの日本一に輝いた。 それにしても古田はよく突っ込ん...
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ソフトB栗原キャンプ初の捕手起用で改めて見えた層の厚さ
初体験は「倍疲れた」らしい。 28日のオリックスとの練習試合でソフトバンクの栗原陵矢(24)が、今キャンプ初めて捕手としてプレー。五回まで4投手を無失点に導き、打っては2打数2安打1打点と獅子奮迅の活躍を見せた。 7...
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レ軍澤村やっとチーム合流 開幕間近で強いられる突貫工事
レッドソックスにFA移籍した澤村拓一(32)が、遅ればせながらチームに合流する。 ビザ取得のため、渡米が遅れていた新人右腕は、すでにキャンプ地のフロリダ州フォートマイヤーズ入り。現在は同州の安全対策規定(プロトコル)に従って...
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レッドソックス澤村拓一の方が山口俊より期待できる根拠
「ウチは本気で取りにいっていただけに、彼を獲得できなかったのは非常に残念だ」 先日、ア・リーグのスカウトから電話がかかってきた。「彼」とはこのオフ、レッドソックスに入団した澤村拓一(32)のことだ。同じア・リーグ球団にもってい...
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なぜパは強いのか?元ロッテ、オリ監督・西村徳文氏に聞く
キャンプ終盤に差し掛かるプロ野球は、セ・パの実力格差が顕著だとかまびすしい。ともに巨人とソフトバンクが戦った2019年、20年の日本シリーズは、ソフトバンクが2年連続で4連勝。過去10年間のシリーズでは、パの日本一が9回と、セを圧倒...
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中日・根尾「遊撃レギュラー」狙うも…忍び寄る2人の後輩
大阪桐蔭高時代の2018年に春夏甲子園連覇を達成し、鳴り物入りでプロ入りしてからはや3年。中日の根尾昂(20)は今キャンプで、本職である遊撃レギュラー奪取を目標に掲げている。 正遊撃手の京田陽太(26)は打撃に課題があるもの...
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93年日本S第7戦 古田の“ギャンブルスタート”はサイン無視
読み通り、西武の守護神・潮崎哲也の内角スライダーに私の体が反応した。打球はライナーで右翼ポール際へ飛び込むサヨナラ本塁打となった。1992年の日本シリーズ第6戦のことだ。 西武圧倒的有利の下馬評を覆し、6試合で3勝3敗。その...
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気乗りしなかったキャンプ取材で見つけた「2人の超逸材」
実は今年のキャンプ取材をためらっていた。 出口の見えないコロナ禍。各球団は徹底した感染症対策を取っており、PCR検査による陰性証明がなければ球場に入れない。それは当たり前だが、許可を出してもらっても、今度は首脳陣や選手とのソ...
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虎エース西勇に不穏情報…緊急離脱と後輩説教でチーム困惑
「手応えはあります」 先日、キャンプ地を訪れた阪神の藤原オーナーは、報道陣に対し、笑顔しきりだったという。 当然といえば当然だろう。3年契約最終年を迎える矢野阪神の戦力は充実している。昨秋ドラフトで4球団競合の末に獲得...
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ソフトB左腕・大関友久の実力と評判 またまた育成の新星が
「西の大関」がまたも躍動した。 25日、ソフトバンクの育成左腕・大関友久(23)がロッテとの練習試合で登板。九回のマウンドに上がると、左打者3人を3者凡退に打ち取った。2019年育成ドラフトで仙台大から入団し、今年が2年目。2...
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巨人井納が初対外試合で無失点 だから補強はやめられない
DeNAから巨人にFA移籍した井納翔一(34)が25日、移籍後初の対外試合となる中日戦に先発。3回無失点と好投した。 「変化球の精度が良くなかったけど、調子が悪いなりに投げられた」と反省したが、許した安打は京田の右越え三塁打の...
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92年日本Sで西武・潮崎からサヨナラ弾 捕手の配球を読んだ
三振をしてベンチに戻ると、野村克也監督の“尋問”が始まる。 「何考えとる。三振の仕方が悪い。何を狙っていた? 根拠は何だ?」 追い込まれていたのに、なぜ変化球を待ったのか。相手の配球データを見て、ここは変化球しかないと...
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レイズ筒香2年目は“三刀流” 三塁と左翼に加え一塁でも起用
昨季ア・リーグを制したレイズの野手組が日本時間24日、フロリダ州ポートシャーロットでキャンプイン。メジャー2年目を迎える筒香嘉智外野手(29)はフリー打撃、守備練習などをこなし、初日を終えた。 練習前にはキャッシュ監督、ニア...
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球団トップ不用意発言で露呈…メジャーの意外な渋チン体質
イチロー(現会長付特別補佐兼インストラクター)、菊池雄星(29)らが所属するマリナーズのケビン・マザー球団社長兼CEOが不用意な発言で職を失った。 同氏は、今月5日のオンラインイベントで、年俸総額を削減するため、有望な若手選...
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ルーキー佐藤輝もプロ初の途中交代…阪神選手を襲う故障禍
プロ入り初の途中交代となった。 23日、阪神ドラフト1位の佐藤輝明(21=近大)がDeNAとの練習試合に「3番・左翼」でスタメン出場。2打数凡退に終わると、六回限りでベンチに退いた。22日まで実戦8試合で打率.452、2本塁...
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巨人・秋広の2二塁打は敵に「打たせてもらった」可能性大
ビッグルーキーが息を吹き返した。 巨人のドラフト5位新人・秋広優人(18=二松学舎大付)が、23日のヤクルト戦で2本の二塁打を放って対外試合初打点もマーク。ベース上で身長2メートルの巨躯とは不釣り合いの童顔をほころばせた。 ...
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「野村ID野球」支えた選手以上に担当スコアラーが怒られた
「弱者の兵法」として野村克也監督が重視したのがID野球である。インポータント・データの略で「データ重視」の意味だ。 「敵を知り、己を知る。同じ右打者でも足が速く、塁に出したくない飯田(哲也)、長打力のある広沢(克己=現・克実)、...
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ダル同僚は14年357億円…長期・高額“MLBメガ契約”の失敗例
ダルビッシュが所属するパドレスの若き主砲タティスJr.(22)が、14年3億4000万ドル(約357億円)の長期契約を交わした。これは史上3番目の契約規模だが、過去の例を見ると巨額契約の大半は惨めな結果に終わっている。そこで、メガ・...
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山口俊がジャイアンツと契約も 巨人に“7月出戻り”復帰の目
大リーグのジャイアンツは日本時間21日、ブルージェイズを自由契約となった山口俊(33)とマイナー契約を結んだことを発表した。米メディアによると、メジャーに昇格すれば、マイナーからメジャー契約に切り替わるスプリット契約だという。招待選...
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レッズ秋山 定位置確保はコミュ力とマインドセットが必須
レッズ・秋山翔吾(32)が日本時間22日、アリゾナ州グッドイヤーでメジャー2年目に向けて始動した。 デービッド・ベル監督はバッテリー組のキャンプ初日に、日本人外野手について「基本的に毎日、プレーすることになるだろう」と、昨季...
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マー君初登板で3失点「カギは速球」ギャオス内藤氏が分析
「収穫しかないです」 楽天の田中将大(32)は20日に日本ハムとの練習試合で実戦初登板を果たし、こう手応えを口にした。 2666日ぶりに日本のマウンドに立った田中は初回、中田に3ランを喫するなど4連打を浴びたが、2イニ...