野球
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選手の性格、人間性がチームに及ぼす影響 「自軍捕手に危険球」のFA左腕バルデスは実績十分も…
オフの移籍市場に、実力は申し分なく、長期高額契約を勝ち取るのが確実視される選手がいる。アストロズからFAになったバルデス投手(32)である。 今季まで5年連続2ケタ勝利。毎年のように200イニング近くを投げ、チームのプレーオ...
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横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた
国内FA権を行使した2001年オフ。11月7日に中日と3度目の残留交渉が終わり、その2日後、獲得に乗り出してくれた横浜の大堀隆球団社長と初めてお会いした。 「うちのチームにどうしても必要なんだ」とラブコールを受け、「必要とされ...
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ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(33)が日本時間18日、米国代表として出場を予定していた来年3月のWBCへの不参加を表明した。 ド軍のファンサイト「ドジャース・ネーション」の動画番組に出演したベッツはWBCへの出場可否に...
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WBCチケットに早くも高額転売ヤー出現!「定価10倍超」のケースも散見でSNS詐欺にご用心
<WBCチケット、47万人待ちはヤバすぎる> SNS上では、こんな投稿が目立った。 ドジャースの大谷翔平(31)らが参戦する来年3月のWBC。18日にローソンチケット(ローチケ)で東京ラウンド分の先着発売が行われ、午前...
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選手獲得には数字に表れない人間性や性格の見極めがより重要になっている
チームが勝つためにはどんな選手を獲得、もしくは育成するのがいいのか。数字に表れない部分も大きい。 ブルージェイズは昨オフ、シャーザーと1年契約を結んだ。ナショナルズとレンジャーズでワールドチャンピオンに輝くこと2度、サイ・ヤ...
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中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした
国内FA権を取得した2001年オフは、「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした。 10月18日にはナゴヤ球場で秋季練習がスタート。32歳のレギュラー選手である俺も、なぜか当たり前のようにメンバーに入り、当たり前のように若手に...
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「クビの理由を言えない」…編成責任者が苦悩する“文化刷新型”のコーチ交代
【Q】毎年、12球団合わせて百数十人の選手が戦力外となるプロ野球。しかし、編成担当にとって選手のクビを切るよりも心苦しいのが、「コーチの契約解除通告」だという。一体なぜなのか。 【A】プロ野球においてコーチが代わる要因はさまざま...
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ブルージェイズにはコンタクト率も得点創出度(wRC+)も高い打者が3人もいた
コンタクト率の高い野手と強打者との組み合わせをうまく実現し、毎年のようにプレーオフに進出していたチームがある。ヒューストン・アストロズだ。 2017年以降、8年連続でプレーオフに進出、うち17、22年にはワールドチャンピオン...
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来秋ドラ1候補の仙台大・佐藤幻瑛が米大学編入から直メジャーへ…「掛け値なしの実力」と「決断の裏事情」
来秋ドラフト1位候補の159キロ右腕・佐藤幻瑛(仙台大3年)が、メジャー挑戦を視野に入れて米大学に編入するという。16日付の日刊スポーツが報じた。 佐藤は青森の柏木農出身。高校時代は無名だったが、大学1年で出場した全日本大学...
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「最強打線」はコンタクト率の高い打者と長距離砲との混成ラインアップ
ブルワーズのマット・アーノルドGMは、2023年の内野守備シフト禁止というルール改正時に、今後コンタクト率がより重視されることになるという意識を持ち、その重要性をチームに浸透させた。 23年以降、ブルワーズが地区3連覇を達成...
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大谷翔平の「投げたい気持ち」に拍車をかける“因縁の先輩”エンゼルス菊池雄星のWBC参戦
菊池雄星(34=エンゼルス)が、WBC出場へ意欲タップリだ。 13日に、岩手の花巻市に自らプロデュースした野球複合施設で自主トレを公開。侍ジャパンへの思いをこう言っている。 「今まで(日本代表に)ご縁がなかったですから...
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星野監督に「オッサン、ボケー!」と叫んだ逆転3ラン…島野育夫さんの「星野ワヤやなあ」で溜飲が下がった
前回のコラムで、監督にゴマばかりするコーチについて書いた。 対照的だったのが島野育夫さんだ。星野仙一監督時代にヘッドコーチなどを歴任。正直、星野さんより何倍も怖かった。何度も首根っこをつかまれ、どやされもしたが、いつも選手の...
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12球団が危惧する侍J組のWBC経由メジャー直訴ラッシュ…セMVP佐藤輝明は1、2年後ともっぱら
阪神の佐藤輝明(26)が初のセ・リーグMVPに輝いた。 26日に都内で行われたNPBアワード内で発表され、会見では「とてもうれしい。これまで取り組んできたことが、1つ形になったんじゃないかな」と喜んだ。 【写真】この記...
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WBCの日本独占放送の裏にNetflixのしたたかな戦略
全世界での契約者数が2024年12月末の時点で3億人を超え、映画、ドラマ、アニメ、ドキュメンタリーなどさまざまな番組を提供するのは、米国の動画配信大手ネットフリックスである。 共同最高経営責任者のグレッグ・ピーターズがスポー...
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青学大「1強時代」のカラクリ…史上6校目の明治神宮野球大会2連覇
圧巻の連覇だった。 昨19日の明治神宮大会決勝で立命大を4-0で一蹴し、史上6校目となる2年連続優勝を果たした青学大。先月のドラフトで中日から1位指名された中西聖輝(智弁和歌山)が2安打17奪三振、七回2死まで無安打無得点と...
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立命館大・有馬伽久は来秋ドラ1“当確”…魔球ツーシームがスカウトの度肝を抜いた
「14日の10者連続三振はもちろん、西武にドラフト1位指名された強打の捕手、明大・小島大河からも空振り三振を奪った実力は本物です」 こう言うのはセ・リーグのスカウト。 16日の明治神宮大会準々決勝、明大戦の四回途中から...
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外国人審判を大豊泰昭さんが突き飛ばし…星野監督“出動”で「未経験の恐怖」を与えた舞台裏
1997年は俺にとってもチームにとっても試練の年だった。自身の打撃不振に加え、ナゴヤ球場からナゴヤドームへの本拠地移転。球場全体が広くなった影響で、打撃成績はからっきしだった。 広くなったのに、なぜかヤジはしっかり聞こえた。...
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「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”
1996年に本塁打王を獲得。オフはプロ野球人生で初めて、「キング」として見られる日々が続いた。地方遠征の試合に行けば、学生やアルバイトの子たちが興味本位でバッティング練習をのぞきに来た。 「しっかりやらなあかんな……」と思いを...
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国内FA市場を停滞させる「密室の紳士協定」…一方メジャーは透明ガバナンスだから発展した
【Q】一つの終わりは一つの始まりだ。日本シリーズ終了翌日の10月31日、FA権の有資格者による権利行使申請が解禁となった。ストーブリーグの華ともいえるFA宣言では、果たしてどんな交渉が行われるのか。 【A】FA交渉で最も重視され...
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高畠導宏さんにはとてもお世話になった。絶不調の俺に手を差し伸べてくれた名伯楽
1996年に「本塁打王」の称号を手にした後、大きなプレッシャーと不安に襲われていた。タイトルを取ったシーズンは終盤の9月から打撃が絶不調。翌97年の春季キャンプになっても調子が回復する兆しはまったくなかった。 出口の見えない...
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侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで
これもまた、オフシーズンの風物詩と言えるかもしれない。 来年開催のWBCを見据えて15、16日に行われる日韓戦で、出場辞退が相次いでいる。3日、NPBエンタープライズは侍ジャパンに選出されていた種市(ロッテ)、牧原(ソフトバ...
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ヒラメにブリに大鯛も…釣った小魚をエサに大物狙う「わらしべ長者フィッシング」が面白い!(川崎憲次郎さん)
生まれは、大分県随一の水産都市として知られる佐伯市。実家のすぐ横を流れる川ではフナが釣れ、自転車で15分も走れば350以上の魚種がいるといわれる佐伯の海です。しかも、同居していた母方の祖父は遠洋漁業の漁師。釣りをするために生まれてき...
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巨人・岡本和真めぐりメジャー6球団で争奪戦勃発! 気になる契約金は「76億~91億円規模」と専門家
ついに道が開けた。 巨人が22日、岡本和真(29)の今オフのポスティングシステムによるメジャー挑戦を容認すると発表。吉村編成本部長と会見に臨んだ岡本がこう心境を明かした。 「(MLB挑戦の希望については)ずっと行きたい...
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明大・毛利海大は「オリ山下舜平大仕込み」の強烈バックスピンが武器
今春、そして現在進行中の秋のリーグ戦、2季連続で明大のエースとして“奮投”を続ける毛利海大投手のいちばんのアドバンテージは、いつもコンスタントに持てる実力を発揮して勝利に結びつけ、大崩れのない「任せて安心」感だ。 どっしりと...
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少年野球チーム立ち上げ18年…甲子園準V、プロ78勝の鉄腕が深刻な野球人口減少を憂い警鐘鳴らす
常に持ち歩く名刺には【都筑ジャイアンツポニー 会長 前田幸長】とある。ロッテ、中日、巨人と渡り歩いた19年間のプロ野球生活で595試合に登板、通算78勝を挙げた細身の鉄腕左腕は、自身が立ち上げた少年野球チームの会長になって18年目を...
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星野監督&張本勲さんからの助言に共通した「もっと自分を疑え」。だから俺は調子が良いときでも…
1996年5月1日、巨人のガルベスとの大立ち回りをして一躍話題になったものの、なかなかレギュラーに定着できなかった。 左打ちの愛甲猛さん(95年オフにロッテから無償トレードで移籍)との併用が続き、相手投手の左右や相性でスタメ...
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石井丈裕の“らしさ”がでた完全アウェーの韓国戦…球場内は大ブーイングも、それが彼の良さだった
日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。 当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上が...
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新庄ハムCS突破のキーマンは…「めちゃめちゃ元気」な長距離砲は来春WBCがモチベーションに
11日からのCSファーストステージでオリックスを北海道で迎え撃つ日本ハム。昨7日は、本拠地エスコンフィールドで紅白戦を行い、短期決戦に備えた。この日は、9月27日に腰痛で登録抹消されていた万波中正(25=写真)が白組の「3番・中堅」...
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スカウトが指摘…今秋ドラ1候補の創価大・立石正弘が抱える“本当のキズ”
今秋ドラフト最大の目玉と言われる創価大の立石正弘二塁手(右投げ右打ち)のケガが話題になっている。 8月1日のオープン戦の走塁時に右足首靱帯を損傷。9月20日に復帰したものの、10月4日の駿河台大との試合で腰を痛めて途中交代す...
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星野監督の退任にガッツポーズも…あまりに早すぎる星野監督の現場復帰に頭を抱えた
これまで星野仙一監督の型破りな言動を書いてきたが、俺も破天荒にならなければ、ここまで生き残ることはできなかったかもしれない。 俺が一軍に定着できたのは1995年の9年目。これだけの遅咲きで、8年間も二軍におったら普通はクビに...
