亜大・川尻啓人の直球の“生命力”にビックリ「ソフトボールのようにグァーッとデカくなる」
この秋の川尻投手の投げっぷりを見ていて、大人っぽくなったなぁと思う。
以前ほど、強く投げようとし過ぎなくなった。
先発のスタートから力まず、むしろ快適そうに投げて、150キロ台がどんどん続く。力んでないので、ボールを長く持てているのだろう……打者に近いポイントでボールを離して、バッテリー間の18.44メートルを短く感じさせている。
なので、150キロが155キロぐらいに打者が感じて、振り遅れの空振りやファウルが続いて、いつも有利なカウントで打者を攻められる。
本人、「ツーシーム!」という鋭いタテの変化……これがまた、打者を悩ませる。シュート回転しながら右打者のヒザ元に沈み、左打者からは逃げながら沈んでいく手の焼ける変化だ。
カーブもあるし、スライダーも操って、決して剛速球だけの「剛腕」じゃないから、打ち損じの凡打を重ねて試合をつくれる。投手に対して失礼な言い方かもしれないが、すっかり「ピッチャー」らしくなってきた。


















