亜大・川尻啓人の直球の“生命力”にビックリ「ソフトボールのようにグァーッとデカくなる」
ブルペンの投球練習を見たのが、ちょうど1年ほど前。
捕手の位置からでも、見上げるような雄大な体躯と堂々の立ち姿。豪快に投げ下ろす投球スタイルも迫力満点だったが、それ以上に驚いたのは、ストレートの「生命力」だ。こっちに向かってくるに従って、硬球がソフトボールのように、グァーッとズームアップ……つまり、デカくなってくるのだ。
福岡大大濠高当時に全力投球を受けた山下舜平大投手……故障中の今でもMLBが食指を動かすというあの剛速球が、ちょうどこんなふうだった。
「どうです、あのエンジンのデカさ! ドラ1でしょう! あとは実戦であの力を発揮できるか……だな」
あまり大きなことは言わない正村公弘監督の言葉に珍しく力が入っていた。
そしてこの春、その「実戦力」をリーグ戦で発揮し始めてきたな……と思ったら、この秋、国学院大戦でノーヒットノーランを達成。ヒットなしでも1点取ってくるような勝負強い相手だけに、その意味でも大きな快挙となり、その大輪の素質が開花したか!


















