ドラフト
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東北福祉大が大学選手権V 胴上げ投手・桜井頼之介が同僚の堀越啓太に代わりドラ1候補に急浮上
15日、神宮で行われた大学選手権決勝で福井工大(北陸大学)を8‐1で下し、2018年以来、7年ぶりに優勝したのが東北福祉大(仙台六大学)。 原動力は7安打1失点、7奪三振、1四球、計118球を投げて完投した今秋のドラフト候補...
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東北福祉大164キロ右腕・堀越啓太めぐり日米争奪戦へ…仙台まで何度も足を運んだメジャー球団も
神宮球場のネット裏にはメッツ、カブス、ブルージェイズ、パイレーツなどのスカウトの姿があった。 164キロの速球を投げると評判の右腕・堀越啓太(東北福祉大、184センチ、95キロ=写真)が、12日の大学選手権2回戦(対東日本国...
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新たな2人のミニマム内野手にプロ注目…今秋ドラフトで“最も小さなプロ野球選手”は生まれるか
9日に開幕した全日本大学選手権(東京ドーム、神宮)で、今秋ドラフト候補の小兵内野手が躍動している。 ひとりが近大の二塁手・勝田成(4年)だ。昨11日の中京大との2回戦で敗退したものの、1回戦の神奈川大戦では2番・二塁でスタメ...
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今秋ドラフトで割食う巨人…“恋人”の創価大・立石正広が「ミスターの後継者」候補と評価急上昇
野手の目玉候補が初戦で散った。 全日本大学野球選手権が9日に開幕。今秋のドラフト1位候補の創価大の立石正広(4年=山口・高川学園)は「3番・二塁」で先発出場し、4打席で1安打2三振に終わった。チームも延長十回タイブレークの末...
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今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋
プロ、アマ球界に波紋が広がっている。 先日、女子中学生への不同意性交の疑いで兵庫県警に逮捕された大商大4年生捕手の蜷川大容疑者(21)の一件。同容疑者は、千葉の名門シニアから広陵高(広島)に進学。遠投120メートル、二塁送球...
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横浜・織田翔希、山梨学院・菰田陽生はどっちがすごい?来秋ドラ1候補の両右腕が関東大会で躍進中
センバツ甲子園を制した横浜(神奈川)の2年生右腕・織田翔希がネット裏のスカウトの目を釘付けにした。 去る21日の春季関東大会準々決勝の浦和学院(埼玉)戦に先発し、初回にいきなり150キロマーク。1点リードの八回2死二塁から適...
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今秋ドラ1候補 早大エース伊藤樹の伸びしろどれだけ? 仙台育英時代には「今がピーク」の評判
令和初の快挙である。 早大のエース・伊藤樹(4年=仙台育英・右投げ右打ち)が19日の明大戦でノーヒットノーランを達成。東京六大学リーグでは2016年の慶応・加藤(現・矢崎)拓也(現・ヤクルト)が東大戦で記録して以来。11奪三...
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ドラ1候補「病み上がり」大学生右腕2人 掛け値なしのスカウト評価
「ちょっとコワゴワ投げている感じですね……」 さるパ球団スカウトがこう言って心配したのが、今秋ドラフト1位候補の高須大雅(明大=右投げ右打ち)だ。 192センチ、94キロの長身から繰り出される最速153キロの直球が最大...
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巨人今秋のドラフト戦略は左腕・井上温大の働き次第…狙うは即戦力和製大砲か、将来の候補か
巨人の左腕がまたまた安定した投球を見せた。 昨22日の中日戦に井上温大(23)が先発。チームは20日のヤクルト戦で延長戦の末にサヨナラ負けを喫した。嫌な雰囲気を断ち切るべくマウンドに上がると、初回からエンジン全開。8回107...
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巨人・石川達也の大躍進で「横浜高校ブランド」再認識…来秋ドラ1は「150キロ右腕・織田翔希で決まり」の声まで
まるで魔球である。 16日のカブス戦の七回、巨人2番手の左腕・石川達也(26)が、鈴木誠也から伝家の宝刀チェンジアップで空振り三振を奪った。「自信がついた」とメジャー通算150発のハップ、2023年の打点王タッカー、鈴木と並...
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東海大相模・金本貫汰 大学生投手を相手に低反発バットで特大弾を放ったパンチ力
打球音が響いたその瞬間、高校生、大学生ともに目を見開き、間を置かずに歓声が響いた。 昨年の夏、その光景を見た東海大相模の関係者が言う。 「夏の甲子園に出場する東海大相模のために、東海大が1.2年生中心のメンバーで練習試...
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創価大・立石正広 素材は一級品、今年1年が「上位」「下位」の正念場
「よく『打撃がいい』と評判を聞くが、むしろ彼の武器は守備力。肩が強い上に、送球のコントロールも抜群。いますぐにでもプロで三塁を守れるし、もしチーム事情などで三塁が無理なら外野に転向させてもいい。素材としては一級品ですよ」 こう...
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健大高崎・石垣元気 最速158キロ!北海道の登別から野球留学を経て大進化
北海道の登別から健大高崎の門をたたいた。 洞爺湖シニア2年時に北海道選抜の一員として沖縄で行われた大会に出場。偶然、沖縄キャンプ中だった健大高崎の赤堀コーチ(現・磐田東監督)と青柳監督の目に留まった。北海道から群馬への野球留...
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大阪桐蔭・森陽樹 190cmから投げ下ろす角度を武器に「勝てる投手」へ
190センチの長身から投げ下ろす最速151キロの直球が武器である。宮崎・聖心ウルスラ学園聡明中時代に軟式球で143キロをマーク。全国の強豪校から誘われ、鳴り物入りで入学した直後から「次代の怪物候補」として注目を集めてきた。 ...
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現役ドラフト“掘り出し物”右腕2人のウリとキズ…《条件付き》で化ける可能性は十二分
NPBの第3回「現役ドラフト」が9日、非公開のオンラインで行われ、巨人の畠世周が阪神に指名された。 近大から2016年ドラフト2位で入団。伸びのある直球が武器で、1年目の17年は主に先発として6勝4敗、防御率2.99をマーク...
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日本ハム新庄監督がドラ1柴田獅子ベタ褒めも…甘いようで甘くないシビアな選手操縦術
まさに立て板に水だ。 日本ハムの新庄剛志監督(52)が昨8日の新人選手発表会で、ドラフト1位の柴田獅子(18=福岡大大濠高)をこれでもかと褒め殺しである。 投打二刀流での活躍が期待されるドラ1に新庄監督は「来年は体を...
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ソフトB育成1位古川遼が異例の入団辞退、その舞台裏と波紋…高校生の「育成拒否」が続出するか
ソフトバンクから今秋育成ドラフト1位指名された古川遼(日本学園高)が入団辞退したことが騒ぎになっている。 ホークスでの入団辞退は、ダイエー時代の1991年4位の三井浩二(足寄高)以来、33年ぶり。ソフトバンクに親会社が移って...
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日本ハム2位・藤田琉生 実業団バレー選手だった両親のDNA…母は全国屈指ママさんチームで現役キャプテン
身長198センチの恵まれた体格は、両親譲りだ。 父の佳典さん(45)は藤田と同じ左利きで185センチ。中学でバレーボールを始め、高校を経て実業団の日本精工に入社。6人制と9人制でともに全国大会優勝を達成した。 プレー...
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明治神宮大会V 横浜の1年生右腕・織田翔希に《2年後ドラフト1位の素材》とスカウト太鼓判
明治神宮大会高校の部で、松坂大輔を擁した97年以来、2度目の優勝を果たしたのが横浜(神奈川)。チームを牽引したのは1年生右腕の織田翔希だ。 【写真】この記事の関連写真を見る(22枚) 昨25日の広島商との決勝に先発、九...
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ヤクルト2位 モイセエフ・ニキータ 《生きていくために日本に来ました》父が明かす壮絶半生
「生きていくために、日本に来ました」 ロシア出身のモイセエフの父・セルゲイさん(47)は、東端のウラジオストクにある極東海洋大学で電子工学を専攻した。どうにかして国を出たい一心で船に乗る仕事ならば活路が開けるのではと考え、船舶...
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巨人1位・石塚裕惺 野球好きの両親が施した多種多様な「英才教育」…体操、水泳、英語、トロンボーンにソロバン
石塚は野球好きの両親の元で生まれ育った。 千葉県出身の母・明世さん(47)と埼玉県出身の父・康直さん(49)の出会いは都内の大学の野球サークルだった。 「家では巨人戦のテレビ中継が流れていて、兄と弟は少年野球チームに所...
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オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…
「やんちゃ坊主で、ずっと家にいられない子でした」 こう話す麦谷の父・尚文さん(55)は、石川・能登出身で、いまは仙台市内に勤める。中学校まで野球をやり、親の勧めもあり、高校からやり投げを始めた。 強肩を生かして高校1年...
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阪神4位・町田隼乙 ハイハイ卒業直後から「坂道歩行」で培った強靭な下半身
阪神からは強肩強打が買われ、《「打てる捕手」として正捕手を担うことができる可能性を秘めた、将来が楽しみな選手》と期待されている。 身長186センチ、体重88キロの恵まれた体は、バス会社に勤める父・光信さん(51=身長181セ...
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中日1位・金丸夢斗 土日も休まず足かけ10年 アマ審判父の「甲子園の道」
「子どもの頃を考えると、プロどころか大学でエースになることすら信じられませんでした」 こう話すのは金丸の父・雄一さん(48)だ。 母の淳子さん(47)、兄・翔太さん(23)との4人家族。小学1年時に地元・神戸市の広陵少...
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DeNA1位・竹田祐 元プロアメフト選手の父が明かす“指名漏れ”で培われた胆力
竹田の父・勉さん(53)は元プロのアメフト選手。現在は自営業で整骨院を営んでいる。 近大付高時代にアメフトに出合った。近大のクリムゾンデビルスを経て、卒業後は三菱銀行センチュリアンズ、マイカルベアーズ、アズワンブラックイーグ...
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ソフトB4位 宇野真仁朗 名門・桐蔭学園で元阪神関川と副主将を務めた父、早実近くに2人で暮らして支えた母
まさにサラブレッドだ。 父・誠一さん(56)は神奈川の名門・桐蔭学園高出身。東京・大田区の中学時代、軟式野球部で都大会ベスト4に入ると、声がかかった。 誠一さんがこう言う。 「桐蔭学園からスカウトしていただいて...
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ロッテ1位 西川史礁 父の思いが詰まった20坪の「甲子園」は鹿児島の黒土、2500Wの照明を完備
「自主練習の環境は、どこの家庭にも負けません」 姉、兄の3人きょうだいの末っ子として生まれた西川の父・凌滋さん(59)は、こう言って胸を張る。 凌滋さんは和歌山県日高郡の建設会社「株式会社西川組」の社長を務める。従業員...
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広島1位・佐々木泰の父は会社社長 熱を入れた息子の野球応援が「2億円」の事業に化けた
「大誤算でした。もともと私も妻も会社員生活に疲弊していて、親父が経営していた会社に入れば少しは楽できると思っていたんですけどね(笑)」 苦境の時代をこう振り返る父・貴さん(62)は、従業員75人を抱える製造会社「ステラ金属株式...
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楽天1位・宗山塁 父子の二人三脚《一日も欠かさず》9年間…「私がしんどくても、容赦してくれなかった」
宗山は、広島県三次市三良坂町で長男として生まれた。父の伸吉さん(50)は広陵高野球部出身で息子の“大先輩”。ケガで選手の道を断たれ、長男に夢を託した。「塁」という名前がそれを物語る。 宗山は三良坂小1年時に伸吉さんが監督を務...
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育成契約は嫌だった?ドラフトで名のある高校球児が軒並み指名漏れのカラクリ
今年のドラフトで目に付いたのは、プロ志望届を出しながら指名漏れした有名な高校生が多かったことだ。 U18日本代表の正捕手だった箱山遥人(健大高崎)や、同じく日本代表で甲子園に4回出場の右腕・高尾響(広陵)が指名漏れ。甲子園を...