人気女子プロの魅力にアプローチ
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女子プロはゴルフ以外にも学ぶことがたくさんある 早大卒・稲垣那奈子の優勝スピーチは好印象
「リゾートトラストレディス」でツアー初優勝を挙げた稲垣那奈子を初めて見たのは昨年4月のステップアップツアー「フンドーキンレディース」でした。 安定感のあるいいゴルフをして12位フィニッシュ。そ…
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海外メジャーは忍耐力がなければ戦えない。どんどん深みにハマる恐ろしさがある
先週は「リゾートトラストレディス」のセッティングとスカイA解説のためグランディ鳴門GC36(徳島)にいました。 コースの中で18番パー4が4日間通して難易度が最も高く、平均スコア4.325と…
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壮絶だった申ジエと藤田さいきの戦い…試合解説のイヤホンからは「私死ぬかもしれない」と聞こえた
ワールドレディスサロンパスカップは、初日から首位キープの藤田さいきが申ジエとのプレーオフの末に敗れましたが、体調不良のなか、4日間戦い抜いた精神力には驚きしかありません。 最終日は咳もひどく…
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教え子を世界で活躍する選手に育てるジャンボ尾崎さんの眼力 細かいことは言わないが…
ジャンボ尾崎さんが指導する教え子が国内外で大活躍です。 今季の海外女子メジャー初戦「シェブロン選手権」では、参戦2年目の西郷真央が米ツアー初優勝の快挙。これで日本勢のメジャー覇者は5人になり…
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菅楓華 10代優勝のチャンスは残り3試合。あとは意識の問題だけですが…
今季開幕戦から3試合連続の最終日最終組で回って優勝争いに絡み、4試合連続トップ10入り。 これまで5試合を消化して予選落ちが一度もなく、現在ポイントランク2位と大飛躍して注目を集めるのがツア…
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国内組にも学んでほしい スイングやスタッツよりも大事なモノ…米挑戦組との間に力の差を感じた
吉田優利が2位に9打差をつけて圧勝した「Vポイント×SMBCレディス」には米女子ツアーで戦う日本人選手が出場し、5人がトップ10に入りました。正直、国内組とは力の差があるな、とわかります。 …
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竹尾麗央、岩井千怜の同時V効果…海外が身近になり、米挑戦への道筋が見えてくる
開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」を連覇した岩井千怜は格が違いましたね。 冷たい雨風の過酷な条件に見舞われた初日は2オーバー21位タイ発進と出遅れながら、焦らずに2日目以降はしっかり立て直…
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今季ツアー開幕戦に期待すること、試したいこと…開幕戦は全体のレベル、トップ10の技量を確認したい
女子ゴルフの2025年シーズンが始まりました。開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」には今年から米女子ツアーに参戦し、3戦目「ホンダLPGAタイランド」で優勝争いに絡み2位の大健闘を見せた岩井明愛、前…
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プレー中に襲われる緊張との上手な付き合い方…実験してみたら興味深いデータが出てきた
プロもアマチュアの皆さんと同じようにプレー中に緊張することがあります。 優勝目前のショットやパット同様に、私は予選通過を決めるパットにストレスを感じました。 予選カットの場合、週末の…
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スイング改造の難しさ、怖さ、失敗談…私は競技生活終盤でアドレスを変えて肩を亜脱臼
スイングはプロアマ問わず、体調やコース状況によって常に変化しています。ベストショットが長続きしない理由です。 女子プロは1年を通して毎日微調整しながらスイングの安定感をキープしています。修正…
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オフの今、女子プロがすべきこと、やってはいけないこと…寒い時期だから焦りは禁物
シーズンオフの今、女子プロはいったい何をしているの? と気になるファンは多いと思います。3月の開幕戦まであと1カ月ちょっと。これから初戦に向けて体がスムーズに動けるように追い込みが始まります。 …
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渋野日向子はアタマと体をリンクさせるのが何よりも先決。解決策はゼロからのリセット
米女子ツアーが早くも今月から始まります。 今季は参戦する日本人選手も増えて、日本勢の活躍が大いに期待されます。なかでも根強い人気を誇るのは、海外初挑戦の2019年全英女子オープンでメジャー優…
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人気女子プロがいなくなる来季ツアーの課題…一人一人の奮起を大いに期待したい
米女子ツアー最終予選会に挑戦した山下美夢有(成績1位)、岩井千怜(2位)、明愛(5位)、吉田優利(9位)、馬場咲希(24位)の5選手が出場資格を獲得できる上位25位に入り、来季から主戦場を海外に移し…
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桑木志帆ツアー初Vから3勝のウラに3人の有能スタッフ…コーチ、トレーナー、キャディーの支えで来季も期待大
今季女子ツアーは初優勝から8勝を挙げて、初の年間女王に輝いた竹田麗央が大いに注目されましたが、初優勝から3勝マークの桑木志帆も目覚ましい活躍を見せました。 1勝目の「資生堂レディス」は逆転。…
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山内日菜子 プロにとって初優勝よりも2勝目が難しい理由
今年の「伊藤園レディス」は山内日菜子がツアー2勝目を挙げました。 直前までシード圏外のポイントランク73位。本人も来季出場権をかけて今月26日からのファイナルQTを覚悟していましたが、2年連…
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竹田麗央の強さと上田桃子のツアー撤退に思うこと…競技人生が長くなれば恐怖も増す
日米共催「TOTOジャパンクラシック」は竹田麗央が6ホール、約2時間にも及ぶプレーオフを制して今季8勝目。4月のツアー初勝利から圧巻の強さです。 プロにとって飛距離は大きな武器であると改めて…
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押しも押されもせぬ連続女王の山下美夢有が…今季初勝利まで時間がかかったのはなぜ?
一昨年5勝、昨年も5勝を挙げて連続年間女王の山下美夢有が「富士通レディース」で11カ月ぶりに優勝しました。 今年は6月の海外メジャー「全米女子プロ」を含め2位が8度もあります。安定感抜群とは…
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コース設定の目標は「世界レベルの選手を輩出する」…担当者は選手の力を引き出す“演出家”の役目を担っている
佐藤心結が通算15アンダーの大会タイ記録でツアー初優勝を果たした「スタンレーレディスホンダ」のコースセッティングを担当しました。タフな「日本女子オープン」の翌週開催であり、富士山の裾野に広がる会場は…
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日本女子OP優勝の必須条件は「フェアウエーを外さないこと」…総合力が試されるタフなゲーム展開に
今週は国内メジャー「日本女子オープン」です。大会直前の月曜日に会場の茨城・大利根CCをプレーしましたが、とても素晴らしく仕上がっていました。 大会は日本ゴルフ協会の主催競技。他の女子ツアー競…
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竹田麗央は海外メジャー挑戦でさらにスケールアップ 新たな歴史を切り開いてほしい
日本女子プロゴルフ選手権は国内メジャー4大会(公式戦)のうちのひとつであり、1996年大会に勝った私にとっても特別な大会という意識があったと思います。 公式戦に対する思い入れはそれぞれ違いま…