人気女子プロの魅力にアプローチ
-
桑木志帆ツアー初Vから3勝のウラに3人の有能スタッフ…コーチ、トレーナー、キャディーの支えで来季も期待大
今季女子ツアーは初優勝から8勝を挙げて、初の年間女王に輝いた竹田麗央が大いに注目されましたが、初優勝から3勝マークの桑木志帆も目覚ましい活躍を見せました。 1勝目の「資生堂レディス」は逆転。…
-
山内日菜子 プロにとって初優勝よりも2勝目が難しい理由
今年の「伊藤園レディス」は山内日菜子がツアー2勝目を挙げました。 直前までシード圏外のポイントランク73位。本人も来季出場権をかけて今月26日からのファイナルQTを覚悟していましたが、2年連…
-
竹田麗央の強さと上田桃子のツアー撤退に思うこと…競技人生が長くなれば恐怖も増す
日米共催「TOTOジャパンクラシック」は竹田麗央が6ホール、約2時間にも及ぶプレーオフを制して今季8勝目。4月のツアー初勝利から圧巻の強さです。 プロにとって飛距離は大きな武器であると改めて…
-
押しも押されもせぬ連続女王の山下美夢有が…今季初勝利まで時間がかかったのはなぜ?
一昨年5勝、昨年も5勝を挙げて連続年間女王の山下美夢有が「富士通レディース」で11カ月ぶりに優勝しました。 今年は6月の海外メジャー「全米女子プロ」を含め2位が8度もあります。安定感抜群とは…
-
コース設定の目標は「世界レベルの選手を輩出する」…担当者は選手の力を引き出す“演出家”の役目を担っている
佐藤心結が通算15アンダーの大会タイ記録でツアー初優勝を果たした「スタンレーレディスホンダ」のコースセッティングを担当しました。タフな「日本女子オープン」の翌週開催であり、富士山の裾野に広がる会場は…
-
日本女子OP優勝の必須条件は「フェアウエーを外さないこと」…総合力が試されるタフなゲーム展開に
今週は国内メジャー「日本女子オープン」です。大会直前の月曜日に会場の茨城・大利根CCをプレーしましたが、とても素晴らしく仕上がっていました。 大会は日本ゴルフ協会の主催競技。他の女子ツアー競…
-
竹田麗央は海外メジャー挑戦でさらにスケールアップ 新たな歴史を切り開いてほしい
日本女子プロゴルフ選手権は国内メジャー4大会(公式戦)のうちのひとつであり、1996年大会に勝った私にとっても特別な大会という意識があったと思います。 公式戦に対する思い入れはそれぞれ違いま…
-
申ジエの大きな太ももと下半身、難しい状況を即座に見極める高い適応力に目を見張る
海外メジャー最終戦「AIG女子オープン」は申ジエが2位フィニッシュ。昨年大会の3位に続き、2年連続トップ3の大活躍を見せました。 2008年、12年大会に勝ち、米女子賞金女王タイトルを獲得、…
-
河本結が5年ぶりの通算2勝目!孤独感や不慣れな環境にやられ「体重6キロ減」からの復活劇
先週の「NEC軽井沢72」は河本結(25)が5年ぶりツアー2勝目を挙げました。長く勝てず、苦しかったと思います。 ルーキーだった6年前に初めて下部ツアーで見た時は、自分のことを非常に冷静に分…
-
川﨑春花 復活のカギはクラブを替えずに使い続けたこと...腰痛、メンタル不調の悪循環からの脱却
川﨑春花が2年ぶりに「ミネベアミツミレディス」でツアー3勝目を挙げると、「大東建託・いい部屋ネットレディス」も制して7月に2戦連続優勝と勢いがあります。 ルーキーイヤーの2022年に2勝を挙…
-
古江彩佳の生命線は強いこだわりを持つ2本のウエッジ…メンタル頑健でも繊細なクラブ感覚
米女子ツアー参戦3年目の古江彩佳がメジャー「アムンディ・エビアン選手権」を制して本当にうれしく思います。 今年6月の全米女子オープン2勝目の笹生優花に続き、日本人女子のメジャーチャンピオンは…
-
小祝さくら 脳が疲れにくい「驚異的な省エネプレー」…日米通算225試合連続出場を可能にする独特の武器
今季2勝を挙げて賞金ランク1位、ポイントランク3位につける小祝さくらが今週の「ミネベアミツミレディス」で日米通算225試合連続出場記録を更新しました。 私が現役だった時には今堀りつさんの48…
-
黄金世代・大里桃子は171㎝のショットメーカー 「スイングと体の不調」を乗り越え3年ぶり3勝目
大里桃子が「宮里藍サントリーレディス」で3年ぶりに3勝目を挙げました。 黄金世代の一人であり、171センチとツアーでは大柄で、もともとショットメーカーです。2018年のプロテストに合格すると…
-
笹生優花「楽しむプレー」に徹して掴んだメジャー2勝目 大会中のコメントに必ずあった一言
笹生優花がすでにタイトルを持つ全米女子オープンを3年ぶりに制し、日本勢初のメジャー2勝目を挙げました。 スイングを見た時に初めて勝った2021年大会とは球筋が違って見えました。ボールを飛ばす…
-
天本ハルカは遅れてきた黄金世代 粘り強いのは何度もプロテストに跳ね返されて学んだから
いま女子プロテストは受験者が非常に多く、合格率は約3%という狭き門です。その難関を5度目の挑戦で突破したのが「パナソニックオープン」で初優勝を挙げた天本ハルカです。勝みなみ、小祝さくら、渋野日向子ら…
-
15歳アマのリ・ヒョソンが見せたチャレンジ精神と技術はプロ顔負け あるべき女子プロの姿を再認識させられた
国内メジャー今季初戦「サロンパスカップ」は、大会前日のプロアマに雨が降りましたが、初日からグリーンのスピードが戻り、大会期間中は晴天に恵まれて例年になく難コースになって各選手ともスコアメークに苦しみ…
-
竹田麗央はパッティングが改善され史上4人目の快挙達成、ポイントランキング首位浮上
「KKT杯バンテリンレディス」で初優勝した竹田麗央が、翌週の「フジサンケイレディス」では初日から首位に立っての完全V。史上4人目の初優勝から2週連続優勝の快挙を成し遂げて、ポイントランクでもトップに躍…
-
ツアー初V阿部未悠は勝機を見逃さずギアの上げ方がうまい
先週の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」は、ともにツアー初優勝を狙うプロテスト合格同期の2人が最終ホールまで素晴らしいゴルフを見せてくれました。 同じ首位タイ発進から65で回り1打…
-
臼井麗香はスイング改造で体とクラブの動きが連動 不振を乗り越えツアー初V
最終日が悪天候のため中止になった「アクサレディス」は、2日目が終わって単独首位の臼井麗香がツアー初優勝。主催者推薦出場で、自身今季初戦という数少ないチャンスを見事につかんでみせました。 彼女…
-
鈴木愛はスイング軸が「腰幅」から「首幅」になり安定感アップ
鈴木愛が今季2戦目「明治安田レディス」で通算19勝目を挙げました。 初日から一度も首位の座を譲らず、2位に6打差をつけて圧勝をアピールしました。完全優勝は自身6度目ですが、4日間大会では初め…