人気女子プロの魅力にアプローチ
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申ジエの大きな太ももと下半身、難しい状況を即座に見極める高い適応力に目を見張る
海外メジャー最終戦「AIG女子オープン」は申ジエが2位フィニッシュ。昨年大会の3位に続き、2年連続トップ3の大活躍を見せました。 2008年、12年大会に勝ち、米女子賞金女王タイトルを獲得、…
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河本結が5年ぶりの通算2勝目!孤独感や不慣れな環境にやられ「体重6キロ減」からの復活劇
先週の「NEC軽井沢72」は河本結(25)が5年ぶりツアー2勝目を挙げました。長く勝てず、苦しかったと思います。 ルーキーだった6年前に初めて下部ツアーで見た時は、自分のことを非常に冷静に分…
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川﨑春花 復活のカギはクラブを替えずに使い続けたこと...腰痛、メンタル不調の悪循環からの脱却
川﨑春花が2年ぶりに「ミネベアミツミレディス」でツアー3勝目を挙げると、「大東建託・いい部屋ネットレディス」も制して7月に2戦連続優勝と勢いがあります。 ルーキーイヤーの2022年に2勝を挙…
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古江彩佳の生命線は強いこだわりを持つ2本のウエッジ…メンタル頑健でも繊細なクラブ感覚
米女子ツアー参戦3年目の古江彩佳がメジャー「アムンディ・エビアン選手権」を制して本当にうれしく思います。 今年6月の全米女子オープン2勝目の笹生優花に続き、日本人女子のメジャーチャンピオンは…
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小祝さくら 脳が疲れにくい「驚異的な省エネプレー」…日米通算225試合連続出場を可能にする独特の武器
今季2勝を挙げて賞金ランク1位、ポイントランク3位につける小祝さくらが今週の「ミネベアミツミレディス」で日米通算225試合連続出場記録を更新しました。 私が現役だった時には今堀りつさんの48…
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黄金世代・大里桃子は171㎝のショットメーカー 「スイングと体の不調」を乗り越え3年ぶり3勝目
大里桃子が「宮里藍サントリーレディス」で3年ぶりに3勝目を挙げました。 黄金世代の一人であり、171センチとツアーでは大柄で、もともとショットメーカーです。2018年のプロテストに合格すると…
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笹生優花「楽しむプレー」に徹して掴んだメジャー2勝目 大会中のコメントに必ずあった一言
笹生優花がすでにタイトルを持つ全米女子オープンを3年ぶりに制し、日本勢初のメジャー2勝目を挙げました。 スイングを見た時に初めて勝った2021年大会とは球筋が違って見えました。ボールを飛ばす…
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天本ハルカは遅れてきた黄金世代 粘り強いのは何度もプロテストに跳ね返されて学んだから
いま女子プロテストは受験者が非常に多く、合格率は約3%という狭き門です。その難関を5度目の挑戦で突破したのが「パナソニックオープン」で初優勝を挙げた天本ハルカです。勝みなみ、小祝さくら、渋野日向子ら…
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15歳アマのリ・ヒョソンが見せたチャレンジ精神と技術はプロ顔負け あるべき女子プロの姿を再認識させられた
国内メジャー今季初戦「サロンパスカップ」は、大会前日のプロアマに雨が降りましたが、初日からグリーンのスピードが戻り、大会期間中は晴天に恵まれて例年になく難コースになって各選手ともスコアメークに苦しみ…
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竹田麗央はパッティングが改善され史上4人目の快挙達成、ポイントランキング首位浮上
「KKT杯バンテリンレディス」で初優勝した竹田麗央が、翌週の「フジサンケイレディス」では初日から首位に立っての完全V。史上4人目の初優勝から2週連続優勝の快挙を成し遂げて、ポイントランクでもトップに躍…
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ツアー初V阿部未悠は勝機を見逃さずギアの上げ方がうまい
先週の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」は、ともにツアー初優勝を狙うプロテスト合格同期の2人が最終ホールまで素晴らしいゴルフを見せてくれました。 同じ首位タイ発進から65で回り1打…
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臼井麗香はスイング改造で体とクラブの動きが連動 不振を乗り越えツアー初V
最終日が悪天候のため中止になった「アクサレディス」は、2日目が終わって単独首位の臼井麗香がツアー初優勝。主催者推薦出場で、自身今季初戦という数少ないチャンスを見事につかんでみせました。 彼女…
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鈴木愛はスイング軸が「腰幅」から「首幅」になり安定感アップ
鈴木愛が今季2戦目「明治安田レディス」で通算19勝目を挙げました。 初日から一度も首位の座を譲らず、2位に6打差をつけて圧勝をアピールしました。完全優勝は自身6度目ですが、4日間大会では初め…
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山下美夢有はパリ五輪出場を狙い海外メジャーに積極参戦 2年連続が物語る「女子プロ随一」の武器
2024年JLPGAツアーが今週の「ダイキンオーキッド」から開幕しました。今季も2年連続年間女王に立ち、圧倒的な強さを見せる山下美夢有のゴルフに注目が集まるでしょう。 トップの座を守り続ける…
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神谷そらはドライバー飛距離1位 「強み」は笑みを絶やさずツボにはまった時の爆発力
ルーキーイヤーの昨季に国内メジャー「日本女子プロ」と「フジサンケイレディス」の2勝を挙げた神谷そらは、幸運の持ち主だと感じます。 37試合に出場して優勝を含むトップ10入り6回(ランク25位…
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竹田麗央は母と叔母のDNAを受け継ぐ「新ドラコン女王」
昨年9月の協会公認ドライビングコンテストで飛距離271.3ヤードを記録してドラコン女王になった竹田麗央は、2022年のポイントランク58位から23年は22位へと大きく躍進して初シードを手にしました。…
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ツアー9年目の濱田茉優は昨季シード50位に飛び込み復活、今季は初V期待
女子ツアーはプロテストに合格したばかりの若手が活躍しており、シード争いが年々激しくなっています。数年前まで複数回優勝を重ねて強かったベテランでさえシードを手放すことが珍しくなくなりました。 …
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岩井明愛&岩井千怜 2024年は姉妹そろって絶対的な強さを見せて欲しい
ルーキーイヤーに活躍したプロにとって、2年目は周囲の期待がより大きくなり、好成績を求められるプレッシャーもあって年間を通しての戦い方が難しくなります。 女子ツアーを代表する顔になった岩井明愛…
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吉田優利が高2で描いた「24歳でLPGAツアー参戦」が現実に 2024年から海外が主戦場
LPGAツアー出場権をかけて米アラバマ州で行われた最終予選会「Qシリーズ」(6日間競技)を吉田優利は通算19アンダー・7位で終え、26アンダー・2位の西郷真央と共に来年から主戦場を海外へ移します。 …
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安田祐香は試練を経てプロ4年目に初シード獲得、宮里藍とよく似ている
女子ツアーは若手の活躍が目覚ましく、今年は12選手が初シードを獲得しました。 その中にプロ4年目の安田祐香がいます。 アマ時代は16歳で2017年日本女子アマを制し、ツアーでも優勝争…