山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ

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 前週の全英女子オープンに優勝した山下美夢有(24)は5日に帰国。休む間もなく8日開幕の「北海道meijiカップに出場する。

 帰国直後に東京都内の日本記者クラブでの会見ではスイングの指導を受ける父・勝臣(まさおみ)さんについて「技術はもちろん私の方がありますし、お父さんは(ゴルフの)スコアも100前後。納得いかないときは反抗的な感じで言ったりとかもありましたけど、やっぱり信頼している。スイングや技術面のことも納得できる。教えるのはすごい上手い」と言った。父の指導と、プロ2年目の2020年に約300万円で購入した弾道計測器「トラックマン」でショットの精度を上げていった。

 昨年のエビアン選手権に勝った古江彩佳(25)のコーチも父の芳浩さんだ。ゴルフとは無縁だった父は独学でゴルフを学び、幼少の頃から古江のスイングを作り上げてきた。

 例えば、女子ツアー15勝(メジャー2勝含)で世界ランク1位のN・コルダ(27)にはJ・マリガンというスイングコーチがいるし、トップ選手はスイングだけでなく、パットやアプローチを教えるコーチとも契約している。

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