巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた
199勝目が遠い。
巨人の田中将大(36)が13日の中日戦に先発登板。初回に3点の援護をもらうと、四回まで散発4安打、5奪三振の好投を見せた。今季2勝目を確信させる内容にチームとファンのボルテージが上がる中、勝利投手の権利を手にするべく向かった五回のマウンドで、スタンドの声援がため息に変わった。
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1死一塁で2番・山本を二ゴロに打ち取り、併殺チェンジ--と思った直後、セカンドの門脇が二塁へまさかの悪送球。一塁走者が生還して1点を失うと、3番・上林と5番・ボスラーに適時打を浴び、同点に追いつかれてしまったのだ。
巨人OBが言う。
「門脇のミスはかばえませんが、田中将の球数は5回で81球に達するなど、ボール球が多く、リズムが悪かったのも事実。4月3日の今季初登板で1勝して以降、二軍再調整もあって200勝へ足踏みが続く田中将をなんとか勝たせようと、野手が硬くなっている。前回登板のヤクルト戦でも、セカンドの増田大が1点リードの六回に何でもない二ゴロをファンブルし、結果的に田中将の白星を消してしまいました」
そうは言っても、とこのOBが続ける。