横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

公開日: 更新日:

 春のセンバツで19年ぶり4回目の優勝を果たした横浜(神奈川)は、17日に津田学園(三重)との3回戦に臨む。昨秋の神宮大会と合わせて3冠を目指す村田浩明監督(39)に、名門校を率いて勝ち続ける重圧、2022年5月に週刊誌に報じられたパワハラ騒動などについて話を聞いた。

 ──3冠を目指し、勝って当たり前というムードもある中、重圧は感じませんか?

「プレッシャーを感じないようにするのではなく、逆に自分も選手もプレッシャーをかけ、向き合って、それを越えていくことを目指しています。僕が『夏に勝ってこそ本物』と発言したことでさらにプレッシャーがかかるわけですが、そこをなんとか乗り越えていく意識が結果につながっているのかなと」

 ──県大会の準々決勝・平塚学園戦は最大4点差を追いかける苦しい展開で、九回2死から逆転サヨナラ勝ち。

「夏は負けたら反省できない大会。プラスに考えながら戦っていました。あの状況から逆転できたのは、よほど強いチームなのかなと思います。今までは僕自身が勝とう勝とうと気負ってしまい、負け続けてきましたが、選手には『本当の負けないチームになったな』と声をかけました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然