謝罪会見で不倫否定 ベッキーは素直に認めるべきだった？

謝罪会見でのベッキー（Ｃ）日刊ゲンダイ

　作られたイメージは時として窮屈になる。タレントの殻を脱げば、３１歳になる女性。結婚、出産を考えても不思議のない適齢期。仲良しの上戸彩もすでにママである。焦りを感じてもおかしくない。記事を読むと、どんどん彼にのめり込んでいくベッキーの心情が読み取れる。

　純粋な恋愛だったら、「応援したい」という声も出ただろうが、結果は不倫。昔、報道で初めて「相手が妻子持ち」であることを知った女優がいた。即座に別れたが、ベッキーも素直に不倫と認めたうえで謝罪したほうが潔かったと思う。後出しジャンケンのように川谷から既婚者であることを知ったのだから、同情の余地は残っていた。これまでと変わらぬベッキーでいても、周囲からは「不倫していた子」と断定的に見られてしまう。
（ジャーナリスト・二田一比古）