大岡玲作家

１９５８年生まれ、東京外大卒。「黄昏のストーム・シーディング」で三島由紀夫賞。「表層生活」で芥川賞。小説執筆の他に書評、美術評論、ワインエッセーなど幅広い分野で活躍。「本に訊け！」「男の読書術」「新編ワインという物語聖書、神話、文学をワインでよむ」などの著作がある。東京経済大教授。

【主権者は誰？】古典で読み解くカン違い政治家の危なさ

公開日：2020/09/14 17:00　更新日：2020/09/14 17:00

　この稿が日刊ゲンダイに載るのは、自民党の次の総裁が選出される日である。きっと、菅官房長官が次の総裁＝首相に「すべり上がる」のだろう。現状そういう仕組みである以上、私ごときがここで不平を言っても「ごまめの歯ぎしり」（そんなタイトルのブログ見たことありますね）に過ぎないが、菅長官の…

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