「我が家」杉山裕之さんが万引で書類送検…起訴される分かれ目は?
お笑いトリオ「我が家」の杉山裕之さんが、スーパーのセルフレジで一部の商品のバーコードを通さずに持ち出したとして、窃盗の疑いで書類送検されたと報じられました。被害は食料品7点、合計1189円とされ、杉山さんは容疑を認めているそうです。
「書類送検」と聞くと重大な事件のように感じるかもしれません。しかしこれは、警察が調べた記録を検察官に送るという意味です。警察は原則としてすべての事件を検察官に送るので、書類送検されたこと自体は特別なことではありません。
事件を受け取った検察官は、①裁判にかけない「不起訴」、②法廷を開かず書面だけで罰金を科す「略式起訴」、③公開の法廷で裁判をする「公判請求」のどれにするかを決めます。
ここで大切なのが「起訴猶予」です。これは「罪を犯したことは確かだけれど、今回は裁判にかけない」という不起訴の一種です。法律は、本人の性格や年齢、罪の重さ、事件後の様子などから、裁判にかける必要がないと判断すれば、検察官は起訴しなくてよいと定めています(刑事訴訟法248条)。
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