シニアのためのマネー講座
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シニアとバッテリーは「力」と「熱」に弱い
「国内最高気温は、いつ、どこで、何度?」 もちろん正解は「1933年、山形で40.8度」。これがわれわれの常識だった。しかし、いつの間にか、連日の40度超え。ついに国連は「温暖化」ではなく「灼…
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免許更新の視力検査は“雨乞い”儀式と一緒?
アフリカのある部族が雨乞いの儀式を行うと、必ず雨が降るという。なぜだろうか? 正解は「雨が降るまで踊り続けるから」である。 昔からある古典的なクイズだが、これと似たようなことが巷でも…
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今や知的パワーも劣化…これが貧乏になった「ニッポン」の現実だ
日本人はいつから貧乏になったのか。海外旅行に行けない。ブランド品が買えない。回転ずしはいつからこんな値段になったのか? 100円ショップじゃなくて、これじゃ300円ショップだ! かつての経済…
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投資論を語る「AI詐欺」にダマされないために…科学の進歩でリスクも高まる
「ず~っと見続けるんですよ」 飲み屋で隣に座ったオヤジがおもむろに語り始めた。 電車のなかで気に入った女の子を見つけると、ず~っと視線を向けるのだという。 「向こうがこっちを向い…
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若い世代に大人気の「デビットカード」は中高年こそ使いこなしたい
(んっ、若者のクセにブラックカードだと。そんな金持ちそうに見えんがどうして……) 最近、彼らの間ではやっているのが、「デビットカード」。機能はほとんどクレジットカードと同じだが、違うのは「自分…
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「国の借金」と「ウチのおコメ事情」は同じ?
気が付けば、家中、コメだらけになっている。コシヒカリにカリフォルニア米、玄米にタイ米まで。足元で「コメ不足」が報じられる中、無意識のうちにストックしている。 「コメが食べられなくなったら大変!…
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ベテラン投資家は湾岸戦争の悪夢が蘇る…アメリカとイランのミサイル攻撃は「現代版プロレス」か
時は1999年1月4日。プロレス界のみならず、世間にも激震が走った。そう小川直也VS橋本真也である。 バルセロナ五輪・柔道銀メダリストの小川と、最強・橋本との一戦--結果は予想を大きく裏切り…
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ぶら下げられたニンジンはパクッと食べて走らなければいい…これが賢明な国民の行動だ
元上司をまくのが大変だった。あれは二十数年前のこと。ある宗教団体に入信させられ、その支持政党に投票するように強要された。 昔からの関係もあり、どうしても断れなかったのである。そこで選挙当日、…
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「勝つ者が許されない世界=日本の税制」の現実を知る
ここは都内某所の雀荘。バブルの狂騒が冷めやらぬ、平成初期の“あるある風景”だ。 「場代は全部で9万3000円です。よろしくお願いします」 店主の残したメモを見て、メンバーたちを虚無感が…
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2026年スタート予定「プラチナNISA」の落とし穴…すぐに飛びつくと痛い目に
「ここはキャバクラじゃないんで」 ボーイから素っ気ない言葉が返ってきた。ここは某地方都市の繁華街。オヤジたちが少ないお小遣いで、つかの間のパラダイスを楽しもうとしているときであった。 …
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小泉農相と大増税と株価暴落…裏で“Z”が動く
「あれっ? 声が、遅れて、聞こえてくるよ」 ご存じ「いっこく堂」の名セリフだ。巧みな腹話術によって、複数のキャラクターを操る。人形になりかわって、軽快な言葉を並べていくのだ。まさに名人芸である…
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投資の世界のヒエラルキー「触らぬマドンナに祟りなし」
「前から3両目の2番目の右側のドア」 そう心で唱えながら、駅までの坂道を駆け上がる。絶対に遅れるわけにはいかない。出会えればラッキー。今日一日の運命が懸かっている。 高校2年生の風薫る…
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「隠れ年金」のもらい忘れに注意すべし…申請しないとダメ
「おい! それはないだろう!!」 サッカー選手が雄たけびをあげる。審判からレッドカードを食らったのだ。これで一発退場。次の試合は出られない。選手にとっては、ある意味「死刑宣告」。そう簡単に納得…
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「マネハラ」には要注意…もしかしたら加害者になっているかも?
「ママ、これプレゼント!」 隣のオヤジが大きな袋を渡している。 「そうか今日はママの誕生日なんだ。まったく知らなかった……」 自分は何も用意してないから、ちょっと恥ずかしい気持ち…
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資産100億円のカリスマ個人投資家が口座を乗っ取られた…そこから私たちが学ぶべきこと
「お父さん気を付けて!」 このシーズンになると、腕に覚えのある元体育会系のヤングパパがケガをする。そう、春の運動会だ。 「自分は走れる!」「子供にいいところを見せよう」などと思って、一目…
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漫画家の予言「2025年7月5日に大災難」で問われる投資家としての資質
「本当の大災難は2025年7月5日にやってくる!」 ネット上では大騒ぎだ。某漫画家の予言が話題になっているからだ。 どうやら日本とフィリピンの間で、大津波か海底火山の噴火が発生、場合に…
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フィッシング詐欺への対策は「先の先を読む」訓練だ
子供のころからアニメは「本当に不思議だな~」と思っていた。 宇宙戦艦ヤマトがガミラス艦隊と対峙するとき、何でいつも正面を向いているのか? 宇宙空間ならば逆さまになってもおかしくはない。 …
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トランプ大統領の“戯言”に騙されるな! 情報をいろいろ集めると「本当の狙い」が見えてくる
居酒屋で隣に座ったオヤジが静かに語りかけてきた。 「俺は数年前に妻と子供を交通事故で亡くし、今もその悲しみを引きずっている」と……。 世の中にこんな不幸な話があるものか。実際に聞いたの…
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にっちもさっちもいかない「2つの米」問題…全部、トランプが悪いのか
世界中が「トランプ関税」で大騒ぎだ。すべての国に一律10%を課したほか、貿易赤字の多い国にはさらに上乗せ。日本、中国、韓国、台湾などに20%以上の追加関税を課した。 日本の産業界は大騒ぎ。特…
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1円玉は貯まるばかり…大量の小銭と中高年の悲しい「共通項」
「おまえ、盗まれているぞ!」 まだ、若かりし20代のとき、隣の席の先輩からこう言われたことがあった。 「課長がおまえのお金を盗んでいる」と……。 どうやら自分の机の一番上の引き出…