巨人・阿部監督の「現行犯逮捕」で警察と報道機関に感じる疑問
5月25日の夜、衝撃のニュースが飛び込んできました。読売ジャイアンツの阿部慎之助監督が長女に暴行を加えたとして、警視庁に現行犯逮捕されたとの内容でした。数時間後に釈放されたとのことですが、今回の騒動の責任を取り、監督を辞任することになりました。
今回の件でまず申し上げたいのは、被害者とされる阿部氏の長女への誹謗中傷は厳に慎まなければならないということです。阿部氏が監督を辞任する事態となりましたが、その責任を長女にぶつけるという二次被害を生じさせることはいかなる理由があっても決して許されません。
また、児童相談所や警視庁の対応についても、一部批判の声が上がっていますが、少なくとも暴行の事実を把握した児童相談所が被害者の身体・生命等を守るために警察に通報したこと自体は責められるべきではありません。現行犯逮捕についても、要件及び逮捕の必要性(逃亡・証拠隠滅のおそれ)を満たしていたのであれば、やむを得ない判断だった可能性もあります。
一方で、私が一番疑問に思っているのが、「今回の一件を報道する必要があったのか」です。逮捕報道から数時間後に釈放され、その後被害者である長女も通報したことを後悔している旨の声明を発表しています。そもそも警察は、逮捕された直後に急いで報道機関に発表する必要があったのか、報道機関も速報性のみを重視して報道する必要があったのかという疑問です。
■関連記事
-
日本の皇族存続への危機と「愛子天皇待望論」 皇室典範改正で旧宮家の男性が「養子」に…受け入れ可能な4宮家が抱える難題とは
-
クラフトウイスキーを飲む旅に出る 【富山・三郎丸蒸留所】ウイスキー造りを五感で体験 樽工房を一般に公開している希少な蒸留所
-
パブ&ビアバー 珠玉の一杯をじっくり味わう ビアライゼ'98(東京・新橋)「ビールメーカーが生みの親なら、注ぎ手は育ての親。最後に一杯を完成させるんです」
-
風を感じてビールをグビッ! 最高にうまい外飲みが楽しめる3軒 サカナヤマルカマ(神奈川・鎌倉)刺身と総菜で一杯…魚屋の角打ちはもはや料理屋レベル
-
注目の人 直撃インタビュー 相次ぐ情報漏洩…サイバー攻撃は誰が何の目的でやっているのか? セキュリティーの専門家に聞いた
-
ウイスキー初心者へ おいしい一杯に出合う方法教えます「Bar Tenderly」の宮崎オーナー「最初から氷と合わせるともったいない」
-
世界一の店も取材 ブルワリーで飲んで食べる東西4軒 「MacKenDy」(神奈川・辻堂)年間王者は200リットル級 飲んべえが集うブルーパブ


















