著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

20歳をわずかに超え戦死した出陣学徒の無念さを読み解く3つの条件

公開日: 更新日:
特攻隊の出撃。昭和20(1945)年、大分航空隊からたびたび飛び立った(C)大分合同新聞社/共同通信イメージズ

 出陣学徒についての項をひとまず閉じるにあたって、いくつかの歴史に継承されるべき遺稿や遺言、さらには彼らの次代に託した思いについて語っておかなければならない。特に齢22、23歳で人生を閉じてしまわなければならなかった学徒たちの無念の思いは、継承される必要がある。

 その継承… 

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