著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「憲法と日本人」(9)護憲論より心情的な安定感を持つように見える改憲論の正体

公開日: 更新日:
ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック・パラリンピック TEAM JAPAN応援感謝パレード(4月25日)/(C)日刊ゲンダイ

 人類史が不安定な方向に向かっている時に、本来なら人類の目標ともいうべき第9条を抱えている憲法は、逆に意味を持つとの論もある。しかしそれは、現実にはこの国の国際的地位を高めることにはなっていない。実際にアメリカに従属する形での安全保障は、好むと好まざるとにかかわらず、第9条を形骸… 

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