因縁の小学校は今、国有地再売却に向け重機作業中…でも地中のゴミは撤去されない
敷地では重機が作業している。筆者が大阪航空局に問い合わせたところ、先月からゴミの撤去作業が始まったという。校舎の建設で出たゴミが敷地内に仮置きされていたため、再度の売り払いを前に建設会社に撤去を求めたという。
この土地にはほかに5000トンのゴミが埋まっているという調査結果を国交省が去年公表した。森友学園に売却した際の推計と比べ4分の1ほどにとどまる。しかもこれらのゴミは撤去されない。現状のままでも売り払いに支障はないと判断したという。
■巨額値引きは不当な判断だった
当時はゴミの量を4倍も多く見積もった上、実際には撤去された形跡がないのに全量撤去を前提に8億円を値引きした。いかに不当な判断だったかを示す。
校舎はかつて艶やかなえんじ色だった。しかし建設から10年近く、子どもたちを迎えることもなく、すっかり色あせている。雅子さんは校舎を見上げつぶやいた。
「この校舎は世の中から忘れられていますね。私の裁判も同じように色あせてしまうことを国は望んでいるんでしょうね」
しかし国有地が売却されれば再び注目を集める。裁判もこれからだ。事件を色あせさせてはならない。 (随時掲載)



















