<4>回答者2000人 PB“ごらく”大規模ホールアンケート実施

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機種開発にユーザーの本音を反映

 かつてに比べパチンコユーザーの数が減っていると言われているが、ギャンブル依存症という社会問題に直面し規制によりメーカーがギャンブル性の高い機種を作れなくなっているのだから、ある意味致し方ないところだろう。空調設備、休憩スペース設置等の工夫でホールの快適度は格段に増しているというのに何か対策はないものか……ヘビーユーザーの記者だけに、より事を深刻に捉えている。そんな中、あるホール企業の取り組みに注目してみた。

年間1億人以上の遊技データと自信の接客力が成功のカギ握る

 メーカー機にひと味加えたPB機を設置することで、よりユーザーが楽しめることを証明したのが、全国に400店舗以上を構える最大手のダイナム。多くのユーザーの声を聞くダイナムは10年前からパチンコPB機開発に着手。新たな規制が敷かれる今年、そのPB機に“ごらく”というブランドをつけ本格展開を開始した。2月に登場した「フィーバーパワフル2018DS」「フィーバークィーン2018DS」はスペックを少し工夫しただけなのに連チャン性能、出玉性能ともメーカー機より増し、好評稼働中だ。こうなると第3弾が待ち遠しくなってくるが、どうやら大いに期待してよさそうだ。

 ダイナムは先ごろ、新機種開発にフィードバックさせるため大規模なユーザーアンケート調査を実施した。ごらく2機種を打ち終えたユーザーに対し10項目にわたるアンケートに答えてもらうというものだが、その数は実に2000人分。膨大なデータが収集できたのは、年間1億人以上のユーザーが訪れるという規模の大きさだけではなく、ホールとユーザー間に良い関係が築かれているからに他ならない。これもダイナムだからこそ可能なことで、PB機が成功するか否かのカギを握ることになる。

ダイナムにしかできない強みでイメージ変える新基準機に期待

 肝心のアンケート結果だが、当然勝ち負けにより気分は異なるし、メーカー機との違いに気づいていない人も多かった。その中で2機種に満足したと答えたユーザーは全体の7割強。詳しいコメントを見ると、いかにも“ごらく”スペックの恩恵だと見受けられるものも多かった。“ごらく”は順調にスタートを切ったといえそうだ。

 ダイナムによれば「今回のアンケートでは幅広く、かつ詳細なデータをかなり多く収集することができた。これこそがダイナムの強み。膨大な数の遊技データとともに分析し、今後の“ごらく”機種開発に反映させていきたい。これは我々の使命だと捉えている」。くしくもこの2月の新基準により今後導入されるパチンコ機種は、従来機種に比べ簡単にいえば“出ない”“勝てない”機種となる。この事実を知るパチンコファンは今、さぞへきえきしていると想像がつくが、そんな中で一縷の望みともいえるのがダイナムの“ごらく”。今後一層、脚光を浴びることになりそうだ。

【連載】ホール発案PBパチンコ人気のヒミツ

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