著者のコラム一覧

高嶋仁智弁和歌山名誉監督

１９４６年５月、長崎県五島市生まれ。海星高校で１９６３、６４年の甲子園に出場。日本体育大学卒業後は保健体育教師として智弁学園（奈良）に赴任。７２年に同校野球部監督。甲子園に３度出場。８０年からは智弁和歌山に転任し、春は９４年、夏は９７、２０００年に甲子園優勝を果たした。甲子園通算６８勝（３５敗）、３８度出場、１０３試合はいずれも歴代最多。昨年の夏の大会後、現場を退いて名誉監督に就任した。

歴代68勝最強監督が語る甲子園

星稜の剛腕・小松辰雄が試合前練習で全力投球しなかった訳

公開日：2019/04/11 06:00　更新日：2019/04/11 06:00

中日でもエースとして活躍した小松（Ｃ）共同通信社

　星稜（石川）の山下智茂元監督（７４）とは１度だけ、甲子園で対戦したことがあります。私が奈良の智弁学園の監督だった１９７７年の夏。後に中日で１２２勝した小松辰雄が、星稜のエースでした。

　ウチはその年の春の甲子園でベスト４、向こうはプロ注目の小松が在籍。両方とも優勝候補とい…

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り978文字／全文1,119文字)

【連載】歴代68勝最強監督が語る甲子園

前の記事箕島との練習試合では尾藤監督を質問攻めにし野球の勉強を 2019/04/10 06:00
次の記事「この人には負けたくない」と思った大垣日大・阪口監督 2019/04/12 06:00

この連載の一覧を見る

■関連記事