巻頭特集
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何も答えない岸田首相 デタラメ予算案が衆院無風通過の国会茶番
いったい、こんな“茶番国会”が許されるのか。税金ドロボーと叫びたくなる国民もいるだろう。 一般会計で114兆円超という過去最大の2023年度予算案を、衆院がいともアッサリ「無風通過」させてし…
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この国に大きなイベントをやる資格なし 大阪万博でも談合五輪と酷似の闇
「平和の祭典」の中身は結局、汚いカネにまみれた「どす黒いイベント」だった。 公正取引委員会の刑事告発を受け、2月28日、東京地検特捜部が独禁法違反(不当な取引制限)罪で、大手広告会社などを起訴…
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G7議長国とやらの正体 ウクライナにのめり込みトルコには冷酷
「本年のG7議長国としてウクライナ問題に対する結束を主導していく」 「日本は今年から国連安保理非常任理事国も務めている」──。 最近やたらとこうアピールして、国際社会のリーダー気取りの岸…
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岸田政権が低支持率で安定 軍拡と原発のデタラメを報じない大メディアの大罪
一般会計総額が過去最大の114兆3812億円となる2023年度予算案が28日、与党の賛成多数で可決され、衆院を通過。憲法の衆院優越規定に基づき、年度内成立が確実となった。28日午前の衆院予算委員会で…
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ウクライナで目くらまし 41年ぶりの物価高に政府・日銀の無力・無能
花粉の飛散と暖かな日差しに本格的な春の到来を実感する季節だが、物価高で懐は寒い。国民の暮らしは深刻化する一方だ。 総務省が24日に発表した1月の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除く総…
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次から次へとふざけた話 五輪談合、一網打尽で断罪が必要
どこまで甘い汁を吸っていたのか。次から次に明らかになる「東京五輪」のデタラメな税金の使われ方に、さすがに国民も怒り心頭だろう。 「特命随意件数 競争の1.5倍」──毎日新聞(23日付)のスクー…
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出遅れた岸田首相 ウクライナ訪問に前のめりになる愚
ロシアがウクライナに軍事侵攻を開始してから、24日で丸1年。岸田首相が焦燥感を募らせている。バイデン米大統領が20日にウクライナを電撃訪問。主要7カ国(G7)のうち、首脳が未訪問なのは日本のみとなっ…
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頭にあるのはトマホークだけ 岸田政権に少子化対策などやる気なし
岸田首相が年頭記者会見で「異次元の少子化対策に挑戦する」とブチ上げてから2カ月近く経ったが、雲行きはどんどん怪しくなっている。人口減少と国力低下はイコールだ。無論、経済力の浮沈にも直結する。自民党を…
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GDP世界3位転落目前 自民党政権を続けさせたら凋落するだけ
「安いニッポン」「先進国で唯一ゼロ成長」「賃金の上がらない国」──。そんなうれしくない代名詞が定着し、日本が“貧しい国”へと転落しつつあることを、国民もだんだん分かってきた。それでも、あらためて具体的…
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共産党も何やってんだか 岸田暴政、野党のふがいなさに国民の苛立ち
通常国会の召集から、20日で4週間。国会の審議は驚くほど低調だ。理由は単純明快。野党の追及不足に尽きる。 今国会で印象に残っている野党議員は1月31日の衆院予算委員会で質問に立った立憲民主の…
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異次元緩和の修正など出来るのか やるなら歴代政権と黒田日銀の断罪が先
恐らく政権サイドのリークなのだろう。4月8日に任期満了となる黒田日銀総裁の後任に、経済学者の植田和男氏をサプライズ起用した舞台裏についての報道が盛んに流されている。 昨年の夏ごろから首相官邸…
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重要な国会審議もスルー つくづく日本を腐らせているのは大メディア
3.11の教訓をどう考えているのか。なぜ、大新聞テレビは、目の前で起きている異常事態を国民に伝えないのか。 とうとう「老朽原発」の稼働期間の大幅延長が決定されそうな雲行きだ。現在、原発の稼働…
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加速する岸田暴政 トマホーク500発一括購入は百害あって一利なし
「日本は客観的かつ公正な立場を維持し、米国の大げさな騒ぎに追随しないでほしい」 中国外務省の汪文斌副報道局長が14日の記者会見で、日本政府に対して自制を求めた「怪しい気球」をめぐる問題。米国は…
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本命が固辞、安倍派のドーカツ 日銀総裁人事“ろくでもない”裏側
4月8日に任期満了となる日銀の黒田総裁の後任に、元日銀審議委員で経済学者の植田和男氏を起用する人事案が14日、国会に提示された。3月19日に任期が切れる副総裁2人の後任には、前金融庁長官の氷見野良三…
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日銀総裁人事でもチラつく影 今なお国を歪める安倍の亡霊
やはり、安倍派におもねった人事案なのか。 政府は14日、日銀の黒田総裁の後任に経済学者の植田和男氏を起用する案を国会に提示。新たな副総裁に前金融庁長官の氷見野良三氏と日銀理事の内田真一氏を起…
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いきなり「黒田日銀は正しい」とは 植田新日銀総裁に失望の声
「物価の番人」と呼ばれる日銀の新総裁と副総裁2人の人事案が14日、国会に提示される。先週末から報道されている通り、黒田総裁の後任に就く見通しなのは、元日銀審議委員で経済学者の植田和男氏。新体制を支える…
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年寄りにはタンス預金しかない ルフィの背景に黒田日銀の大罪
事件の話題がこれだけ長続きするのは、久しぶりだ。連日、大新聞・テレビを賑わせてきた「ルフィ」グループの幹部4人が日本に強制送還。ついに逮捕されると、大メディアは朝から晩まで大騒ぎ。まさにルフィ報道一…
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統一教会、日本会議とズブズブ 自民党保守派の正体と家族観
首相秘書官のLGBT差別発言を機に、LGBTや同性婚をとりまく問題が政治の重要テーマになってきた。岸田首相は政権への批判をかわそうと、自民党内で2年前からたなざらしになっている「LGBT理解増進法案…
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捕まっているのは小物ばかり「死人に口なし」「巨悪は逃げ切り」に国民の憤懣
どこまで腐り切った大会だったのか。「贈収賄」の次は「談合」である。東京五輪に絡んで、また逮捕者だ。 東京五輪・パラリンピックの運営をめぐる談合事件で、東京地検が8日、大会組織委員会の運営局の…
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過去を振り返れば差別と蔑視の自民党 取り繕っても国民は見ている
「不当な差別と受け取られても仕方がない」(永岡文科相) 性的少数者(LGBTなど)や同性婚を巡る荒井前首相秘書官の差別発言を巡り、閣僚から批判の声が続出している。 7日の閣議後会見で、…