前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

公開日: 更新日:

 タイガース・前田健太(37)が日本時間2日、メジャー出場の前提となる40人枠から外れた。

 メジャー10年目の今季は開幕から中継ぎで起用され、7試合で0勝0敗、防御率7.88と精彩を欠いていた。今後、7日間以内に他球団へのトレードかウェーバーにかけられ、獲得するチームがなければ、マイナー降格か解雇となる。前田はメジャーに3年以上在籍しているため、7日以内に移籍先が決まらなければ、FAになる権利を有している。

 前田はかねてから、「最後は日本でプレーしたい」と話しており、2015年以来10年ぶりの日本球界復帰も取りざたされるが、ベテラン右腕に関心を寄せるメジャー球団も少なくないという。

 大谷翔平(30)らのドジャースもその一つ。ここにきてド軍はスネル、グラスノーと左右の両エースが故障で離脱。ゴンソリンが右肘のトミー・ジョン手術から復帰したとはいえ、先発の頭数は少ない。現状のローテは山本、佐々木、メイ、ゴンソリンの4人で、5人目はブルペンデーを設けて凌いでいる。

 野球文化学会会長で名城大学教授の鈴村裕輔氏がこういう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷が佐々木朗希への「痛烈な皮肉」を体現…耳の痛い“フォア・ザ・チーム”の発言も

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い

  4. 4

    (1)身内すらも“監視し欺く”情報統制…機密流出犯には厳罰、まるで落合博満監督のよう

  5. 5

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった

  1. 6

    巨人に漂う不穏な空気…杉内投手チーフコーチの「苦言連発」「選手吊るし上げ」が波紋広げる

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    公明党が自民党総裁選に異例のドーカツ…「ポスト石破」本命の高市早苗氏&小泉進次郎氏に影落とす

  5. 10

    ぐっすり眠りたければ寝室のエアコン設定を25度超にしてはいけない