巻頭特集
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どうしても「戦争する国」にしたい岸田政権「今日のウクライナは明日の東アジア」という国民騙し
さすがに、あの訓示には、ぎょっとした国民も多かったのではないか。 防衛大学校の卒業式(26日)に出席した岸田首相が、中国を念頭に「今日のウクライナは、明日の東アジアかも知れない」「防衛力を抜…
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戦争回避よりも準備に加速 見えてきた岸田首相の危険な正体
通常国会はなんだかんだで政府与党ペースで進み、アッと言う間に折り返しだ。 参院で審議中の2023年度予算案をめぐっては、28日の予算委員会での締めくくり質疑と採決を実施。本会議に緊急上程され…
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「戦争する国」にまっしぐら 対立を煽り軍拡を急ぐ岸田首相でいいのか
また「G7議長国」をアピールだ。岸田首相は26日、防衛大学校の卒業式の訓示で自身のウクライナ訪問に触れ、「ロシアによる侵略の惨劇を直接、目の当たりにし、これを繰り返さないために侵略を一刻も早く止めな…
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選挙前に税金私物化 抜本策ではなくバラマキの姑息と無責任
岸田自民党は、どこまで姑息なのか。「統一地方選」の前半戦が3月23日に告示された。投開票日は4月9日だ。 これまで国民生活を蔑ろにしてきたくせに、選挙直前、岸田政権が税金のバラマキを決定して…
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遠い戦争に前のめり 日本がやるべきはウクライナへの加担なのか
「日本とウクライナの関係はより一層強固なものとなり、G7議長国を務める日本として、ウクライナ侵略への対応を主導する決意を示すことができた」 キーウ電撃訪問から23日早朝戻った岸田首相。午後から…
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証人喚問でケリをつけよ 絶体絶命の高市大臣をめぐる国会審議の珍風景
高市経済安保相は、いつまで空騒ぎを続けるのか。放送法が定める「政治的公平性」の解釈変更に関する総務省の内部文書について、高市は今も「捏造」と主張し続けている。 22日は総務省が追加の調査結果…
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パフォーマンスとバラマキ 岸田首相「電撃ウクライナ訪問」の危うさ、怖さ
外遊中の岸田首相は21日(日本時間)、かねて切望していたウクライナ入りし、首都キーウでゼレンスキー大統領と首脳会談を果たした。岸田は2カ月後に控えるG7広島サミット開催に並々ならぬ意気込みをみせてい…
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財源も示さず選挙用の打ち上げ花火 増税・防衛費倍増 少子化対策 どっちが本気かは歴然だ
何のためにわざわざ記者を集めたのか。岸田首相が17日夕に開いた記者会見の中身のなさに疑問の声が上がっている。 前日の16日には、初訪日した韓国の尹錫悦大統領と首脳会談を行って共同記者会見に臨…
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安倍路線を継承のくせに他人事 高市問題でとことん姑息な岸田首相
放送法の解釈変更をめぐる総務省の文書を「捏造」と断じた高市経済安保相は、まだまだ強気の姿勢を崩そうとしない。17日の会見でも、「捏造」発言について「撤回するつもりはありません」と言い切った。 …
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ダラダラと続く高市騒動 薄っぺらで見苦しい自民党議員の「啖呵」
放送法の政治的公平性の解釈を巡る総務省の行政文書問題で、連日、野党から国会で追及を受けて“火ダルマ状態”となっている高市経済安全保障担当相の口からまた、仰天発言が飛び出した。 15日の参院予…
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牙を抜かれたTV局 高市辞任でも幕引きというわけにはいかない
放送法の「政治的公平」に関する総務省の行政文書をめぐり、大立ち回りを演じている高市経済安保担当相がいよいよ土俵際に追い詰められてきた。自身に関わる文書4枚を「捏造」「不正確」と断じて一歩も引かないが…
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歴代政権に唯々諾々 放送法の解釈の前にTV局トップの態度が問題だ
「恥ずかしながら、羽鳥アナウンサーの大ファンで、朝は8時から8時5分までの間は、羽鳥さんの顔をひと目見て出かけるくらいでございます」 いよいよ、詭弁のネタも底をつきたらしい。13日の参院予算委…
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次から次へとデタラメ発覚 側近のチンピラを重用、国民を舐めていた安倍政治
放送法の「政治的公平」に関する行政文書をめぐる問題。その本質は、憲法や放送法が保障する表現の自由に対する不当な政治介入だが、当時総務相だった高市経済安保相が「捏造だ」と言い張るため、岸田政権は調査に…
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物価対策も一時しのぎ 自民党政権ではいつまでたってもゼロ成長
「何の反省もありませんし、負の遺産だとも思っていません」──。不愉快そうな表情でそう答えたのは日銀の黒田総裁だ。10日の金融政策決定会合後の記者会見。来月8日に任期満了を迎える黒田にとって最後の定例会…
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一番組だろうが局全体であろうが番組への政治介入は言語道断
連日、総務省の内部文書をめぐる問題が報じられ、テレビ画面に高市経済安保相の顔が映らない日はない。 この文書には、安倍政権下の2014年から15年にかけ、放送法が定める「政治的公平性」の解釈変…
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高市大臣をクビにできない岸田首相も同じムジナ 当事者の証人喚問以外なし
どうやら、高市早苗経済安保相は、最後まで「知らぬ存ぜぬ」「捏造だ」──で押し通すつもりらしい。 さすがに、松本剛明総務相も「すべて総務省の行政文書だ」と認めざるを得なかった、いわゆる総務省の…
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松本総務相は膿を出し切れるのか 元首相補佐官、総務省幹部の証人喚問が絶対必要
そりゃあそうだろう。文書の体裁や細かな質疑のやりとりが克明に記されている時点で、誰がどう見てもホンモノだった。 放送法が定めた番組の政治的公平性の解釈を巡り、安倍政権下の首相官邸と総務省との…
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批判的なコメンテーターは今や皆無 自民党政権の言論弾圧“黒歴史”
第2次安倍政権以降、権力は公然と大手メディアに圧力をかけ、萎縮したメディアによる忖度は常態化し、「権力の監視」は骨抜きにされた。大きな転換点となったのが、2015年5月に示された放送法の政治的公平性…
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さながら圧力団体 異次元緩和の非を認めない安倍派の異様
「アベノミクスは失敗ではありません。もし失敗して経済が悪くなっているのなら、われわれはとっくに選挙に大敗して政権を失っている」──。日曜の朝っぱらから、自民党の世耕弘成参院幹事長が吠えていた。 …
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メディア恫喝政権の釈明も怪しい 放送法めぐる内部文書大騒動
言論弾圧の「証拠文書」なのか、それとも「第2の偽メール事件」なのか──。3日の国会は、総務省が作成したとされる「内部文書」をめぐって大荒れだった。 立憲民主党の小西洋之参院議員が入手した総務…