巻頭特集
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救済新法で幕引きのつもり? 統一教会と自民党の歴史的総括が必要だ
臨時国会の会期末が5日後に迫る中、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の被害者救済に向けた新法案が6日、衆院本会議で審議入りする予定だ。岸田首相も出席して法案の趣旨説明と質疑を行い、消費者問題特別…
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防衛費倍増で敵基地攻撃 岸田首相は米国と安倍派の走狗同然
岸田首相が、なりふり構わず軍拡路線を突き進んでいる。 2日、自民党と公明党が「敵基地攻撃能力」の保有について合意。国家安全保障戦略など政府が年内に改定する安保関連3文書に明記されることになっ…
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なぜ支持率3割政権が勝手に決めるのか 防衛費倍増、敵基地攻撃を巡るデタラメ
「敵基地攻撃能力(反撃能力)保有」の既成事実化がドンドン進んでいる。11月30日も<トマホーク最大500発購入>と読売新聞が1面トップの大見出しで報じていた。反撃の手段として想定する国産ミサイルの改良…
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喉元過ぎればアッケラカン 姑息な原発延長を許す国民も問題だ
国民が望む政策には腰が重いが、世論の反対が強い政策を決めるのはやたらと早い。第2次安倍政権以降、嫌というほど見せつけられてきたとはいえ、今度ばかりは正気の沙汰とは思えない。ウクライナ危機に乗じて岸田…
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どうやら4人目も同じパターン これほど学習しない総理がかつていたか
岸田内閣には「疑惑の見本市」が何人いるのか。もはや4人目の大臣更迭は確実なのではないか。臨時国会の冒頭から「政治とカネ」の問題を追及されてきた秋葉復興相に、新たな疑惑が次々に浮上している。 …
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大がかりな悪事の裏に何がある? 国民の関心は電通と政界の黒い癒着だ
汚れた五輪の利権構造は底なしだ。東京五輪のテスト大会に関する入札で談合があったとして、東京地検特捜部と公正取引委員会が独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで強制捜査に乗り出した。 家宅捜索…
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敵基地攻撃だけは着々 看過できない「泥舟政権」の憲法破壊
この国をどうするつもりなのか。一気にキナ臭くなってきた。 自民党と公明党が25日、実務者会合を開き、自衛のために敵のミサイル基地を叩く「敵基地攻撃能力」の保有について議論を開始した。これまで…
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今や岸田内閣は疑惑の巣窟 こんな政権が戦争大増税を企む悪辣
増税。増税。増税──。年末の風物詩とはいえ、気分がめいってくる。来年度の予算編成に向けて活発化している政府や与党の税制改正論議だが、少子化国家のカネなし知恵ナシ政権は、何をするにも国民負担増に頼ろう…
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W杯優勝候補ドイツ撃破の大金星!大胆不敵「森保マジック」のシタタカ戦略を徹底解説
森保一監督(54)率いる日本代表が、W杯制覇4回の優勝候補ドイツ相手に2-1の劇的逆転勝利を飾った。 ■まさかまさかの大逆転劇 序盤から日本選手は自陣にくぎ付けとなり、33分にドイツに…
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人材払底の自民党 「案の定ダメだった」と言われる岸田首相の体たらく
空虚な男の本領が嫌というほど発揮されている。1カ月足らずで大臣が3人も交代。内閣支持率は下落基調に歯止めがかからない。これという意思もなく、漂っているだけの岸田首相に世間はホトホトうんざりしているの…
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1カ月に大臣3人辞任の異例事態 次の辞任ドミノは総スカンの岸田首相
またしても、遅すぎる判断だった。 「政治とカネ」をめぐる問題が次々と噴出しながら、「問題ない」「事務的ミス」と強弁して粘ってきた寺田総務相がついに辞任した。 先月から臨時国会が始まって…
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辞任ドミノ、党内に反旗 帰国後の岸田首相を待ち受ける生き地獄
カンボジア、インドネシア、タイの東南アジア3カ国を歴訪した岸田首相が19日、帰国の途に就く。出発予定の11日午後に「死刑はんこ」発言の葉梨前法相を事実上更迭したドタバタが重なり、結局、羽田空港を発っ…
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大メディアのむなしい日中首脳会談チョーチン報道 マトモな識者はこう見ている
「3年ぶり」と大騒ぎだった日中首脳会談が17日夜、タイのバンコクで行われた。APEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議の機会を捉えての岸田首相と習近平国家主席の初の対面会談である。安倍政権時代に習の…
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自民党と統一教会の闇は? 被害者救済法で疑惑にフタではたまらない
さすがにこの臨時国会に法案を提出し、年内に成立させる方針のようだ。 統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の被害者を救済するための「新法」について、ようやく政府自民党が動き出している。18日に…
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増税に虎視眈々 支持率3割政権が目論む「ふざけた」国民負担増
2022年7~9月期の実質GDP(国内総生産)の速報値が、4四半期ぶりにマイナス成長に陥った。15日に公表された内閣府の調査結果によると、物価変動の影響を除いた実質GDPは前期比0.3%減となり、こ…
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米中首脳会談で赤っ恥 「外交の岸田」の無定見とトンチンカン
「4年8ケ月の外務大臣を終え、歴史に名を残した岸田文雄」 岸田首相が代表を務める広島県第1選挙区支部が配布している「岸田文雄季刊誌」を冠する「翔」(2017年8月30日発行)は、第2次安倍政権…
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「もう無理」の声も 辞任ドミノで問われる岸田首相の資質
「前代未聞だ。こんなこと初めてじゃないか」 岸田首相が葉梨法相を更迭するのが遅れ、外交日程に影響が出たことに、与党のベテラン議員が呆れ声を上げた。11日午後の予定だった東南アジア歴訪の出発が、…
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また後手後手で悶絶の蟻地獄 次に辞めるのは寺田総務相か岸田首相か
また後手後手だ。どうして岸田首相は、即刻クビを切らなかったのか。「死刑はんこ」発言が猛批判をあびていた葉梨康弘前法相がようやく更迭された。さんざん更迭を拒否した挙げ句、世論に追いつめられてクビを切る…
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言葉の軽さは首相も同じ 岸田迷走政権で問題閣僚が続出のワケ
「身から出たサビ」が止まらない。政権浮揚を狙う岸田首相のもくろみはまたも木っ端みじんだ。 統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の被害者救済法案をめぐり、与野党協議を蹴っ飛ばして閣法提出を電撃発…
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支持率下落で場当たり・迷走に拍車 末期的な岸田内閣の政権運営
「審議日程を組み立てて進める雰囲気がない。行き当たりばったりだ」 身内の与党議員からもこんな批判めいた不満の声が漏れているらしい。 8日、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)をめぐる…