経済ニュースの核心
-
安倍元首相急死と参院選自民大勝で…「日銀vsヘッジファンド」勝負の行方は?
安倍晋三元首相が凶弾に倒れ、参院選で自民党が大勝したことを受け、市場の注目は、日銀による大規模金融緩和の転換時期に集まっている。「安倍氏が亡くなったことで、大規模金融緩和がどうなるのかが最大の関心事…
-
大手脱毛サロン「キレイモ」運営会社が経営危機! 幹部は倒産を否定するが…
大手脱毛サロン「キレイモ」「メンズキレイモ」を運営するヴィエリスが危機に瀕している。6月30日には現幹部男性がテレビ朝日の取材に応じて、「昨年11月30日に経営が交代した段階で、すでに経営が良くなく…
-
パワハラで訴えられた「ハシモトホーム」とは? 40代男性社員が自殺し労災認定
青森県八戸市の住宅会社「ハシモトホーム」の青森支店に勤務していた40代の男性社員が自殺したのは、上司のパワハラが原因だとして、男性の遺族が6月20日、同社と橋本吉徳社長に対して約8000万円の損害賠…
-
JR西やZOZOなど続々実施 株主総会も“バーチャル”の時代に…アバターが出席する日も近い?
「今年の株主総会はバーチャル総会元年と言っていい。自身の分身(アバター)で株主総会に参加する日も近いかもしれません」 こう話すのは大手信託銀行幹部だ。信託銀行は機関投資家として株主総会で議決権…
-
日銀総裁「ポスト黒田」の有力候補に浮上…対照的な経歴の「2人の名前」
いま金融界で密かに読まれている本がある。前日銀副総裁の中曽宏氏(東大大学院経済学研究科金融教育センター特任教授、大和総研理事長)が著した「最後の防衛線 危機と日本銀行」(日経BP日本経済新聞出版刊)…
-
りそなHD東和浩会長退任 波乱万丈のバンカー人生「銀行はなくなってもいい」に込めた哲学
「金融サービス業として40年、いろんなことがありましたが、“自由に仕事をさせてもらって、個人的には、本当に楽しかった”というのが、素直な感想です」 6月24日の株主総会を待って取締役会長を退任…
-
産経新聞のデジタル路線に拍車か 新社長はデスク経験のないデジタルファースト
産経新聞は5月24日、近藤哲司専務(62)が社長に昇格する人事を発表した。飯塚浩彦社長(64)は代表権のある会長に就く。6月24日開催予定の株主総会後の取締役会などを経て正式に決定する。近藤氏は長野…
-
JR九州は工業デザイナー水戸岡鋭治サマサマ…豪華列車の旅は中高年の垂涎の的に
「友近・礼二(中川家)の妄想トレイン」(BS日テレ)が中高年に人気を博している。毎回、鉄道好きのゲストを迎え、理想の旅をひたすら妄想する新感覚な紀行番組だ。鉄道・温泉・グルメなどなど、取り上げられるコ…
-
山形県「きらやか銀行」公的資金申請の舞台裏 実態はコロナ特例を利用した借り換えか
じもとホールディングス(仙台市)傘下で山形県を主地盤とする「きらやか銀行」が13日、公的資金の申請検討開始を表明した。 同日、本店で記者会見した川越浩司頭取は申請の理由について、「コロナの影…
-
「日本郵政」がゆうちょ銀、かんぽ生命の株を手放せないワケ
「郵政民営化法が改正されるかもしれない」 地方銀行の幹部はこう警戒する。 2012年改正の郵政民営化法では、国が日本郵政株の3分の1を持ち続ける一方、日本郵政が持つゆうちょ銀行、かんぽ…
-
みずほFG木原社長に問われる「へこたれない」胆力 顧客からの信頼回復なしえるか?
「何があっても“へこたれない”ということです。長い社会人人生です。すべてが順風満帆に行くことはありません。必ずつまずきがあります。そんな時でもへこたれない。むしろ逆境や失敗を好機ととらえ、自らを奮い立…
-
鶏卵最大手イセ食品の会社更生法手続きめぐり前会長が抗告 懸念される卵の値上げ
鶏卵最大手の「イセ食品」グループを巡る親子喧嘩が泥沼の様相を呈し始めた。事の始まりは、「イセ食品」とグループ企業で飼料仕入れを行う「イセ」が株主である伊勢俊太郎氏と債権者のあおぞら銀行から東京地裁に…
-
マレリ再建計画は波乱含み…“減資が前提だ”と親会社KKRの責任問う声も
「大株主で実質的な親会社である(米投資ファンドの)KKRが減資することが再建計画の前提だ」 3月1日に私的整理の一種である事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)を申請した自動車部品メーカーのマ…
-
北海道経済同友会の新代表幹事にセコマ丸谷会長 あの破綻銀行の“しんがり”だった
北海道経済同友会は北海道放送取締役相談役の渡辺卓代表幹事(74)が退任し、後任にセコマ(旧セイコーマート)会長の丸谷智保氏(67)が就く人事を固めた。今月28日の総会で正式決定する。同時に、北洋銀行…
-
みずほFG木原正裕新社長が旗振り役 グーグル提携の背景にある「ドラッガーの教え」
みずほフィナンシャルグループ(FG)とグーグル・クラウド・ジャパンは3月23日、DX(デジタルトランスフォーメーション)分野での戦略提携で合意したと発表した。みずほは昨年2月からのシステム障害を受け…
-
東宝新社長に松岡修造氏の実兄・宏泰氏が就任…“華麗なる一族”の事業継続の行方は
東宝は3月22日、島谷能成社長(70)の後任として、松岡宏泰常務(55)が5月26日付で昇格する人事を発表した。松岡氏の父方の曽祖父は宝塚劇場を創設するなど阪急東宝グループの創業者で、商工大臣などを…
-
ZOZOは前澤友作氏が去っても業績伸長 ヤフーモールとの食い合い消え相乗効果
ZOZOの業績が好調だ。2022年3月期第2四半期連結累計期間における商品取扱高が2295億円(前年同期比23.6%増)、売上高は762億円(同14.6%増)、営業利益は237億円(同19.5%増)…
-
スルガ銀行で創業岡野家を待望する声 ノジマとの資本・業務提携解消で単独再建目指す
ノジマは9日、保有するスルガ銀行の全株式を同行に売却し、資本・業務提携を解消した。銀行と家電量販店が連携する異業種の組み合わせとして注目を集めたが、提携から3年で元のもくあみとなった。解消の理由は「…
-
政界で高まるMMT待望論 自民党内で二派に分裂する財政問題
岸田文雄首相は昨年10月の参院本会議で、日銀保有国債の一部永久国債化や教育国債の発行について、安定財源や財政の信認確保の観点から「慎重に検討する必要がある」と距離を置いた発言を行った。国民民主党の大…
-
ロシア中央銀行は「金」を買い増していた…ウクライナ侵攻に向け周到な準備か
ロシア軍のウクライナ侵攻に世界の金融市場が揺れている。その中にあって急騰しているのが安全資産といわれる「金」だ。店頭の小売価格は1グラム当たり8000円に近づき、高値を更新している。金地金を扱う業者…