萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情
作家・増田俊也氏による連載、各界レジェンドの生涯を聞きながら一代記を紡ぐ口述クロニクル。待望の第2弾は、「視聴率100%男」として昭和のテレビ界を席巻したコメディアンの萩本欽一氏です。
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増田「欽ちゃんと二郎さんの間には一度もトラブルなしと」
萩本「なし。『次、ネタ何やんの?』って二郎さんが聞く。俺が『マラソン。コーチと選手。以上』『はい、わかったよ』って、それだけ。それ逸脱したこと一回もないです。テレビもね。ちょっと打ち合わせしたいんですが、ってプロデューサーが言うじゃない。そしたら、二郎さんは『僕は欽ちゃんの邪魔しない。もう欽ちゃんに任してるから、私は外に遊びに行きます。それじゃあ欽ちゃんよろしく』って出て行く。プロデューサーが私に『いいんですか?』って驚いて聞くけど、『ええ。そういう役目ですから。お互いに気分のいいやり方でやってるだけで、私はいろいろと考えんのが嫌じゃないすから』って」
増田「そういう意味ではもう、結成されるべきというか、出会うべき人に出会った。実は最初は嫌だったけども、磁石のように反発したけども、パズルがハマるようにバチッとハマったんですね」


















