経済ニュースの核心
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何を予見? 「金高騰」の不気味…オイルマネーも流入へ
金価格が不気味な上昇を見せている。「昨年11月の米大統領選でトランプ氏が勝利したのを境に、金価格が急騰し始めている。このペースでいけば1トロイオンス当たり1300ドルの高値も期待できよう」(商品アナ…
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狙い目は外食産業 気が早いが「今夏は猛暑」関連を仕込む
連日暖かい日が続く。庭のバラも新芽が出てきた。2月24日に発表された気象庁の夏(6~8月)の天候見通しによれば、3~5月と同様に全国的に暖かい空気に覆われやすく、夏の気温は高い見込みだ。また、全国的…
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「UMNファーマ」は治験断念 相次ぐバイオベンチャーの挫折
バイオベンチャー(VB)の挫折が相次いでいる。昨年、アトピー性皮膚炎治療薬の治験に失敗したマザーズ上場のアンジェスMGや抗がん剤開発でつまずいたナノキャリアに続き、今年に入ってからは新型インフルエン…
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関西で大型経営統合へ 地銀再編の次の火薬庫はどこだ?
三井住友フィナンシャルグループ(FG)とりそなホールディングス(HD)が、系列の関西の地銀3行を経営統合する方向で最終調整に入ったことで、地銀業界がにわかにきな臭くなっている。「地銀同士が集まると、…
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気になる東芝の動向 資金確保のため新たな子会社売却も
東芝に対する市場の関心は高まるばかりだ。 もし2017年3月期に債務超過となれば、東証2部に降格する。 となると、東証1部を投資対象とするインデックスETFなどから東芝の売りが出る。…
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増収でも利益へこむ 楽天が悪戦苦闘ポイントキャンペーン
消耗戦――といったところか。16年12月期決算で2期連続の営業減益に陥ったネット通販大手の楽天。ライバルのヤフーやアマゾンに対抗するため昨年1月からはじめたポイント大型セールが重荷となり、販促費が膨…
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金融緩和への大転換 FRB名物理事がトランプに三くだり半
いまメガバンクが最も注目するトランプ政権の人事に動きがあった。米国の中央銀行であるFRB(米連邦準備制度理事会)の金融規制を担当しているタルーロ理事がトランプ大統領宛てに書簡を送り、4月5日ごろに辞…
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イバンカブランド販売中止拡大 反トランプ恐れる米小売業
トランプ大統領は敬虔なキリスト教徒で、酒もたばこもやらない。同氏の発言を見ると、「良いことであれ悪いことであれ、自分に対する他人の評価、とりわけマスコミの評価を決して信じてはいけない」「交渉の達人と…
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3期連続で最終赤字見通し 「タカタ」再建計画は大詰めへ
まさに「崖っぷち」といったところだろう。“殺人”エアバッグ問題に揺れるタカタは先週末、2017年3月期の最終損益が当初の200億円の黒字予想から一転、640億円の赤字に陥る見通しになったと発表した。…
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旧態依然の経営者は戦々恐々 森金融庁長官3年続投なるか
年明け早々から銀行界で密かな話題となっていることに金融庁の森信親長官の去就がある。2015年7月に長官に就いた森氏が、この夏の幹部人事で勇退するのかどうかが焦点で、続投すれば大物長官として3年目に突…
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2・10トランプ&安倍会談で「為替相場」は大荒れの予感
米財務省は半期に1度、外国為替報告書を発表する。昨年4月は中国と日本、ドイツ、韓国、台湾を新たに設けた「監視リスト」に入れた。10月の同報告書でも日本は監視対象である。 1985年9月、ニュ…
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「ヤマトHD」の深き悩み 取扱個数は増加なのに減益のウラ
ネット通販やフリーマーケット(フリマ)市場の拡大などに伴う物量の膨張にヤマト運輸がもがいている。宅配便取扱個数の増加ペースに人の手配が追い付かず、外部委託費がかさんで収益を蝕んでいるためだ。同社を中…
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“超優良”日本電産のカリスマ社長が空売り屋に宣戦布告
「空売り屋の餌食になるような経営はしないということですよ。うちの会社の株を空売りしたらえらいことになるぞ! ということを示さにゃあかん」 1月24日に行われた2017年3月期第3四半期(16年…
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今後の動向に注目 「日本の壁」是正で輸入車販売が伸びる
米ギャラップ社は、トランプ大統領の就任直後の支持率を調査し、1月23日に発表している。世論調査の結果、トランプ氏の仕事ぶりを「支持する」との回答は45%にすぎなかった。調査が始まった1953年以降、…
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16年は40万戸突破も…「貸家バブル」崩壊が近づいている
もはや「バブル」と言ってもよかろう。国交省が1月31日に発表した2016年の貸家着工戸数は41万8543戸と8年ぶりに40万戸を突破した。内閣府の試算による潜在需要の年35万戸を大幅に上回る。なかで…
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資産管理銀行統合へ 三井住友信託がみずほに急接近のウラ
みずほフィナンシャルグループ(FG)と三井住友トラスト・ホールディングス(HD)が急接近していると金融界で話題だ。発端は日本経済新聞が1月18日付朝刊の1面トップで「みずほと三井住友トラスト 系列超…
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トランプ大統領の「つぶやき」で効率的市場仮説の時代へ
江戸時代、黒船を率いて日本に開国を迫った米国のペリー提督は身長190センチ超の大男で砲艦外交が得意、日本遠征の基本計画で、中国人に対したのと同様に、権威に弱い日本人に対しても「恐怖に訴える方が、友好…
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キリンHD 不振のブラジル事業「撤退」方針は賢明な選択か
やはりというべきか。キリンホールディングス(HD)が業績不振の続くブラジルでのビール事業から撤退する方針を固めた。現地子会社のブラジルキリンを年内をメドにオランダのハイネケンに約1000億円で売却す…
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ダボス会議で習近平に同行 “言いなり”アリババが抱く恩
中国の習近平国家主席は17日、スイス・ダボスで開催した「世界経済フォーラム」の年次総会(ダボス会議)で演説し、「保護主義にはノーと断言すべきだ」と発言。中国からの輸入品に高い関税を課すなどと繰り返す…
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2・5千代田区長選は盛り上がる 「選挙関連株」を仕込め
トランプ米次期大統領は、「メキシコ国境に壁」「イスラム教徒は入国禁止」「日韓は核武装」などの発言で、大統領の資質に欠ける危険な人物などと批判していたマスコミ。その報道に相乗りした各国首脳は、一斉に手…