“バリキャリ”役の飯島直子が、停滞気味だった月9再浮上のきっかけになった

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「バスストップ」(2000年/フジテレビ系)

 7の月に大魔王は降りてこず、Y2K問題も大きなトラブルもなく年を越して2000年。20世紀最後の年のドラマは、1月クールの木村拓哉主演「ビューティフルライフ」(TBS系)、10月クールの松嶋菜々子主演「やまとなでしこ」(フジテレビ系)という今でも語り継がれる大ヒット作が生まれた。

 この2作については、最近やたら増えた“テレビの良き時代回顧系バラエティー”でさんざんコスられているのであえて触れず、「やまとなでしこ」の前クールの月9「バスストップ」を語りたい。

 主演は飯島直子(57=当時32)。94年のジョージアCMを機に“癒やし系”として注目されて以来、人気は右肩上がり。眉毛のラインを真似する女子が増え、安室奈美恵の「アムラー」と並んで「ナオラー」なんて言葉が躍っていた。

 同じくナイスバディーの“いいオンナ”代表の藤原紀香がゴージャスすぎるのに対し、どこか隙のありそうな感じが男ウケしていたのは事実。当時付き合いのあったディレクターが「ノリカがフェラーリ、ナオちゃんはGTR」と言い出して、僕は「いや、ランクルだと思う」なんて盛り上がった記憶がある。

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