今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です
かつて試合会場で笑顔を振りまいていた渋野日向子を思い出すと、今は楽しくプレーしていない近況が気になります。
主戦場の米女子ツアーではシード圏(80位内)はおろか準シード(100位内)にも届かず、今季はランク104位。帰国して初戦「スタンレーレディス」は予選落ち。2戦目「富士通レディース」は初日首位に立ちながら、終わってみれば40位。「マスターズGCレディース」も47位と見せ場がなく、ゴルフがうまくかみ合っていません。
海外で苦戦しても、日本に戻ってくれば上位で活躍すると期待されるわけですから、ふがいなさを感じて笑顔が消えるのも仕方ないでしょう。
ピン位置に戸惑いがあるのかもしれません。岩井姉妹に日米コース設定の違いを聞いたところ、距離はさほど変わらないのにピン位置は日本の方が難しいと言うのです。
実際、スタンレーでもピンをガンガン攻めたのは日本の上位選手ばかりで、米国帰りの選手はデッドに狙わずにピンに寄っていませんでした。
渋野も久しぶりの国内大会でピン位置に困惑があるのかもしれません。


















