「韓国の都市伝説」島村恭則著│韓国の都市のあちらこちらに出没する怪異
「韓国の都市伝説」島村恭則著
民俗学者の著者が、韓国で収集した都市伝説を紹介・解説する一冊。
大邱市の中学生ヨンジョは、ある日、学校のトイレに入った。トイレは入り口から一列に並んだ構造で彼女は一番奥の個室を使用。しばらくすると誰かが来た「気配」がした。気配は入り口の個室から次々と扉をノックし、いないとわかると「あ、いない……」とつぶやき、隣をノックする。そしてついにヨンジョの個室の前に立った。恐怖に戦慄する彼女だが、好奇心からついドアの下の隙間から外をのぞいてしまう。その瞬間、「あ、いるっ!」という声が響き渡り、彼女は意識を失ってしまう。
この「タルギャル鬼神」と呼ばれる学校を舞台にした都市伝説をはじめ、病院や軍隊、高層アパート、そして人形関係まで。韓国の都市のあちらこちらに出没する怪異を紹介。
(筑摩書房 990円)


















